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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第2回 北海道 シニア女子編

東日本に所属するフィギュアスケート選手の魅力を紹介するシリーズ『【2021年版】東日本フィギュアスケート概論』。第2弾は北海道のシニア女子選手から。シニアカテゴリーで活躍する、中本有咲選手、大関凜花選手、清水柚梨恵選手、加藤花怜選手、海津あすか選手を紹介します。

No.8 清水柚梨恵選手 (シミズ ユリエ)

所属 札幌月寒高等学校
SP 映画『ロシュフォールの恋人たち』より
FS 映画『ロミオとジュリエット』より

3月から高校を卒業しました🌸清水選手も札幌市内の進学校に通いながら競技を続けてきました⛸📖

そんな清水選手と言えば、

札幌の美の大女優

と名付けたくなる演技です❗❗

一つ一つの音に綺麗にハメていく振付、曲調に合わせて様々な表情を変え、どんな時も演じる姿に思わず見惚れてしまう所が札幌の美の大女優と名付けたくなる所以です😍

SPはロシュフォールの恋人たちのジャズアレンジの曲調に合わせて、キュートにお洒落なヤングガールを演じる姿に胸がキュンとなります😍

FSはクラブの先輩でもあり、北海道のスケート界を引っ張ってきた鈴木潤さんの振付で話題となりました(鈴木潤さんのウィキペディアはこちら、2019年版東日本フィギュアスケート概論で取り上げた際の記事はこちら)❗

1968年公開のロミオとジュリエットという、ど正統な曲を選び、ロジカルに正攻法な解釈の振付が施されたプログラム。これを清水選手が滑るともう、感動的な作品となったのです😭氷上にジュリエットが現れ、映画のストーリーの通りに展開していく。様々な感情やシーンが組み込まれ、もう圧巻されました❗まるで、言葉のないトーキーのような作品。言葉がなくても、そもそも現地でなくても伝わるので、それだけでも充実した見応えになるのは流石、清水選手です✨

折角なので、2020年インターハイの公式映像ですが、SPは昨季からの継続なのでご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(5:36~10:40、指定された時間から再生します)

※映像がやや不鮮明で音が割れていた状態で配信してたのでご容赦ください
※ブロック大会等をシニアで出てますが、インターハイはジュニア課題で実施しなくてはならないためジュニアプログラムです

2019年10月の東北・北海道ブロック以来、大会の棄権やエントリーなしという状態が続いている状況でした。もし可能であるのなら、また、今度は出来れば現地で拝見したいと願いたくなる選手です。清水選手が納得のいく選択ができ、この先も応援してます🔥

No.9 加藤花怜選手 (カトウ カレン)

所属 北海学園大学
SP デンジャラス(歌 マイケル・ジャクソン)
FS Sway/マンボNo.5/セレソ・ローサ/エル・マンボ

昨年の4月に地元の大学に進学し、引き続き札幌を拠点に、東日本選手権に出場や2年連続国体北海道代表と活躍しています👏

最大の持ち味を一言で表すなら、

ナチュラルに自分の魅力をアピールできる

ところですね💕

肩関節の柔らかさ・可動域の広さを活かし、艷やかな腕の出し方にプラスして、肩を十分に活用した動きの数々で、同性の筆者も思わずドキッとさせるような表現が出来るのは加藤選手ならではのポイントです😍ビールマンポジションの綺麗さも、肩関節の柔らかさを活かした美しいポジションです✨

SPはクールにダークに、キレッキレに踊りまくり、FSは熱いラテンのマンボメドレーに合わせてとにかく踊りまくる💃
特にステップシークエンスでの止まった状態で踊ってる際、コロナが無ければヒューヒュー歓声を出して、煽って差し上げたい❗と思うはずです❗踊りまくる加藤選手サイコーー💃と思わせるはずです❗

それでは、2021年国体の公式アーカイブの映像をご覧ください↓

こちらから(出典 国体チャンネル)
SP→『1/29成年女子フリープログラム(本当はショートプログラムなのですが…)』選択し、(CMの後)1:50:08~1:54:50
FS→『スケート(フィギュア)1/30「全編」』を選択し、(CMの後)1:05:38~1:12:56

来季も、今度は現地で、ジャッジ側に座っていっぱいアピールを受けたいところです😍

No.10 海津あすか選手 (カイヅ アスカ)

所属 東洋大学
SP 映画『シカゴ』より
FS オペラ『イーゴリ公』より『だったん人の踊り』

釧路市出身で、大学進学と同時に上京🗼現在は東京都のスケート連盟所属となっています。国体はふるさと指定制度で北海道を選択し、2020・21年で北海道代表として出場してきました✨

釧路時代ではエネルギッシュな演技が印象的でした🔥上京してからエレメンツの安定感や質の向上もありますが、何よりアピールがビシバシ感じるようになって、観てて充実して楽しそう!観て楽しいと思わせる選手になったなーと感じてます✨

前のSPのオペラ『カルメン』よりは強い女性、今季のSPは小悪魔でキレのある踊りを魅せる女性と濃いキャラクターを演じてました💕キャラの濃さがより自然と出てきて、観る者にアピールしていて最高❗と感じているこの頃です😎
FSは大学入学以降、3シーズンにわたって使用した曲で、細かな振付が凝っていて、躍動感や綺羅びやかさを感じる演技が印象的でした✨

それでは、2021年の国体の公式アーカイブ映像をご覧ください↓

こちらから(出典 国体チャンネル)
SP→『1/29成年女子フリープログラム(本当はショートプログラムなのですが…)』選択し、(CMの後)1:54:51~1:59:39
FS→『スケート(フィギュア)1/30「全編」』を選択し、(CMの後)1:26:20~1:33:30

来季は大学ラストシーズンでしょうか??
東京で進化させ続けてきた海津選手の演技を拝見するのが楽しみです✨

※4/22追加
東洋大学スケート部フィギュア部門公式Twitterより、来季が現役ラストシーズンとのことです。
思い描く演技ができるよう、健闘をお祈り申し上げます。

今回はここまでです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺
次回は北海道男子編をお届けします💕
また次に限らず、この先も読んで頂けたら嬉しいです!

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