こんにちは、実は5才~高校2年生の終わりまでピアノを習っていたLenaです。フィギュアスケートで使われた曲を実際に弾いてみよう!とこの企画を始めました(勿論【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論シリーズの執筆も進めてます)!今回はハチャトゥリアン作曲、組曲『仮面舞踏会』より『ワルツ』を弾きました。
弾く時に感じた事、苦労した事、考えていた事などなどをまとめ、最後に動画を載せます!
これから仮面舞踏会を弾いてみようと思った方、ピアノはどのように弾いているの?と思っている方にとって少しでも参考になれたら幸いです(音大に進んだ訳ではなく、音楽のプロではありませんが…極端な話コンクールや発表会に出たことないです。ただ、長く続けていただけです)。
それでは、このまま行きましょう↓💨
きっかけは?
私が中学生の時に、浅田真央さんが使用したことで知りました。地元の楽器屋の店内を歩いていると、『フィギュアスケートで使用した曲特集』で流れていました。その時、
不思議なリズムだな。不思議な世界を感じる曲だな
と、その不思議さに惹かれていたのです。さあ、何故惹かれたのか今でも謎ですが…
それから時が流れ、大学生になったある日、これを購入したのです↓
ヤマハから出版されていて、2021年4月現在もネット通販で購入できます(ヤマハ公式のネット通販のページを上にリンクしてます)。
フィギュアスケートの定番曲をピアノアレンジした楽譜集ですね。
買って暫くは練習してたのですが…次第に忙しくなってピアノ自体弾かなくなりました。修士論文を書き終わった前後で、この楽譜集の存在を思い出し、試しに仮面舞踏会を弾いてみたところ…
意外といける!!
と思って、本格的に練習しました。
さて、次からは弾いて感じたこと諸々を書いていきます↓
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難易度は?
音自体は比較的簡単。ただ、あなどってはいけない。
のが正直なところです。
ただ、これは両手で弾くことができてかつ、リズムがきちんと取れること、和音が弾けることなどなど、奏法を一通りこなせるのが大前提です。
全音ピアノピースシリーズだと、レベルC(Aが1番簡単、Fが1番難しい)に設定されてます。
すなわち、中級レベル以上であれば、この曲は音自体は多分簡単だと感じると思います。他の曲だと、フレデリック・ショパン作曲の『子犬のワルツ』が弾ければ大丈夫だと思います(子犬のワルツを弾いた時も、音は簡単だけど…あなどるなとなりました)。
一度に押さえる音の数が比較的少なく、和音になっても片手で最大で3ヶ所押さえれば良い話です。あと、3連符(指定の拍に音を3つ入れること。これリズムが崩れやすくなるので私にとって難しいのです)がほとんどない!更に、この曲の場合、同じメロディーの繰り返しが多いので、暗譜も比較的やりやすいと感じました。
今回楽譜をめくるの面倒くさいので、A4サイズの紙に印刷して合計8枚。楽譜にマスキングテープを貼って1枚に繋げて、いざピアノに並べると…
収まらない!!!
2枚分はみ出てしましました!!
かと言って、曲の途中でぱらーって、慌てて並べるのも嫌だし、譜めくりの人いないし…どうしようと思って思いついたのが…
途中2枚分を折り畳む
という方法でした。そこだけ一生懸命に暗譜(楽譜を暗記すること)して、挑んでいたのです!そこだけ暗譜して挑めたのも、比較的音が簡単でかつ、同じメロディーの繰り返しが多いという特徴があったからこそ出来た話だと思ってます(筆者はは暗譜が苦手でした)。最初は途中で音が分からなくなったりしましたが。
いくら音が簡単めだと言って、あなどってはいけないのがこの曲なのです!!
音が簡単だからと言って、すぐにスラスラ完璧に弾けるかと思ったらそうでもないのです。
『よくやりがちなミス』でも説明しますが、音の移動が1オクターブ以上あるものが多いので、ミスタッチが発生しやすいです。まだ隣の鍵盤とか、2つ3つ違う位置の鍵盤だったらねやりやすいのですが…7つ以上も離れた位置にある鍵盤を、行ったり来たりすれば狙わなくてはならないので、ミスが増えます。
あと、テンポが速い曲なので、テンポを上げれば上げるほどミスしやすいのもあります。速さの指定では『符点二分音符≒73』とありました。これは、3拍をほぼ73で取るということなので…実際は1拍が100超えます。めちゃくちゃ速いです!!指が回らなくなります(筆者は速いテンポの曲が苦手というのもあるかもしれませんが)。
ミスしやすさの面では難しい曲でした…。
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完成までどれぐらいかかった?
前に弾いていた時がありましたので、練習を再開してから動画のように弾きこなせるまでには1ヶ月程練習していました。
1ヶ月間、時々練習できない時を除いては、毎日30分ぐらいは練習してました。
それでも本番に、ミスタッチをちょくちょくしてますが…まあ、色々ありまして多少ミスしてますが公開に踏み切りました。
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次のページでは、やりがちなミスと、意識していたことを説明し、最後に動画をご覧いただきます!
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