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東日本フィギュアスケート特別講座2020

東日本フィギュアスケート特別講座 2020年版

こんにちは!
タイトルを見て、あれ??って思いませんか?
今、今季のベストプログラムを書いていて、東日本SPまで書き終えた所だよね…ってね。

今日は5月13日…

あっ❗って思った方!!
本日はあの選手の誕生日🎁…また今年もやっちゃいます❗

長谷川一輝選手について、とことん語ります❗

はい、読みたい人はどんどんスクロールしちゃってください⬇️

まずは簡単に、執筆時点までの2019-20シーズンのデータを纏めました✨

基礎データ生年月日:2001年5月13日
学校:札幌市立札幌藻岩高校→東京理科大学
所属クラブ:ROYCE’F・S・C→?
師事コーチ:山田真実/伊藤高菜→?
SP:マラゲーニャ
FS:映画『カサブランカ』より
EX:踊るリッツの夜

今回は、魅力、今季の話題、今季主な成績とプログラムについての三本立てでいきます💨

長谷川選手の魅力とは?

まず絶対目に付くのは、

・高いジャンプ

一度見たらあまりの高さに驚愕すること間違いなし❗と思いきや、柔らかい膝、足首の関節を活かして、すっと柔らかく降りれる。ゴムのようにしなるジャンプを飛び、ふんわりと着地するエアリーなジャンプが大きな見所の一つ✨

実際に測定すると、高さはどのぐらいだろう?今季、そんな疑問を解消する一つのデータが示された。

2019年11月の全日本ジュニアFS。中継される後半グループに入ったため、フジテレビのあのアイスコープで、あのどデカジャンプの高さが測定された。

3Lz+3Tの気になる高さは…

3Lzは52cm。この高さだけでも目玉が飛び出る位だが、これで話は終わらない!特筆すべきは、この次の3Tの高さ!なんと、46cm❗ファーストジャンプとほとんど変わらない、むしろセカンドの方が高くない?って思う程のジャンプを飛んでしまうのである😲

そんなビッグジャンプを支えているのが、2つ目の大きな魅力である

・最後までスピードありつつも、綺麗なスケーティング

スピードがあり、迫力もあり!端正な滑りに心奪われます👀

まだまだ序の口、

・回転速度の速い美スピンの数々

軸が細く、コマみたいにくるくるっと回るスピン✨爪先までピンと伸ばし、綺麗なポジションで回っているから、尚更美しい✨いくらでも見ていられます❗

しかも、スピンが得意なので、こんなぶっ飛んだ技が!

2016-17シーズンとその翌シーズンの競技プログラムに取り入れていたのが、シットツイズルでくるくるって回っていると思いきや、突然足が上がってウィンドミルを1回回ってからの足替えシットスピン(CSSp)をするっていう技❗何だか訳分からないかと思いますが、見て驚きな技なんで❗

それと、また後程2ページ目でも言及しますが、SPでは足替えコンビネーション(CCoSp)の最後トンプソンのあとぐるんとハイキックして出たり😲FSでは、フライングキャメルスピン(FCSp)のポジションをほどくついでに頭抱える振付やったり…😲

色々ぶっ飛んでいることもやっちゃうのです!

エレメンツも凄いことばっかりやって、上手いのですが、なによりも筆者が好きなのが…

どこか北の哀愁を漂わせつつ、曲に合わせて、観客の心を掴む表現

高貴でふわっと柔らかく、どこかに哀愁が漂っていて、心に響いていく。

そんな表現が最高なんですな!!

そして、どんな曲が来ても、自分のものにしてしまう。言葉で表現できそうで、完全には出来きれない。まだまだ、沢山持っていそう。無限の可能性を感じさせてくれるのです❗

 

今季の話題

2019年8月、2つの映像で大きな話題となりましたね。

まずはこちらのツイートをご覧下さい。

元世界選手権日本代表、無良崇人さんが札幌で行われた北海道スケート連盟主催の、選手指導の時の映像です。
先ほどのツイートの映像は、後ろ姿で映っている長谷川選手にアクセルジャンプを指導している所でした!

もう一つ大きな話題となったのが…

羽生結弦選手の練習見学

基礎データでさらっと書きましたが、実は長谷川選手が小学3年生の時から高校卒業まで指導していた山田真実コーチは、羽生選手がスケートを始めて最初に教えていた時のコーチでもあるのです。
山田コーチは大学卒業後宮城で教えていましたが、北海道に戻って暫くしたあとにROYCE’F・S・Cを立ち上げ、現在に至っています。

その縁があり、羽生選手の思い、24時間テレビの収録等があって練習見学の機会が実現したのです。

練習を見学し、皆で集まっている際に質問コーナーで質問してる様子が映っていた一人が長谷川選手。

その後のインタビューの話から、長谷川選手にとってとても充実したもので、悩みが吹っ切れ、また一歩へと踏み出す大きなきっかけとなったことが伺える。

それが、地元北海道のインハイで、個人表彰台へと繋がっていったのでありました✨この話はまた、2ページ目で詳しく話しますね。

(そうそう、この時、2015年の地元のテレビ局でのインタビュー特集で、ソチ五輪の時の手袋が羽生選手から山田コーチに贈られ、その後長谷川選手に渡ったっていうエピーソードも紹介しましたね…)

他にも、11月にはJ:COM札幌エリアの番組でインタビュー特集が組まれました!その中で、意外な事実もあり…例えば、小学生の時は野球少年だったり…⚾

最後に一つ。今季前半、更にインハイにも出ながら、受験勉強し、理科大に受かったのが凄すぎ❗
長谷川選手のTwitterによれば、北海道の長万部キャンパスで1年間学び、その後東京の葛飾キャンパスで学ぶ学部であった❗しかし、新型コロナウィルスのため、今年度は長万部キャンパスの運用を中止したため、1年次から葛飾キャンパスとなった…

来季、おそらく東京ブロックで出場となると思われますので、一刻も早くコロナが終息し、無事大会が開催される時を楽しみに待ちます。

 

次のページでは、今季主な成績とプログラムについて語っていきます❗