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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第6回 宮城編part1

東日本に所属するフィギュアスケート選手の魅力を紹介するシリーズ『【2021年版】東日本フィギュアスケート概論』。第6弾は宮城編part1。宮城県スケート連盟に所属する太田彩音選手、園田真央選手、瀬川穂乃選手、本田大翔選手を紹介します。

(紹介続き)

No.30 瀬川穂乃選手 (セガワ ホノ)

所属 仙台FSC
SP サーカス『キダム』より(演奏 シルク・ドゥ・ソレイユ)
FS ミュージカル『キャッツ』より

4月から中学3年生、今季ジュニアデビューにして2020年東日本ジュニア選手権で3位になり、全日本ジュニア選手権に出場を果たしました✨

ループを除いた全ての3回転ジャンプ、コンビネーションジャンプのセカンドに3回転を入れる高難度のジャンプ構成に果敢に挑みつつも、スピード感あるスケーティングに、細かい振付にもしっかり心を配った演技が最大の魅力です✨

SPはスタートポジションからユニークで、繋ぎやステップシークエンスで特徴的な振付の数々を繰り広げるプログラムです✨不思議な世界観を、活き活きと、豊かに演じているのが目を惹いたことでしょう!

FSはノービス時代からの継続のプログラムです。スピードたっぷりに滑っていく中で難しいジャンプをバンバン跳びつつ、至る所で猫🐱になりきった振付の数々をこなし、キュートで躍動感ある演技でした✨

折角なので…有料になりますが、FODプレミアムにSPとFSが公式アーカイブにフルで残っているので、もし会員でしたら映像をご覧ください↓

SP→東北・北海道ブロック 27:11~30:18
https://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/sports/ser1176/1176110042(出典 FODプレミアム)
FS→東日本ジュニア選手権 57:32~01:02:08
https://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/sports/ser1176/1176110042(演技後のインタビューもあります)(出典 FODプレミアム)

来季は継続するのか、それとも新しくするのか、どうするのだろうと胸を踊らせています。また来季も、観て気分が明るくなるスケートを拝見出来ることをとても楽しみにしてます!


No.31 本田大翔選手 (ホンダ ヒロト)

所属 仙台FSC
SP 映画『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』より『The Sand Volcano』
FS 映画『魔法使いの弟子』より

4月から中学3年生、今季ジュニアデビューした選手です。
同郷で2014・18年オリンピック金メダリストの羽生結弦選手に憧れてスケートを始め、ノービス時代に全日本ノービスBとAでそれぞれ1回表彰台に立ち、2019年全日本ジュニア選手権にノービスからの推薦出場した経験があります。

本田選手を見たらまず目につくのが
ジャンプの幅と高さふんわりと柔らかな着地
です!
それと、ビールマンポジションを含めた柔軟性が高く、多彩なスピンを実施するのが見所です!

SPは最後のエレメンツにステップシークエンスを持ってくる少々珍しい構成です。最後まで伸びやかなスケーティングに、後半の盛り上がりに合わせた優雅さと力強さを切り替えていき、メリハリある動きの数々が印象的なプログラムです!

FSはノービス時代からの3季継続のプログラムです。ポール・デュカスの『魔法使いの弟子』を基に、ディズニーがアニメ映画『ファンタジア』を作り、更にそれを基に2010年に公開された『魔法使いの弟子』のサウンドトラックを使用したものです。
優美な動きの中にも、どこかに大きな力を秘めていて、それが爆発するのが楽しみになるプログラムでした✨

有料になりますが、FODプレミアムに2020年の東北・北海道ブロックの公式アーカイブにてSPとFSの演技がフルで残っているので、もし会員でしたら映像をご覧ください↓

演技動画はこちらから(FS終了後のインタビューもあります)(出典 FODプレミアム)
SP→0:50~3:53
FS→33:26~37:40

どうかステイヘルシーに、来季も演技を拝見できる時を楽しみにしております!



宮城編part1は以上です!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!

今回紹介した選手は全員、仙台FSC所属の選手でしたね!仙台FSCの中で、ノービスクラス以上に出場する選手は約90%の確率で、1999年全日本ジュニア選手権で優勝し、現在は山梨を拠点に指導している岩本英嗣先生の振付という傾向があります!筆者が持っている2017年~2020年の東北・北海道ブロックのパンフレットやパンフレットデータを全部ひっくり返して調べてみましたら…振付が岩本先生ではなかったのは28プログラム中、3プログラムのみでした(継続はカウントせず、SPとFSはそれぞれ1プログラムとカウントした上での結果です)!!!
振付を他クラブ、他のチーム体制にいる先生に任せているスタイルにしては、かなり1人の先生に集中してるなといつも感じています。

地域やクラブ、コーチの考え方、様々な要因によって選手の特色も変わるのも見所の一つですね!

次回は宮城編part2をお届けします!

また次と次の次も、そして宮城編の先も楽しみにして頂けたら幸いです。

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