No.63 大中惟吹選手 (オオナカ イブキ)
SP 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』より→Perfect Blue(演奏 DJ OKAWARI)
FS アニメ『ソードアート・オンライン』より『swordland』
4月から高校3年生になりました。本格的に競技を始めたのは12歳ですが、4年後の2019年全日本ジュニア選手権に初出場を果たしました✨2年連続で全日本ジュニア選手権や、2020年国体埼玉代表等頭角をあらわしている選手です!
大中選手の演技で光るものと言えば、
綺麗な滑りと、力強さの絶妙なバランス
です!どんと押すような強さがありながら、滑りや所作が綺麗なところが魅力なのです!
SPは『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は少なくとも2018-19シーズンから使用したプログラムです。『Perfect Blue』は今シーズン途中から、一般のファンにはインターハイで初披露したプログラムです。
前はダークな曲にしっかりついていき、力強さを魅せていくプログラムでした!新プロの方が丁寧に音を拾い、ガラスのような透明感ある演技を魅せています!
FSは今季の新プログラムです。徐々にジャンプ構成の難易度を上げていき、2021年インターハイでは、トリプルアクセルに挑戦しました!
強大なエネルギーを感じる曲に合わせ、最後まで迫力あるアクションが見える演技です!スケールの大きさを来季コロナが収束し、機会がありましたら、ぜひ体感して欲しいのです!
では、2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい↓
SP(24:11~29:47、指定された時間から再生します)
FS(1:18:19~1:24:44、指定された時間から再生します)
サイニチ杯はジュニアでエントリーしています。今回は演技を拝見できませんが、受験シーズンとなる来季、出来れば現地で拝見する時を心待ちにしてます!
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No.64 深瀬憲人選手 (フカセ ケント)
SP アニメ『BEASTAR』より『Wild Side』(歌 ALI)
FS チャップリン・メドレー
4月から大学2年生になりました!今季が本格的ジュニアとしてラストシーズンでした。アイスダンスで活躍している深瀬理香子選手(大東文化大学)の弟です。
深瀬選手の演技と言えば、
埼玉の新エンターテイナー
として、どんどん進化してきてると感じてます!
前のSPの『ダンス天国』で、ドヤ顔で踊りまくるプログラムを披露して以来、様々な表情を魅せる演技がより印象に残るようになりました!
勿論、洗練されたスケーティングでの足捌きに、スピンのポジションの綺麗さ、回転速度の速さと技術的なところでも進化を遂げ、深瀬選手の魅力の1つのポイントとなっています!
今季新しくしたSPは、アニメのオープニングに使用されていた曲です。渋い大人な滑りに合わせ、ニヤケ顔で踊りまくる振付に、コロナが無ければ歓声が上がっていただろうプログラムです!
FSは約2シーズンにわたって使用し、深瀬選手の本領を発揮したと感じるプログラムです!チャップリンのコミカルさを巧みに表し、エンターテイナーぷりを魅せたのが印象に残りました!
昨季のものでかつFSのみとなりますが、継続のプログラムですので…参考までに2020年インターハイの映像をご覧ください↓
FS(13:33~19:36、指定された時間から再生します)
サイニチ杯ではシニアでエントリーしているため、ライブ配信で見れますね!どんなプログラムを披露するのかとても楽しみにしてます!そして来季も、どこかの機会で演技を拝見できる日が来ることを願ってます!
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No.65 大島光翔選手 (オオシマ カコウショウ)
SP キャラバン(演奏 ファンファーレ・チョカリーア)
FS ボヘミアン・ラプソディ(歌 クイーン)
4月に明治大学に入学しました!今季全日本ジュニア選手権で5位に入ったことにより、12月の全日本選手権に出場し、一気に大ブレイクしたことが記憶に新しいかと思います!父親でコーチの大島淳先生は1979年世界ジュニア選手権に出場、プリンスアイスワールドで長きにわたって活躍した人気キャストでした!
そんな大島選手をずばり、一言で表しますと、
埼玉の真っ赤なキラキラスタァ
ひとたびリンクに立てば、キラキラオーラをまといながら踊りまくる!どんな時も観客を意識し、コンタクトを取り続けて世界観を魅せつける!観客もそんな大島選手に応えたくなって、手拍子や歓声(コロナ前でしたら)を送りたくなる!それで更に大島選手がノッて…と好循環が生まれる演技を、毎度披露するのか最大の魅力です!
オフアイスでは、(コロナ前では)友達や仲間ヘのうるs…あつーい応援などなど、人柄の良さも人気の一つの要因になってます!また文武両道で、演技やインタビューなどの所々にクレバーさが出ています!
ちなみに、なぜ『真っ赤な』が入るのかと言いますと…普段は赤い色のものを身に付けているからです(最近は他の色を身につける機会が増えましたが)。
SP・FSともに昨季からの継続のプログラムです!
SPはノリの良いアップテンポの曲に合わせて、明るくキラキラ弾けて踊る姿が鮮烈に残りました!衣装は上が真っ赤ななのもあり、大島選手のイメージにぴったりなプログラムでした!
FSはクイーンの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を、競技の規定分数に合わせている以外はそのまま使用しています。初めてそのFSを拝見して以来、シニア課題でしか見ることの出来ないコレオシークエンスが付いたプログラムを観たい!と筆者は願っていました。クイーンの名曲を自分の曲のように解釈し、ロック音楽に合わせ、パワフルに、劇的に踊っていく。そんな姿を少しでも長く観たいと思わせるプログラムでした!
12月の全日本選手権以来、FSでクワドルッツ(4Lz)に果敢に挑戦してます!ちなみに、その他の種類の4回転ジャンプはまだ構成に組み入れたことすら無いので、いきなり4Lzで驚きました。ルッツはアクセルを除いた種類の中では1番難しいためです。
大きな挑戦しつつ、どんな時も確固たる世界観を人に魅せられるのが強みです!
それでは、映像をご覧ください!ジュニアの尺では2021年国体の公式アーカイブ映像を、シニアの尺では有料になりますがFODプレミアムにある全日本選手権の公式アーカイブ映像からセレクトしてます↓
(出典 国体チャンネル)
SP→『少年男子ショートプログラム 1/27』を選択し、(CMの後)7:23~12:58
FS→『少年男子フリースケーティング 1/28』を選択し、(CMの後)2:06:11~2:12:54
サイニチ杯ではジュニアでエントリーしています!今回は見ることが出来ませんが、1日も早く大学生になった大島選手の演技を拝見できる日が来ることを、切に願ってます!!充実した大学生活と、競技生活の両方を送れますように!
埼玉男子編及び、埼玉編の紹介は以上です!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺
あれ?佐藤駿選手は…?と思うかもしれませんが、今回の概論シリーズでは宮城編part3にて取り上げてますので、そちらをご覧ください。
彩の国とあって、
バラエティー豊かな埼玉
と思わせる選手が多いと感じてます!躍動感溢れる演技が持ち味の選手が多いですね。
コロナ収束後に機会がありましたら、ぜひ上尾市にある埼玉アイスアリーナでのローカル大会に行ってください(夏でも真冬と同じ防寒具を持ってお越しください。筆者の中で関東で1・2を争うほど年がら年中寒いリンクです。)!
次回は南東方向に、千葉編part1をお届けします💕
このシリーズも予定の半分以上進みました!シーズンが始まるまでには書き終えたい所です!
次回も、この先も楽しみにしていただけたら嬉しいです!