こんにちは!大学院生フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第5回、秋田・新潟編を始めたいと思います!
今回は秋田と新潟の選手のそれぞれの紹介を主に、山形、福島の話も少しだけできたらいいなと思います。
本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばしてください)。
フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間一般から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!
東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第5回目です!
第1回~3回にかけて北海道の選手を取り上げました!第4回以降は北海道から南下し、東北エリアに入っています(これまでの一覧はこちらから
)。前回は青森・岩手編、東北エリア第2弾である今回は、秋田県スケート連盟所属選手と、新潟県スケート連盟に所属の選手をそれぞれ1ページずつ取り上げます😎山形・福島の情勢も少し取り上げます。
中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。
それでは行きましょう⏬
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています
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No.22 鎌田明子選手 (カマダ メイコ)
SP 舞台『リバーダンス』より『ファイヤーダンス』
FS シング・シング・シング
4月から高校生になります!通年リンクがない秋田県を拠点に練習を続け、2019・20年のブロック大会や、2020年全中に出場しました✨
SPの振付は2010・14年オリンピック出場の鈴木明子さんです。初めてオリンピックに出場したシーズンのSPの後半部分を、今回鎌田選手に振り付けたと思われます!綺麗に、丁寧に演じつつ、要所要所で、ビシッと決めている振付が印象的なプログラムです。
FSはパワフルさが印象的な演技でした。2種類の3回転ジャンプを入れる構成にもチャレンジした経験もあります。
シーズン毎に成長した体の動きや演技を感じております!練習環境が厳しいと思いますが、また来季以降も拝見出来ることを願っております。
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No.23 安保咲野選手 (アンボ サヤ)
SP ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』より(※2021年インターハイでの演技から判断)
FS 映画『007 カジノ・ロワイヤル』より(※2020年インターハイパンフレットより)
4月から高校3年生になります。
2018-19シーズン中頃に6級を取得して以来、おそらく秋田県勢としては久しぶりとなった全中やインターハイ、更には先程紹介した鎌田選手とコンビを組んで国体予選に出場する等の活躍をみせています。
SPは昨季からの継続のプログラムです。インハイではトリプルサルコウからのコンビネーションに挑戦し、ジャンプの難度を上げつつ、コミカルさや全身をしっかり使った表現が光る演技となっています。
では、2021年のインターハイ公式アーカイブにある映像を見てみましょう↓
SP(7:51~12:28、指定された時間から再生します)
※音がミュートされています
おそれ多くも、筆者はまだFSは一度も拝見したことがありません。
来年度は高校3年生とのことで、どこかで演技を拝見できればいいなと思いつつ、納得のいく進路にとなるよう願ってます!
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ちょっと休憩で、山形、福島のお話をしましょう。山形は執筆時では、季節型の屋外スケート場しかありません。福島は季節型の屋内スケート場があります。ここ数年は両県スケート連盟に所属する選手でブロック大会に出場した選手はいません。ただ、2020年のインターハイで山形県の高校から出場した選手はいます。
ちなみに福島県は1998年・2002年オリンピックに出場した本田武史先生の出身地で、そこでスケートを始めたことで知られています。
次のページでは、新潟の選手の紹介となってます💨