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Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論 東北北海道B編

はい!

Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論第2弾⤴️

前回はシーズン初めのローカル大会3つで、今回はいよいよシーズンに入ってきた!っと思わせる、東北北海道ブロックと、関東ブロックの中からベストプログラムを選んでいくつもりが…すみません、選んでいる途中で2つ合わせるのは無理ってなったので…今回は東北・北海道ブロックから選んでいきます❗

ノービスは全日本、ジュニア以降は東日本を懸けた戦いに、あー、シーズンの一つの山場である全日本へ時が進んでいくなっと感じさせるのです❗

いやー、本当はね東京ブロックも観たかったのに、なんで東北北海道ブロックと被るのさーー😠って言うわけで観に行けなかった😭

前回同様、いくつか注意すべきことを…
・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会時点のものです。
・プログラム名・振付師名は大会パンフレットを参考にしてます。

それでは早速行きましょう💨

 

2019 東北・北海道フィギュアスケート選手権
通称:東北北海道ブロック、東北北海道B
期日:2019年9月20日~23日
会場:テクノルアイスパーク八戸(青森県八戸市新井田西4-1-1)

タクシーに『スケートリンク』って言ったらテクノルアイスパークではなく、別のスケートリンクに連れてかれそうになった…冗談抜きで!八戸市内にリンク複数ありますので、『テクノルアイスパーク』もそうですし、『新井田(ニイダ)のスケートリンク』で通じるので気を付けてね!っと言い残して本題に入りましょう❗

男子SP

佐藤洸彬(サトウヒロアキ) 南部美人

SP:チャップリンメドレー
振付:佐藤操

12月の全日本が現役最後の試合っと言うことで…これが最後のブロック大会😭

今まで濃いキャラクターを演じて、東北北海道から東を引っ張ってきた佐藤選手が…って涙出そう…

SAPPORO CUPと同じ日程で行われたMGC杯(行きたかったなー)で初披露のSP。
現役最後のプログラムはチャップリンメドレー🎩

どんなにノリの良さも一つの持ち味である佐藤選手らしい最後のプログラム!!

カラフルなベストがちょっと洒落ている衣装✨

キーンコーンカーンコーン~♪

って鐘が鳴ってから始まり、物凄いスピードを出して4T+2T決まった!!

繋ぎにぴょーんっと飛んだり、曲が変わるところでステップシークエンス(StSq)でリズムを捉えつつ、コミカルに、コミカルに、踊って!観客から手拍子が沸き起こる!

ノリノリで、さすがのエンターテイナーっと思って楽しく見ていたら…スマイルのメロディーが流れ、スピン2本。
そして…
ジャッジ側から見て後ろ向きに立って、くるくるっとステッキを回す振りからの、振り返りが…

うわーん😭やめないでーーー!

って叫びたくなるーーーーー😭

その時の顔は笑顔であるが、なんだかその笑顔を見るとやめるのが寂しくなっちゃうではないか!!!

うわーーーーーーーーん😭

ってブロックの初っぱらから筆者の心の中で大号泣してしまいました😭😭😭

坪井聖弥(ツボイセイヤ) 苫小牧駒澤大学

SP:eye
振付:鈴木理絵/髙木尚美

今季シニアデビュー。
苫小牧市内の大学に進学し、引き続き東北・北海道ブロックとして出場することになって嬉しい😄

昨季からの継続のSPがね、これが坪井選手らしさが光るプログラムなんですよ😍

アコーディオニストのcobaによるeye。高橋大輔さんがバンクーバー五輪で銅メダル取った時のSPの曲です。

坪井選手と言えば、いい意味で危うさもあり、ガラスのように繊細な表現と、ダイナミックなジャンプと歯切れのいいスケーティングが共存しているところ✨ほんのちょっとした動きからも観客を魅了できるスケーターであります。

冒頭の3Loが綺麗に決まり、スピン1つからの3Tで手をついたが2Tを付けた!
スピードあり、かっとんでいくジャンプに見応えある!リンクを大きく使い、緩急の付け方がスムーズ。女性と踊っているのが目に見えて、観る者をゾクゾクさせる😍極めつけはStSq!フットワークの良さに、このゾクゾク感!ワクワクする!ってなるところで2Aを持ってきてフィニッシュするプログラムなわけ😍

最後の2Aチャレンジは置いといて、大学生になってより一層垢抜けて、eyeがますます洒落になってる❗な演技でした✨

 

ジュニア女子SP

宮本藍里(ミヤモトアイリ) 北海高等学校

SP:Rapsodia de Arrable/タンゲーラ
振付:横谷花絵

高校に進学し、師事コーチが変わった今シーズン。

昨季からの継続のSP。ジュニアのSPの指定ジャンプ・スピンの関係などで色々構成をいじっている。冒頭は2Lo、後半のジャンプに2A。フライングシットスピン(FSSp)に変えたりっといった具合に。

曲はそれぞれタンゴの曲を2つ繋いだもの。

バレリーナのような美しい所作で、華麗に舞い踊るのが宮本選手の最大の魅力✨

1音1音しっかり絡め取っていて濃密な表現。顔の表情、手の出し方、音ハメの動きが更にブラッシュアップされていてカッコいい😍

観ててあっという間❗

宮本選手の魅せる世界観がたまらないって思った演技でした✨

長岡柚奈(ナガオカユナ) ROYCE’F・S・C

SP:ピアノ三重奏曲第4番『ドゥムキー』
振付:佐藤操

SAPPORO CUPで初披露したSP。その時から思っていた『緻密な音取り』を話せる時が来た。

交響曲『新世界より』などで有名なアントニン・ドヴォルザークが作曲した曲で、6つの楽章から構成されている。
ちなみに『ドゥムキー』とはウクライナ起源の歌謡曲『ドゥムカ』の複数形や、スラヴ語で『思い』わ『瞑想曲』という意味があるが、作曲者がどういう意味で使ったのかは不明である。

このプログラムでは、前半は第4楽章、後半は第6楽章が使われている。前半と後半では調が違う上に、曲のキャラも違うように感じる。これを書くにあって色々と調べたが、改めて聞いても物語が浮かんでこない、抽象的な曲だなっと感じる。

難解な曲に合わせて、細かい所まで音を取っていく。滑らかな体の使い方で、多彩な動きをしてもしっかりと魅せることができ、テンポにもついていけている。

ちょっとした動き、ほんの数ミリの動きが積み重なって、一つの大きなテーマが見える。長岡選手の演技を見れば、たとえ抽象的な曲でも取っ掛かりが見えてきそうなパフォーマンスだった✨

パンフレットを見たら、操先生!
曲選びの幅が広い!!

描き出す世界観に唸らされた演技でした✨

伊吹有紗(イブキアリサ) 札幌アースFC

SP:映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』より
振付:小田嶋隼

今季ジュニアデビューした選手✨
ノービスAの時のプログラム、バレエ『パキータ』よりの黄色いチュチュ風衣装がとっても可愛かった😍
今季の衣装もとってもお洒落✨

印象に残る衣装でもって演じるのは、カリブの海賊☠️

曲が掛かってからまず目につくのはスケーティング💨膝、足首が柔らかく、それを上手くコントロールしてスピードを出していく滑りに驚く⛸️

冒頭は3Lz+2Tではなく、今回は3T+2T。

リンクを颯爽と駆け抜けていく姿が観てて気持ちいい✨緩急を自在に操ってターンを描くStSq。
気品あって、とても気持ちいい演技✨
カッコ良かった😍

大関凜花(オオセキリンカ) 市立札幌旭丘高等学校

SP:パリの空の下
振付:小田嶋隼

昨季から継続のSP。

音源がとってもお洒落🎀🇫🇷
Florence CosteとJulien Dassinが歌う、男女デュエットで歌う曲✨
YouTubeに公式のMVが出ているので、これを見てください(聞きながらこの後の文章を読んでください)⬇️

紫に、リボンやお花模様をふんだんに使った衣装がまた可愛い😍
この大会から後半のエレメンツの順番が変わっていた!
そして、一つ一つの動きが更に洗練され、パリのシャンゼリゼ通りあたりをお洒落に歩いている情景が目に浮かぶ😍(ちなみに筆者はフランスはおろか海外に行ったことありません)

ジャッジ前を通りすぎる時の笑顔が印象的😆ふんわり大きいジャンプに、ポップやツイズルを効果的に取り入れて、小粋なプログラムに仕上げているのが最高✨

いつかパリに行ってみたいな…

 

次のページにFSでのベストプログラムを書いてます(下へスクロール)⬇️

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フィギュアスケート観戦

Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論 2019年8月~9月初旬編

こんにちはー!

今回から3~5回に分けて、筆者(Lena)の独断による❗2019-20ベストプログラムたちを時系列ごとに書いていきたいと思います。

いくつか注意すべきことを…
・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会当時のもの。振付師名はブロック大会のパンフレットを参考にしてます。

それでは、今回は2019年8月に行われた関東サマートロフィーから始まり、9月の札幌カップまでのベストプログラム集に行きましょう🏃‍♀️💨

関東サマートロフィー2019期日:2019年8月8日(木)~11日(日)
会場:埼玉アイスアリーナ(埼玉県上尾市日の出4-386)

Jr.女子SP

岩澤音桜(イワサワネオ) 神奈川FSC

SP:いつか王子様が
振付:駒場幸大

今季SPはディズニーのアニメ映画『白雪姫』の中で白雪姫が歌っていることで有名な曲ではありますが…

6分間練習の時に事件が起こった❗

ザワザワ、ザワザワ
ふっと見ると、そこには…

リアル白雪姫❗

ツインテールで、赤いカチューシャ、衣装が映画のものと同じ❗ニコニコ笑顔で超可愛い😍
で、振付を見たら駒場先生じゃないですかー。
いつも笑顔😄優美な所作、可憐なパフォーマンスが印象的な岩澤選手だからこそ、ディズニーのプリンセスを演じさせるとは…

駒場先生、反則ですよ😍

いやー、可愛い、可愛い、可愛い演技でした😍

吉野汐香(ヨシノシオカ) 神奈川FSC

SP:逢恋~天地人紀行
振付:坂上美紀

今季吉野選手がSPで使用しているのは、2009年に放送された、NHK大河ドラマ第48作『天地人』の曲である。大河ドラマは、毎回の最後の方に登場人物に関連したものを巡る『紀行』が放送される。この曲は第20回以降に使われたもの。

一度リンクに立てば、大柄で、一蹴りでよく伸びるスケーティング、ジャンプのダイナミックさに目を奪われる。
良さを活かしつつ、柔らかなヴァイオリンの音色に合わせ、表情豊かに、しなやかな動きの数々に心揺さぶられる素敵なプログラムが観れた😍って感動しまくりましたね♪

吉野選手の新たな表現を切り開いたことが印象的だった演技でした♪

田邊桜香(タナベサクラコ) KOSE新横浜プリンスFSC

SP:オペラ『カルメン』より
振付:佐藤紀子

この大会の前の週に福岡県北九州市で行われた飯塚杯に出場し、4位という好成績を残してからの2週連続の大会出場😲(ちなみに、この2週間後にも大会出場しています)

2014年ソチ五輪代表の村上佳菜子さんが現役最後のシーズンのSPに使用した音源と似ている気がしましたね。

冒頭3T+2Tを綺麗に降り、スピン挟んで3Loを回転不足を取られましたが降り、シャーロットから2Aをこれまた綺麗に降り、スピン2つ、そして最後にStSq!キャッチフットスパイラルを行いながら手をヒラヒラさせる振付から入っていったかな(後半にこの振付があったのは確か)?
指先まで神経の行き届いていて美しいポジションをとる所作。そこに情熱と、迫力を滑りに載せて、きらびやかに燃え上がるような舞に筆者大興奮😍

起承転結もはっきりと見えていて、見応え抜群✨鮮烈な演技でした✨

青木祐奈(アオキユナ) 横浜清風高等学校

SP:Live for the One I Love
振付:ステファン・ランビエール

今季初戦で、ステファン・ランビエールの振付のSPを初披露した。

深紅に眩いほどのキラキラが付いた衣装がとても大人っぽかった。
6分間練習では3Lz+3Tに挑戦していたが、本番は3Lz+2Tにした。

女性のボーカルの切ないバラード。
曲の盛り上げに合わせ、持ち味の優美さに加えて、エモーショナルに演じていく。今までの青木選手にはない、新たな表現。もう高校3年生、すっかり大人になっていったなーっと染々に感じました。

残念ながらフリーは体調不良で棄権、そして左足首の大怪我に、コロナで大会中止で、これ以降今季演技を観れなくなってしまった。

ただ、これからまた演技を観れるのがとても楽しみになった演技だったことを胸にしまって、待ち続けます。

Jr.男子SP

大久保政宗(オオクボマサムネ) 長野市スケート協会

SP:映画『ロシュフォールの恋人たち』より
振付:岩本英嗣

ジュニア年齢となり、今季から本格的にジュニアとなったデビュー戦。

結果としては苦いものとはなりましたが、このプログラムと出会えたことが思い出に残った演技でした✨

ロシュフォールの恋人たちの『キャラバン隊の到着』のみが使われているのかな?

冒頭の手を差し出す振付から、とってもお洒落✨指先まで丁寧に、細かな技もスムーズに、効果的に使いこなして表現していく。清らかで綺麗なスケーティングに載せて、小粋な世界を描いていく。

そんなプログラムに惹かれたことが、鮮明に刷り込まれたのであった。

菊地竜生(キクチリュウセイ) 神奈川FSC

SP:If You Do,I Do(威風堂々)
振付:駒場幸大

またしても、6分間練習から事件が起こった❗

衣装が…衣装が…かなり斬新

ですが、ちょっとルールに引っ掛かってしまい1点減点されることになりましたね(その次からは衣装が進化して、その辺は大丈夫でした)。

Fantastic Plastic Machineによる、エルガー作曲威風堂々のDJアレンジ音源。
前のSPは電車の車掌さん風に、JR在来線、東京駅周辺の駅メロを組み合わせた斬新な曲で滑っていましたが、今回もかなり強烈❗

簡単に手拍子にノリたくなる曲で、ついつい手拍子する観客もあり…ジャンプを降りたあと、音階が盛り上がって…
あの有名なメロディーに合わせて、ニースライド❗
Yes❗ウッ❗
っといった音に合わせて振りを決めていく姿に、笑いたくもなり、感心させる❗
氷上のエンターテイナーのような演技が強烈でした✨

流石駒場先生❗面白いプログラムをありがとうございました❗

Sr.男子FS

小林建斗(コバヤシケント) 法政大学

FS:オペラ『道化師』より/ナイトワルツ
振付:服部瑛貴

昨季からの継続のFS。衣装も継続である。
ジャンプの配置や飛ぶ種類、スピンの配置で少し変わったり、ChSq(コレオシークエンス)の内容が変わったりなどはしている。

最初から最後まで、流れの中で突然飛ぶジャンプに狂気さえも感じたのがこの試合でしたね。

重く苦しい雰囲気に包まれて、会場が一気に道化師の世界へ。苦悩・嫉妬、中盤にピアノメロディーのナイトワルツが流れてしっとりと、そしてまた道化師に戻って怒りを爆発させていく。その中にジャンプが見事に絡んでいて、上尾のリンク(ここ埼玉アイスアリーナ)寒さに負けないくらい震え上がった。

そうそう余談ですが、上尾のリンクは一年中寒いです。最高でも10℃下回ると考えて防寒対策を行ってください。

とんだものを観たなーって感じました。

関東サマートロフィーは以上で、次の大会に移りましょう❗

東京夏季フィギュアスケート競技会
期日:2019年8月23日~25日
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市東伏見3-1-25)

Jr.女子SP

依田茉里紗(ヨダマリサ) 城西大城西スケート部

SP:On my own
振付:岩本英嗣

今季初戦で、新しいSPを初御披露目した大会。
この時だけ、冒頭に3Loにチャレンジしたのであった。

曲はミュージカル映画『レ・ミゼラブル』の中でも有名な曲。濃紺で、ボレロみたいになるようにキラキラを貼った衣装が印象的。

依田選手と言えば、パワフルで、スピードたっぷりなスケーティングに載せて、寸分の狂いのない複雑な体の動きが出来ること✨情感たっぷりな動きも出来るため、女優さんのような表現が絶賛されるわけである。

冒頭のしっとりとした動きから悲劇に巻き込まれた世界観に引き込まれる❗中盤のStSqでは歌詞が盛り上がるところを、一音一音をしっかりクラスターの中に絡めとりながら表現していく。2A、スピン2つで物語が終わる。

切ない物語を観たなー。今季の依田選手も凄いなーって思わせた演技でした✨

アイスダンス(シニア)

枝村優花&嶋崎大暉組(エダムラユウカ&シマザキダイキ) 日本大学&明治大学

RD:映画『シカゴ』より
振付:ナタリア・チュニック

コールされ、スタートポジションにつく時に事件が…

優花様の投げキッス💋

すみません、勝手に枝村選手のことを『優花様』っと呼ばせて頂きました。
話を戻して、もう少し詳しい説明をしますと、枝村選手がジャッジに向かって投げキッスをしてアピールしたわけなのですよ😲
演技前から演技の世界観を出すためにやったと思われますが…演技前の時点で観た者全ての度肝抜かれましたね…😅

演技もシカゴの世界観が広がる。ゆう…枝村選手が嶋崎選手を徹底的に悶絶させちゃうところに、観てる側も大パニックヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

いやー、もー、濃くて、強烈な表現にやられました。参りましたヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

すみません、実況するときにリフトの種類思いっきり間違えました。

超スパイシーな演技にとことんやられたと同時に、一気に心を鷲掴みにされました😍

東京夏季フィギュアのベストプログラムは次のページにも続きます❗

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インターハイ

インターハイ2020 フィギュアスケート競技 観戦記録 女子編

さてと、前回は2020年1月に行われたインターハイの男子入賞者の演技感想を書いて、今回は女子入賞者の演技感想をお届けします❗

もう年度跨いでいることは気にせずに…
今回でインハイ関連は最後ですので、お付き合い頂ければ幸いです❗

 

8位 田村綾音選手 広島県:広島県立高陽

SP:アルメニアン・ラプソディー 得点 順位15位 46.22
FS:映画『ラストエンペラー』より 得点 順位6位 86.30

猫のように柔らかな着地、いわゆる猫足着氷のジャンプに、しなやかな動きがとても印象的でした✨

SPの衣装が、模様の使い方が効果的で、いいなと思わせました✨
エキゾチックな音楽に合わせて舞い踊っていて、強烈なインパクトを与えました❗
体のキレがあり、ノーミスで、一つ一つの技の質が高かった✨

FSの青い衣装がとても綺麗✨っと思って見ていたら…スタートポジションに着いて、鳴るはずの音が鳴らない❗暫く待たされて、なんとか音が出たので再びやり直しとなる自体となった。
ただ、そこから殆ど大きなミスなく演じきったところが凄かった✨✨少し回転不足のジャンプがありましたが、凜としてて気品ある雰囲気が伝わる演技がとても素敵でした✨

この好演技があって、ショート15位からフリー6位。総合8位入賞✨個人としても嬉しい結果とともに、学校別対抗においても3位表彰台に大きく貢献した演技でした✨

昨年大会はショート落ちから大躍進👏
4月から3年生、どうされるか分かりませんがまた演技を拝見出来たら嬉しいです♪

 

7位 鬼頭まりあ選手 愛知県:愛知みずほ大学瑞穂

SP:ドラマ『エデンの東』より 得点48.59 順位7位
FS:Unleashed/Never Give Up On Your Dreams 得点 順位84.43 8位

観て驚くのは繋ぎの濃さ❗

ジャンプを飛ぶ直前や、降りてすぐ、スピンやステップの前後と、技の間と間にただ滑っている時間は殆どない。演技中常に何かしらの動きがあって、それに驚くのである。

SPは昨季から継続のプログラム。一つ一つの技の質の高さが光り、GOE(出来栄え点)で全て加点が付く実施✨
さらりと爽やかな風が吹き抜けるような好演技でした✨
2年連続で決勝(フリー)に進出を果たした。

FSはパンフレットには『Unleashed』と記載があるが、『Two Steps From Hell』の曲を2曲繋ぎ合わせたもの。中盤のFSSp(フライングシットスピン)までがUnleashed、それよりあとがNever Give Up On Your Dreamsである。

前半は壮大でどちらかと言ったらゆったりとしたメロディーが流れていき、後半テンポが速くなり、力強い歌詞や歌声にプッシュされる感じに聞こえる。よくよく聞かないと、2曲繋ぎであることに気が付かない。1つの曲のように感じる曲の繋ぎ方だなと感じた。

それに合わせ、前半はしっとりと、時々ジャッジに向けて差し出す手の振付で締まるような動きを魅せる。後半はテンポが速くなったのを捉え、複雑でキレある動きを魅せるプログラムが、他の選手と一味違うなと思わせました✨

フリーで少し回転不足のジャンプがあったものの、ほぼノーミスでクリアな演技で見事インハイ初入賞✨
トランジッションの密度の高さから生まれる演技に、来季も楽しみにしてます!

 

6位 笠掛梨乃選手 愛知県:愛知みずほ大学瑞穂

SP:Over the Love 得点50.52 順位6位
FS:映画『美女と野獣』より 得点84.95 順位7位

今季からシニアに参戦して、全日本にも出場した選手。
持ち前の爆速+イン・アウトをきっちり踏み分けるスケーティングに加えて、この3年間で積み上げた表現が光るなと感じた試合でした。

SPは映画『華麗なるギャッツビー』の劇中歌。『フローレンス・アンド・ザ・マシーン』が映画に提供した曲である。

一瞬で目が醒めそうなスピード⛸️
そんなスケーティングの中から、未練タラタラ、元のさやに戻りたい思いが見える演技に、笠掛選手も高校3年生になったんだなーと思わせましたね。

音をよく捉え、体を大きく使い、緩急もつけて演じていくスタイルに新鮮味と、成長を感じました❗

FSは映画『美女と野獣』。実は笠掛選手は、2017-18シーズンのFSにも美女と野獣を使用しているが、その時と同じところもあれば違う所もある。
冒頭は『朝の風景』であるが、その次が『朝の風景(リプライズ)』に(前は『人間に戻った』を使用している)なり、最後は『フィナーレ』。前のと今季のとでは、フィナーレで使っている部分が違うようにも聞こえる。
曲の話はさておき。
曲や衣装だけでなく、前とは一味違う。
スピードがある中で、丁寧に、物語を伝えていこうとする姿勢。今季のはベルを意識しているのかなっと思いましたね。
キュートな振付もあり、見応えあった演技でした✨

中京大学への進学おめでとうございます!
大学生になった演技も楽しみにしてます!
 

5位 浦松千聖選手 愛知県:中京大学中京

SP:オペラ『トゥーランドット』より 得点57.69 順位3位
FS:ミュージカル『ミス・サイゴン』より 得点91.44 順位5位

I字、ビールマンっといったスピンの回転速度の速さ、ポジションの美しさに、ちょっとした腕の使い方が光ってました✨

SPはトゥーランドット、ボーカルはない。昨季からの継続のプログラム。
冒頭のコンビネーションジャンプは3Lz+2Tにする冷静さもあり、そのあとの要素もきっちり決めた。
終始穏やかな笑顔で滑り、長い手足を最も美しく魅せる所作に惹き付けられました。体感時間1分❗気品ある演技に魅了されました✨

FSはミュージカル『ミス・サイゴン』より。『サン・アンド・ムーン(楽器のみ)』→『序曲(多分、楽器のみ)』→『今も信じているわ(ボーカルあり)』の編曲。

24番目、最終滑走っという状況で、最後まで柔らかな表情で、すっと差し出す腕の美しさが素敵だった✨後半中々ジャンプが上手くいかなかったが、浦松選手の美しさとダイナミックさと両方が活きた表現が、また印象づけられる演技でした✨

去年は補欠で出番が無かった(1校から3人までしか出場出来ない…他にも沢山の選手が所属していて、おまけにレベル高い。中京大中京の層の厚さ恐るべし)。
今回は国際試合やシニアの全日本を経験し、そこで得たものを観させて貰えて良かったなっと感じました。
また来季も楽しみにしてます!

 

4位から1位は次のページに❗

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インターハイ

インターハイ2020 フィギュアスケート競技 観戦記録 男子編

こんにちはー!

2020年インターハイフィギュアスケート競技について、前回場所について書いたから、今回からは本題❗まずは男子演技感想を…
って、おい、いつの話だよって突っ込まないでください😰

前回更新したのは…2月末😲
そもそもインハイ自体開催されたのは、1/22~26だし…

そこは突っ込まないでくださいな…色々忙しかったんですよ…
アメブロからお引っ越しして、ここで書くことにしたり、諸々で忙しくて…

年度も跨いでしまいましたが、最後まで書きます❗
っと言うわけで、男子の入賞選手(1位~8位まで)早速書いていきましょー🏃‍♀️💨

 

8位 杉山匠海選手 岡山県:就実

SP:マック・ザ・ナイフ(歌:マイケル・ブーブレ) 得点57.22 SP順位11位
FS:ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』より 得点110.84 FS順位6位

足運びがとてもスムーズなスケーティングに目を奪われる✨リンクを大きく使って、ショート・フリーどちらも軽快な演技が鮮明に残りました✨✨

今回とっても驚いたのが、右手でも、左手でもキャメルキャッチフットを実施するスピン👀何言ってるのか分からないかと思いますので、分かりやすい所ではSPで実施されるCCSp(足替えキャメルスピン)。足替えた直後高く上がった足を右手で持って回り、足が下がったっと思ったら、今度は左手に持ち替えて足が高く上がる✨フリーではCCSpを実施しないが、右手で持つのと、左手で持つのと、プログラムの中で行っているのです😲

高校2年生でインハイ初入賞。
また来季もフットワークが良い滑りを観れるのが楽しみなってきました😄

 

7位 片伊勢武選手 大阪府:関西大学第一

SP:映画『海の上のピアニスト』より 得点 SP57.66 順位10位
FS:バレエ『ドン・キホーテ』より 得点111.48 FS順位5位

観ていると、心の奥まで染み込むようなスケーティングだなっと感じさせます。

今回ショート・フリー共に3A(トリプルアクセル)を入れて、どちらも転倒という結果に。チャレンジしつつも、その他の要素はまとめていた。

SPは映画『海の上のピアニスト』のサウンドトラック。『The Crisis』と『1900s Theme』の2曲繋ぎ。
冒頭のピアノを弾く振付から進んでゆく滑りに、今にも壊れそうな繊細で儚い雰囲気を醸し出す演技に魅了されたことを、今でも鮮明に覚えています。

FSのドン・キホーテは、『イントロダクション』→『闘牛士の情景』→『町の踊り子』→『コーダ キトリとバジルは逃げ出す』の4曲で構成。全て第1幕で使われる曲を繋ぎ合わせ、順番もバレエと同じである。
1番最後のジャンプは、あまりにも突然2A+2Tを飛んだので見逃してしまいましたね…(反省)ステファン・ランビエール先生振付の、2シーズン目のドン・キホーテ。優美な舞いの中で、最後のStSq(ステップシークエンス)で盛り上がるように踊りきっていたのがとても印象的でした✨

高校1年生、初出場で入賞✨来季はどんなプログラムを持ってくるのか、今から楽しみです。

 

6位 木科雄登選手 岡山県:金光学園

SP:Ameksa 得点62.53 SP順位8位
FS:映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』より 得点109.63 FS順位7位

木科選手も、もう高校3年生なのか😲っと思わせるような表現。あと、ジャンプが抜けてしまった時のリカバリーもしっかりしてました✨

SPでは本来なら3Lz+3Tの所が、最初のジャンプが2Lzになってしまって、そこから3Tを入れて、コンビネーションジャンプとして最低限点数が入るようにした所(Jr.男子の場合は2回転-3回転或いは、3回転-2回転が最低でも必要なので、もし2回転-2回転になった場合、前半の2回転の点数しか入らないことになります)。
FSは前半の3Aが2本とも2Aになってしまった。ルールでは、フリーで3回転以上のジャンプを繰り返せるのは2種類のジャンプがまで。木科選手の場合は、本来であるなら3Aと3Loを2回、うちそれぞれ1回はコンビネーションジャンプにするプログラムであった。それが3Aが1回も入らなかったので、3Lo+3Tを2回飛ぶのに変えて、しかもそれが綺麗だったのである✨

SPは速いテンポのギターとタップの曲に合わせた細かい踊りに唸らされました✨
FSの曲は1994年公開のアメリカの映画。200年生きてるヴァンパイアの物語である。儚さ、危険さ、破滅へと進む道と、中々難しいテーマを氷に描いている所にもっと観たいと思わせました✨

3年連続入賞。もう大学生かー。来季こそインカレに行って、どんな演技をするのか楽しみです❗

 

5位 吉岡希選手 兵庫県:西宮甲英

SP:Art On Ice 得点66.11 順位4位
FS:映画『ローレライ』より 得点108.40 順位8位

ジャンプの回転速度、軸の細さに毎回驚かされる❗

SP冒頭の3A、FS冒頭の4Tの軽さに会場騒然。
初出場で、飄々とジャンプを決めていく姿で、観る者に鮮烈に印象づけていく演技✨

いや、もう、これからが楽しみ✨ポテンシャルの高さを感じさせますね❗
余裕しか感じさせないジャンプだけでなく、これからどんな世界観を出すようになるのか。スピンも、ステップも繋ぎもそう。それらの要素がレベルアップし、歯車が噛み合った時に、どんな演技が生まれてくるのか、本当に楽しみですわ❗
高校1年生で、そんなことを思わせるインターハイでした✨

 

4位から1位までの選手の演技感想は、次のページに❗