No.88 藤城柊治選手 (ﾌｼﾞｼﾛ ｼｭｳｼﾞ)
SP アラベスク第1番(演奏 辻井伸行)
FS アニメ映画『天空の城ラピュタ』より
4月から高校2年生になりました！
もともとはシチズンプラザを拠点にして練習していましたが、閉鎖の話が出て今季初めまでに明治神宮外苑アイススケート場に拠点を移しました。
2019･20年全日本ジュニア選手権出場、2020年国体東京都代表と活躍してます！
丁寧で品の良いスケーティング
が最大の魅力です！！！
SPは2020年国体から披露しているプログラムです！！クロード･ドビュッシー作曲で、辻井伸行さんの美しいピアノの調べにのせ、『伸び』の綺麗さを存分に活かした滑りが印象に残りました！お洒落な小技に、1歩の伸びの滑らかさ、軽快なフットワーク、タメを活かしたしなやかで上品な所作と沢山の良いピースがスムーズに繋がり、見てて麗しい演技でした✨
FSは昨季から継続して使用しています。なお衣装は昨季とは変えています。
とにかくエモい！！！
と先に言わせて頂きます！！
冒頭の『ハトと少年』のラッパのメロディーを、丁寧にかつ印象的なマイムで物語が始まり、『空から降ってきた少女』に曲が変わると一段とスケーティングが加速し、ドラマチックな演技となっていきます！
中学生から高校生になる時期である『今』しか出来ない、少年の純粋さ、素朴さ、儚さ、脆さ、切なさ、成長、瑞々しさ、フレッシュさ、色んなものが見えるからエモいのです！！
有料になりますが、FODプレミアムで東日本ジュニア選手権SPと、東京ブロックFSが公式アーカイブにフルで残っているので、もし会員でしたら映像をご覧ください↓個人的には取り分け東日本でのSPは必見だと思ってます！現地でスタオベしたかった！！
6/26･27にアクアリンクちばで行われる『アクアカップ』のジュニア男子SPとFSにそれぞれエントリーしています！まずこの大会でどんなプログラムを披露するのか、そして来季現地で演技を拝見する時を非常に楽しみにしてます！
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No.89 小田垣櫻選手 (ｵﾀﾞｶﾞｷ ｻｸﾗ)
SP I Will Wait for You(歌 Omar Kamal)
FS ある愛の詩(歌 イル･ディーヴォ)
4月から高校2年生になりました！
2019･20年と2年連続で全日本ジュニア選手権に出場し、2020年全中で入賞、2021年国体東京代表と実績ある選手です！
かつてNHK杯等の国際大会に出場し、現在は江戸川スポーツランド等を拠点に指導している小田垣香奈子(旧姓高橋)先生の実の息子です。
そんな小田垣選手は何を言おうが、
表現の圧倒的スケール感！！
で筆者を含めて沢山のファンを虜にしています！！
もう
天性の表現力
としか説明がつかないレベルのものです！！
醸し出すオーラが実年齢を遥かに上回る大人なもの、どの瞬間もポーズが綺麗な滑り、曲に身を委ねて踊る姿、引力の強い演技に、ただひたすら口をポカンとあけて見ることしかできません。
SPは今季の新プログラムではあります。映画『シェルブールの雨傘』の中の1曲で、色んなアーティスト、色んな言語で歌い継がれている曲です。小田垣選手はノービス時代にこの『シェルブールの雨傘』を滑ってファンに衝撃を与えました！悲恋を、小学生で圧巻の表現を披露したことが驚いた理由かと思います。残念ながら筆者は小田垣選手がノービス時代の演技を拝見してないので、このプログラムはリメイクなのか、少し違うのかは判断できません。
話が大分逸れましたね…
背中から醸し出される雰囲気から、悲しき物語を語っていると感じますね！！大胆にかつ、情感を観る者に全力でぶつけていく演技に、鷲掴みにされたファンも多いのではないでしょうか？
FSは昨季からの継続のプログラムです。映画『ある愛の詩』でお馴染みのテーマ曲を、イル･ディーヴォが歌ったバージョンです。男性デュオの重厚なハーモーニーに負けない存在感を放っているのがもはや才能です…！！筆者が初めてこのプロを拝見した時、非常に大きな衝撃を受けました！大きな波が波が寄せては返すように、感情が迫ってくる演技に、沢山のファンが驚いたことでしょう！！
気になりますよね？ここまで言うならみたいですよね(半ば強引ですが😂)？
ては、2021年国体の公式アーカイブ映像をご覧ください↓
SP→『少年男子ショートプログラム 1/27』を選択し、(CM後)12:58~18:09
FS→『少年男子フリースケーティング 1/28』を選択し、(CM後)1:19:50~1:25:54
来季どんなプログラムを披露するのか、もう早く見たい！待ちきれない！！と思わせる選手です！どうかステイヘルシーに、来季絶対1回は現地で演技を拝見できることを願ってます！
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No.90 菊地竜生選手 (ｷｸﾁ ﾘｭｳｾｲ)
SP Child In Paradise(演奏 マキシム)
FS 映画『ムーラン･ルージュ』より
4月から高校2年生になりました！
3年連続全日本ジュニア選手権出場や、2020年全中3位表彰台等数多くの大会で活躍しています！！
バッジテスト7級の選手でも非常に習得の難しいトリプルアクセルを6級の時に大会で降りたり、今季はクワドサルコウを試合に組み込むといった高いジャンプ力があります！他にもクリムキンイーグルからのジャンプも見所ですが…コーチでもある駒場幸大先生による超個性的なプログラムを披露し、大注目を集めている選手です！！
ノービス時代はアニメ『ドラゴンボール』のサウンドトラックを使用したり…ジュニアに上がりたての時に、JR東日本の東京駅周辺の駅メロをメドレーにして車掌さんになって滑ったり…とここでは語り尽くせないほどバラエティー豊かなプログラムで会場を盛り上げてます！！
今季もファンを魅了させるプログラムを披露しました！
SPは自ら選んだ曲で、独特な世界観を作り上げています！聴いていて中々クセのある曲で、どんな世界を表しているのか少しイメージしづらいと筆者は感じました。そんな曲にバッチリと音を合わせ、エンターテイナーとしての演技を披露しているのが、菊地選手の凄いところだと感じました！
FSは、フィギュアスケートで定番の映画『ムーラン･ルージュ』のサウンドトラック2曲を使用しています。ただ、意外と使われない部分や曲を使用しているのが大きな特徴です！前半の『Hindi Sad Diamonds』では、インド風なエキゾチックな部分を使い、後半の『Elephant Love Medley』は高らかに歌い上げるような滑りが印象的です！4回転サルコウに挑戦しつつ、綺羅びやかさと、ドラマチックさの2面を演じ分け、ファンを魅了させているところを見ると、頼もしく、雄弁なスケーターになったなと感動しました✨
それでは、有料になりますが、2020年東京ブロックの演技がSP･FS共にフルで残っているのでご覧ください↓
怪我があり1月のインターハイは棄権し、先月のサイニチ杯で復活しました。どうかステイヘルシーに、菊地選手ワールド全開の演技を楽しみにしてます！
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東京ジュニア男子編及び、東京のジュニア選手の紹介は以上です！
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺
東京は色々と凄い
とジュニアの選手から幾度も感じさせました！
次回からは東京のシニア選手の紹介です。まずは東京シニア女子編part1ですね！
このペースだと、シーズンが始まるまでには書き終わるのやらですが、なんとか頑張ります。
次回も、この先も楽しみにしていただけたら嬉しいです！