(続き)
井瀧梨杏(イタキリアン)選手 西武東伏見FSC
SP振付:杉浦幸江
今季ジュニアデビューの選手です!全日本ノービス選手権の出場経験がある選手です!
今回はSPを取り上げます!
冒頭のトリプルサルコウ(3S)+ダブルトゥーループ(2T)を降りたあとの、ギターの音に合せたマイムが印象的でした!
テンポが速くなり、膝・足首の関節の柔らかさを活かしたスケーティングでリンクを駆け巡り、伸び伸びとアグレッシブに滑っていきました!
そして
爆速スピン
特にシットポジションの回転速度が速く、珍しいポジションのバリエーションも有り、思わず驚きました!
挨拶してリンクへ上がる時、1ページ目で取り上げ、同じクラブの日比優花選手とすれ違う瞬間に両手でハイタッチし、エールを送りました。そんな微笑ましい光景が繰り広げられましたね!
総合9位で初の東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます👏
元榮愛子(モトエアイコ)選手 目黒日本大学高等学校
FS振付:都築奈加子
FSは新プログラムで、8月に行われた『サマートロフィー』で初披露されたものでした。筆者は当時多忙だったため、今回が初見となります。
冒頭から
舞台女優のようなオーラ
を画面越しに感じました!
バレエジャンプしてからダブルアクセル(2A)に、目線の高さ等の工夫を取り入れ、一つ一つの振付を丁寧に、かつ大きく動かしていく姿が印象的でした!
バレエを意識しつつ、情感豊かに、氷上に描いていく演技に『何か』がくすぐられれるのですよ。これから先、言語化出来るようになるのが楽しみにもなる演技でしたね。
総合5位で東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます👏元榮選手のスケール感の大きさがどんどん進化していくのが楽しみです!ステイヘルシーに、東日本も伸び伸びと演技できますように!
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ジュニア男子
小田垣櫻(オダガキサクラ)選手 目黒日本大学高等学校
FS振付:宮本賢二
今季はSP・FS共に新プログラムで挑んでます!8月のげんさんサマーカップで初披露となりましたが、何度も書いた通り今回が初見となりました!
今回はFSの方を取り上げます!
背中から漂う大人な雰囲気
が画面越しにムンムン伝わってくるのですよ!
情熱、闇、狂喜、熱狂、怒り、恋様々な感情が交差して醸し出される雰囲気が、天性のレベルの高さだとつくづく思わされますね。
髪を振り乱して滑る姿に、迫力、差し迫った危機、体で感じたものをダイレクトに、溢れ出す想いをそのまま体現した演技に、息を飲み飲み込んで拝見しました。
このFSで4位、SP8位から総合4位まで順位を上げました!3年連続東日本出場権獲得おめでとうございます👏
ホームリンクで行われる東日本で、小田垣選手ならではのセンスに溢れた演技を楽しみにしてます!
門脇慧丞(カドワキケイスケ)選手 法政大学
FS振付:有川梨絵
島根県出身で、長く中四国九州ブロックの選手として活躍してきました。この春に法政大学通信課程に進学し、東京ブロックの選手となりました!今年度(令和3年度)の強化指定選手に選ばれ、ジュニア最終学年となります。
今大会が今季初戦(8月のげんさんサマーカップは棄権のため)となります。
SP・FS共に今季新しくし、初披露となりました!
今回はFSを取り上げます。
このプログラムのどこに感動したかって聞かれたら、
スケーティングの綺麗さと、伸びやかで綺麗な歌声とのマッチ具合が最高!
すぎるプログラムでした✨
筆者は2017年の全日本ジュニア選手権で初めて門脇選手の演技を拝見しました。その時から綺麗なスケーティングにひたすら惚れて…という具合でしたね!このプログラムは、そんな持味が存分に活き、1本の線で繋がっているのような伸びやかさ、流れ、清流のような透明感とありとあらゆる綺麗な感情が湧き上がっていく素敵な演技でした!
このFSで一気に順位を上げ、総合3位おめでとうございます👏
東京ブロックの翌週に行われた東日本インカレに出場し、今度はシニア課題でのFSを披露となりました。どこかしらでシニア課題バージョンも拝見したいところです!
今後も楽しみにしてます!
大島光翔(オオシマコウショウ)選手 明治大学
FS:映画『道』より
SP振付:佐藤操
FS振付:空欄のため不明
この春から大学生となりましたね!先程取り上げた門脇選手と同じ、今季から東京ブロックの選手となり、今年度強化指定選手であり、ジュニア最終学年です。
フジテレビの一覧では曲名と振付師が空欄でしたが、明治大学のスポーツ新聞でSP・FSの曲名、フジテレビスケートのツイートでSPの振付師を割り出しました。
SPに関しては
とにかくインパクトデカすぎ!!
なプログラムでした!初めて依頼したという佐藤操先生の振付ならではの、ユニークな選曲に振りに、それに
両腕にタトゥー風に、ゼブラ模様のズボン
という奇抜な衣装に、有観客だったら大騒然となっていたはずです!ただでさえロックの歌詞が、かなり筆者に強烈なインパクトを与え、躊躇なくキレキレの踊りに、衣装にとインパクトのトリプルパンチを食らった気分です😍OK?!(筆者ノックダウンされた模様です)😂
FSはあの選手のリスペクトプログラムとなります!
どんな曲も自分のモノにして、活き活きと世界観を表現する姿が、いつ見ても快感なのですよ!
リスペクト、このプログラムが好きという気持ち、映画のストーリー、様々なピースが嵌っていき、もっと見ていきたい、出来れば長く見ていたいと感じましたね!
10/15~17に行われた東インカレでは、コレオシークエンス(ChSq)付、つまりシニア課題でのプログラムを披露しました。ライストは無かったのがとても残念でした。シニアバージョンでも拝見できるの楽しみにしてますね!
2位おめでとうございます👏
大学生になってますます輝く『スタァ』ぷりに胸の高鳴りが止まりません!どうかステイヘルシーに、東も楽しみにしてます!
三浦佳生(ミウラカオ)選手 目黒日本大学高等学校
FS:アルバム『ポエタ』より
SP振付:佐藤紀子
FS振付:岩本英嗣
4月から高校生となり、東京ブロックの選手となりました。全日本ジュニア選手権へのシード権を持っていますが、ブロック大会を出場しました。FSは5月のプリンスアイスワールドにて拝見しました。SPに関しては、夏のローカル大会やアイスショーの時期は筆者が多忙だったため、見ることが出来ず…お恥ずかしながら、今回が初見でした。
SPは
圧倒的なスピード感
にて冬の嵐を表していく姿が目を惹きました!最後までスピードをガンガンに飛ばし、リンクから飛び出そうなぐらいの勢いでした!
FSは曲は『Nada Puede Dormir』→フライングキャメルスピン(FCSp)のあとから『愛、甘き死よ』→ステップシークエンス(StSq)から『Poeta En El Viento』と繋いでいます。
クワドトゥループ(4T)からのコンビネーションジャンプ、クワドサルコウ(4S)等の高難度ジャンプを軽々と決めていき、圧倒的なスピード感、燃え盛る炎のような滑りに驚くばかりでしたね!
情熱的に、シャープでキレのあるスケーティングが曲とマッチしていて…現時点もかなり凄い上に、シーズン後半更に磨かれていくとなると楽しみになる演技でした!
SP・FS共に、画面越しから伝わる迫力に、押されてばかりでしたね!その姿に惹きつけられるカリスマ性が、改めて三浦選手の魅力だと感じた大会でした!
東京ブロック初優勝おめでとうございます👏
選考会を勝ち抜いてNHK杯に出場が決まっています!シニアプログラムとジュニアプログラムと練習していく中で、どうかステイヘルシーに、目標を達成できるよう願ってます!
ジュニア編は以上です!
東京ブロックの見逃し配信はFODプレミアムにて10/23~25まで視聴可能です!期間内はぜひご覧下さい。と言って、公開時点(10/19)ではあと4~6日しかありません。上位の選手はこのあともフルで残るのですが…そうでない選手はダイジェストのみ残ることになります。この記事の中で気になったものがありましたら、今すぐ見に行くことを強く勧めます。
次回は東京ブロックシニア編です!急いで書いて、急いで書いて…てしていたブロック編も最終回ですね!フルで残るアーカイブがあと少しで無くなる…ので、なるべく早く公開したいところです!
ぜひご覧ください!