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東日本フィギュアスケート概論2022

【2022年版】東日本フィギュアスケート概論 第3講 北海道 男子編

こんにちは!大学院修了フィギュアスケートファンのLenaです!

早速、東日本フィギュアスケート概論シリーズ第3講、北海道男子編を始めます!(過去同シリーズは→2019年2021年)
依然有観客での大会が限られる中、2021-22シーズンは五輪もあって、フィギュアスケートに注目が集まりました。一ローカルフィギュアスケートファンとして、普段拝見する機会が多い東日本の選手の魅力をもっと知ってほしいと、講義という名のもと、記事を書かせていただきます!

第1講~3講にかけて北海道の選手を取り上げている中で、今回、第3講は男子編です❄️全中、インハイ、国体で北海道代表として出場したことのある選手を紹介します。

(これまでの講義の一覧はこちらから)

※所属クラブ等のデータは2022年3月時点で、一般に公開されているものを基準にしてます。4月から所属先等変更がある場合は併記します。

それでは、早速行きましょう!!

No.10 西本那音選手 (ニシモト ナオト)

所属 北海道FOREST F.S.C.
プログラム
SP ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18(作曲:セルゲイ・ラフマニノフ)
FS スウィングしなけりゃ意味がない(※昨季データ)
今季主な成績
第42回全国中学校スケート大会 34位

通年リンクの無い十勝地方を中心に練習を積み重ねている、中学2年生の選手です。2022年3月時点では、5級です。6級を取得次第、来季からブッロクにジュニアカテゴリーに参戦できます。
今季前半は大会にエントリーしてなかったのですが、全中代表を掴み、出場しました。3年連続で全日本ノービス選手権に出場した実績があります。
地元テレビ局の特集で、羽生結弦選手(ANA)が憧れと話してました。

一目見た瞬間に、
圧倒的な滑りの綺麗さ
に惹かれる選手です。筆者はノービスの年齢になる前から拝見してました。幼い頃から軽やかで透明感あるスケーティングが光り、印象に残っていましたね。

SPは、全中で一般のファンに初披露となりました。聴いて、いかに滑りこなすのが難しそうなピアノ協奏曲に合わせ、美しい演技を披露する姿が、印象深く残ります。演技そのものが、実年齢以上に見えるのですよ。
予想しなかったタイミングからダブルアクセル(2A)で始まって驚きつつ、持味のスケーティングを存分に活かしたプログラムに、もっと見たいと思わせます。

FSは、今季一般のファンの前で披露することが叶いませんでした。今回、昨季までのプログラムを書きましたが、所属クラブのInstagramの投稿等から推測すると、プログラムを変えた可能性があります。どうか来季以降、拝見できる機会に恵まれることを願っています。

その他、バッジテスト等様々なことがあるかと思います。
無限の可能性を秘めたスケーティングにもっと沢山のファンに見てほしいと思う選手です。
どうかステイヘルシーに、思い描く練習ができることを願ってます。

No.11 中森飛佑伽選手 (ナカモリ ヒュウガ)

所属 北海学園大学
プログラム
SP 映画『ダンシング・ヒーロー』より『Scott & Fran’s Paso Doble』
FS ゲーム『モンスターハンター』シリーズより『星に駆けられて』/『深い森の幻影』
今季主な成績
2021年東北・北海道選手権 ジュニア 5位
第15回東日本学生フィギュアスケート選手権大会 5,6級クラス 1位
第94回日本学生氷上選手権大会 フィギュア競技 5,6級クラス 2位

札幌市内の高校を卒業後、系列の大学に進学しました。引き続き札幌市内を中心に練習を積み重ね競技を続けてます。順当に進めば、4月から2年生となります。
第1講で紹介した伊吹有紗選手、第2講で紹介した佐藤妃依選手、清水柚梨恵選手、加藤花怜選手と同じ先生の指導を受けています。
今季がジュニア最終学年でした。7級を取得次第、来季からブロック大会でシニアにエントリーできます。

180㎝近い長身を活かし、迫力ありつつ、所作のエレガントさを兼ね備えているのが強みの選手です。
それと、衣装が毎回斬新でかつお洒落な所が印象に残ります。

昨季から継続のSPは、ステップシークエンス(StSq)は同じクラブの先輩である鈴木潤さんの振り付けです。新型コロナウィルス対策のせいで、札幌市内のリンクが長期にわたって閉鎖となった中、昨季からより動きが洗練され、メリハリが効いたものを見せていて感慨深かったです。

今季新しくしたFSは、モンスターハンターのサウンドトラックを2曲繋いだものとなってます。片方が半袖の斬新な衣装が目を惹きましたね。終始ミステリアスな曲調で、後半が和楽器を使用した曲に感じました。
最後までスピード感あり、ダイナミック、迫力ある滑りで描く世界観が印象的でした。

SPに関しては、昨季にはなりますが、参考までに2021年インターハイの公式アーカイブ映像を、FSはFODプレミアム会員のみとなりますが、2022年インカレの映像をご覧ください(余談ながら、振り付けの先生の地元で披露した時の映像になります)↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(52:24~57:45、指定された時間から再生します)
出典:FODプレミアム
FS 第94回日本学生氷上選手権大会(インカレフィギュア2022) (※会員のみ視聴可能)2:36:33~2:40:29

昨年『実は、ずっとお名前だけは聞いていてまだ現地では、筆者が拝見したことがない選手なのです。もし来季以降も続けるとの事であれば、一日も早く現地で拝見したいと願ってる選手です。』と書きましたね。今季も、コロナの影響により現地で拝見することが叶いませんでした…
どうかステイヘルシーに、来季こそは現地で演技を拝見できると信じていきます。


次のページに紹介が続きます💨

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東日本フィギュアスケート概論2022

【2022年版】東日本フィギュアスケート概論 第2講 北海道 シニア女子編

こんにちは!大学院修了フィギュアスケートファンのLenaです!

早速、東日本フィギュアスケート概論シリーズ第2講、北海道シニア女子編を始めます!(過去同シリーズは→2019年2021年)
依然有観客での大会が限られる中、2021-22シーズンは五輪もあって、フィギュアスケートに注目が集まりました。一ローカルフィギュアスケートファンとして、普段拝見する機会が多い東日本の選手の魅力をもっと知ってほしいと、講義という名のもと、記事を書かせていただきます!

第1講~3講にかけて北海道の選手を取り上げている中で、今回、第2講はシニア女子編です❄️2022年2月末時点での所属が北海道でかつ、道代表として実績のあるシニア女子選手を取り上げます😎

(これまでの講義の一覧はこちらから)

※所属クラブ等のデータは2022年3月時点で、一般に公開されているものを基準にしてます。4月から所属先等変更がある場合は併記します。

それでは、早速行きましょう!!

No.6 佐藤妃依選手 (サトウヒヨリ)

所属 東海大学付属札幌高校→?
プログラム
SP 死の舞踏
FS 映画『マレフィセント』より
今季主な成績
2021年東北・北海道選手権 選手権 6位
第47回東日本選手権大会 28位
第71回全国高等学校スケート選手権大会 59位

今季(2021-22シーズン)にシニアデビューし、3月に高校を卒業しました。高校卒業まで主に札幌市内を拠点に練習してました。
今季初めてブロックを突破し、東日本に進出を果たしました。

品の良いスケーティング、そして、最大の見せ場は
スピン!!!!!
なんですよ。多彩なポジションが綺麗でかつ、軸が細く、回転速度が非常に速いのです。特に、プログラムの1番最後に必ず持ってくるレイバックスピン(LSp)は必見です。ビールマンポジションの美しさが絶品です。おそらく、1番得意としているのではないかと思われます。

SPは昨季からの継続のプログラムでした。伸びやかで綺麗なスケーティング、エレガントな所作で魅せてからの、曲の盛り上がるところでのスピン!!が印象に残りますね!

FSは、一般のファンの前で(オンライン上)で披露できたのは今季になってからとなります。スピード感ある滑りから、力強く、そして持味のスピン!!でぐっと締まったプログラムでした!

かつては可愛い振り付けが印象的な選手でした。高校生になった辺りからは綺麗さ、上品さが際立っています。

それではSPのみですが、2022年インターハイの公式アーカイブ映像をご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(3:49:12~3:54:07、指定された時間から再生します)
※ジュニア課題での実施

公開時現在(4/21)、進路の発表がなく、気になるところです。どうかステイヘルシーに、もしも来季も拝見できるのなら、スピンに色々と楽しみにしています。

No.7 宮本藍里選手 (ミヤモト アイリ)

所属 北海高等学校→?
プログラム
SP 映画『NINE』より『Be Italian』
FS 映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より
今季主な成績
2021年東北・北海道選手権 選手権 2位
第47回東日本選手権大会 23位
第71回全国高等学校スケート選手権大会 16位
第77回国民体育大会冬季大会 スケート競技会 フィギュア競技 少年女子 24位

先程紹介した佐藤選手と同じく、今季(2021-22シーズン)にシニアデビューし、3月に高校を卒業しました。高校時代のほとんどは主に苫小牧市内を拠点に練習してました。2018年全日本ジュニア選手権に出場等、大きな大会での実績がある選手です。

ひとたび氷に立てば
姿勢の美しさ
に目を奪われ、シャープなスケーティング、綺麗な所作、多彩なバリエーションのスピンと見所満載な演技で魅了していく選手です。スピンに関しては、かつてはレイバックスピンのビールマンのポジションのフリーレッグをおでこに載せるようなポジションや、シットスピンのフリーレッグの位置が変わったポジションだったりと、珍しいポジションを披露していました。レベルの取り方がわりと頻繁に変わっている印象も感じます。

今季新しくしたSPは、宮本選手の演技の幅を広げたプログラムでしたね。タンバリン、強烈な歌詞に合わせて、びしっとポーズを決め、濃密な動きの数々に魅了されていたら、あっという間に終わっていきます。どろどろとした感情を、大胆に表していく様を見て、すっきりとする演技に惚れること間違いなしです!

昨季から継続のFSは、SPとは一転して、透明感ある美しさに魅了されることでしょう。持味の一つである、バレリーナのような所作のエレガントさが、綺麗なメロディー、サラ・オレインさんの歌詞にマッチしていて、極上の一時を感じることでしょう。

今季はSPとFSとの振れ幅に筆者は驚き、興奮したのですよ!ぜひ、見たいですよね?はい、それでは2022年インターハイの公式アーカイブ映像をご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(2:37:55~2:42:47、指定された時間から再生します)
FS(1:29:29~1:35:16、※解説有、指定された時間から再生します)
※ジュニア課題での実施

公開時現在(4/21)、進路の発表がなく、気になるところです。来季も拝見できるのなら、どんな演技でファンを魅了するのか注目したいところです。


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東日本フィギュアスケート概論2022

【2022年版】東日本フィギュアスケート概論 第1講 北海道 ジュニア女子編

こんにちは!大学院修了フィギュアスケートファンのLenaです!

ついに今年もあのシリーズを始めます!!!2019年2021年と大好評だった、東日本フィギュアスケート概論シリーズ、今年も開講します!!!!!
依然有観客での大会が限られる中、2021-22シーズンは五輪もあって、フィギュアスケートに注目が集まりました。一ローカルフィギュアスケートファンとして、普段拝見する機会が多い東日本の選手の魅力をもっと知ってほしいと、講義という名のもと、記事を書かせていただきます!

大学の講義のようなイメージで記事をご覧いただければ幸いです。大学だと、一つの授業を14~15回で完結するので、15講書こうと思っていたら、前回、前々回と15は軽く超えましたね😂今回も三日坊主にならなければ、15講以上は軽く超えるかと思います。中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

さてと、前置きが長くなりましたね。今回も北から順に南下するように各地の選手を取り上げます!今回、実名で紹介するのは、4月から中学生以上でかつ、2022-23シーズンのジュニア以上の選手とします。第1講~3講にかけて北海道の選手を取り上げます。今回は北海道ジュニア女子編❄️2021-22シーズンの所属が北海道でかつ、道代表として実績のあるジュニア(予定含む)女子を取り上げます😎

※所属クラブ等のデータは2022年3月時点で、一般に公開されているものを基準にしてます。4月から所属先等変更がある場合は併記します。

No.1 岩本愛子選手 (イワモトアイコ)

所属 白鳥FSC
プログラム
SP マンボ・メドレー
FS バレエ『海賊』より
今季主な成績
2021年東北・北海道選手権 ノービスA 1位
第25回全日本ノービス選手権大会 ノービスA 27位
第42回全国中学校スケート大会 67位

苫小牧市内を中心に練習を積み重ねている、中学2年生の選手です。来季から、本格的にジュニアカテゴリーに参戦します。

回転軸が非常に細く、ピッチの速いジャンプやスピンに加え、リンクの端から端まであっという間に駆け抜けていく滑りが、見ていて爽快な選手です。

SPはキュートに弾けて踊る姿に目を奪われましたね。全中で一般のファンの前で初披露となりましたが、マンボの速いテンポにぴったりとハマった動きに強烈なインパクトを残しました。
叶うのならもっと拝見したいプログラムです。

FSはビュンビュンスピードを出していき、次から次へと華麗に技を決めつつ、ニコニコ笑顔、美しい世界観が印象深い演技でした!
えっ、もう終わり?もっと注目して見てみたいのにという意味で、あっという間に終わる演技なのですよ。
エネルギッシュさに、ひたすら圧倒されたところでしょう!

岩本選手がノービスの最初の頃から拝見していたので、あっという間にジュニアに上がってくることに驚きつつ、見れる機会が増えることが嬉しいです。来季以降、様々な面で注目、楽しみな選手です!!

No.2 加藤杏望選手 (カトウアズミ)

所属 札幌クリスタルF.S.C.
プログラム
SP 映画『ミッション:インポッシブル』シリーズより
FS サーカス『IRIS』より
主な成績
2021年東北・北海道選手権 ノービスA 15位
第42回全国中学校スケート大会 43位

札幌市内を中心に練習を積み重ねている、中学2年生の選手です。来季から、本格的にジュニアカテゴリーに参戦します。

加藤選手といえば、溌溂さを活かした振り付けで、ユニークなプログラムを滑りこなすのが大きな特徴です。とりわけステップシークエンス(StSq)で、見てて楽しい!と感じますね。
筆者が加藤選手を初めて拝見した映画『ビアンカの大冒険』よりを使用したプログラムから、エネルギッシュに滑りつつ、細かいところも気を配り、凝った演技が印象的でした。

SPは、技と技の間にも多様な動きを取り入れ、クールに、力強く踊るプログラムです。堂々といていて、縦横無尽に踊る姿が、見てて楽しいのですよ!

SPに関しては、1月末頃に行われた全中で、一般のファンの前(オンライン上)で初披露となりました。来季から本格的に2つのプログラムを試合で披露していきます。どんなプログラムなのか、今から楽しみです。

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】東日本フィギュアスケート概論 第3回 北海道 男子編

こんにちは!大学院生フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第3回、北海道男子編を始めたいと思います!
今回は北海道のフィギュアスケートの選手から、男子選手それぞれの魅力について語ります。
その前に少しだけこのシリーズの概要と、諸注意を話します。

フィギュアスケートで、『全日本』と名がつく大会の予選の1つが『東日本』。細かな条件が色々とありますが、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県のスケート連盟に所属する選手が対象です。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が強いと言われていますが…東日本にも強い選手がいます。それだけでなく沢山の選手が日々の練習に励んでいます!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!そんな願いをこめて、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』を連載開始させ、今回は第3回目です!

計3回にわたって北海道の選手を取り上げるその第3弾。第1回の北海道ジュニア女子編、第2回の北海道シニア女子編、そして今回が北海道編ラスト😲男子編を取り上げます👀今季所属が北海道or東日本所属で国体をふるさと指定で北海道としている選手を取り上げます😎

中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

それでは行きましょう⏬

注意書き
※今回、実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニアカテゴリー以上の選手とします。
※所属クラブ等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです



No.11 中森飛佑伽選手 (ナカモリ ヒュウガ)

所属 札幌アースFC
SP 映画『ダンシング・ヒーロー』より『Scott & Fran’s Paso Doble』
FS High Priests/The Dawning/太陽を巡るリール

何かしらの理由により3シーズン大会に出場しなかったのですがバッジテスト6級を取得し、今シーズン、ジュニアカテゴリーとして初めて東北・北海道ブロックや東日本に出場しました✨インターハイや国体にも初出場しFS進出等、一躍大活躍のシーズンでした✨
3月に高校を卒業しました!

☑長身を活かしエレメンツはダイナミック
☑身のこなしがとてもエレガント
この2点が目を惹く選手であります!

SP・FS、ステップシークエンスの振付はクラブの先輩でもあり、国際大会の出場経験があり、北海道のフィギュアスケート界を引っ張ってきた鈴木潤さんであることも話題になりました!(鈴木潤さんを2019年版東日本フィギュアスケート概論で取り上げた際の記事はこちら)
(※それ以外の振付は、国際大会の出場経験があり、現在は帯広市内で指導している小田嶋隼先生です)

6級を取得して間もないのですが、3Loや、3F等難しいジャンプにも果敢に挑み、かつ、力強さと柔らかさのメリハリのある演技を披露しています✨

…このように論を並べるよりかは、実際に映像で見たほうが分かりやすいかと思いますので…2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい🔽

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(52:24~57:45、指定された時間から再生します)

FS(14:16~21:08、指定された時間から再生します)

実は、ずっとお名前だけは聞いていてまだ現地では、筆者が拝見したことがない選手なのです。
もし来季以降も続けるとの事であれば、一日も早く現地で拝見したいと願ってる選手です。

No.12 岩野颯太選手 (イワノ ソウタ)

所属 帯広工業高校
SP 映画『戦場のメリークリスマス』より
FS ならず者(歌 イーグルス)

帯広市が拠点。スケートを始めたのは小学校5年生からと比較的遅めですが、バッジテスト6級まで取得し、東日本ジュニア選手権や、全国中学校スケート大会や、インターハイ、2021年の国体北海道代表として活躍してきました!岩野選手も中森選手と同じく、3月に高校を卒業しました🎓

大きなジャンプを跳びつつ、情感豊かな演技が印象的な選手です✨

6級でありますが、所属する北海道FOREST.F.S.CのInstagramには、トリプルアクセルを成功させた動画が投稿されています!!!

今季は何かしらの理由により、ブロック大会にエントリーしなかったのです。オンラインでありましたが、一般のスケートファンが今季初めて演技を見れたのはインターハイのことです。
SPは最初の音が鳴った瞬間から、
あっ、これ岩野選手にぴったりなプログラム!
と直感で思いました!戦場のメリークリスマスのメロディーに乗せて、冬の雪、繊細さ、切なさ、桜が舞い散るような儚さ、美しさ、力強さ、想い出、様々な情景が目に浮かんで涙がこぼれそうなプログラムを披露して・・・!!と感動しました。
FSは、イーグルスの名曲、Desperado、日本でのタイトルは『ならず者』を選曲しました!
歌詞に合わせて、バラードの曲調を捉えた渋さ、哀愁、強さ、切なさ感じる振付の数々にこれもまた涙が出そうになって・・・となりましたね。
前のFSの映画『道』よりみたいに、哀愁ある場面とコミカルな場面との切り替え等、曲の雰囲気をしっかり捉え、壮大でエモーショナルな風景が見える表現に惹かれるのです。

それでは、実際に映像を見ましょう!2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい🔽

出典:インハイTV
SP(4:19:02~4:23:46、指定された時間から再生します)

FS(41:08~47:43、指定された時間から再生します)

コロナがなければ、これを現地で拝見したかったと思ってしまうような演技でしたね。
どうかこの先も岩野選手らしく、輝いてほしいとねがうばかりです。

※4/8追加
4/3付の十勝毎日新聞の記事より、4月から就職のため一度競技を引退しました。
長い間お疲れさまでした!社会人生活にエールを送ります!復帰の可能性もあるとのことなので、その時は沢山演技を拝見できる事を楽しみにしてます!

次のページにも紹介が続いてます💨

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第2回 北海道 シニア女子編

こんにちは!大学院生フィギュアスケートファンのLenaです!

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が強いと言われていますが…だが東日本にも強い選手がいます。それだけでなく沢山の選手が日々の練習に励んでいます!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!そんな願いをこめて、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回は第2回目です!

第1回~3回にかけて北海道の選手を取り上げる中の第2弾❗前回は北海道ジュニア女子編、今回は北海道シニア女子編❗今季所属が北海道or東日本所属で国体をふるさと指定で北海道としている選手を取り上げます😎

中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

それでは行きましょう⏬

※今回、実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします。
※所属クラブ等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです

No.6 中本有咲選手 (ナカモト アリサ)

所属 北海高等学校
SP アニメ映画『アナスタシア』より『Journey to the Past』
FS 映画『ロミオ+ジュリエット』より

2018年の全日本ジュニア選手権や、2019・20年の国体に北海道代表として出場し活躍している選手です❗
今季からシニアに移行しました✨3月に高校を卒業🎓って早いですね❗

中本選手と言えば、かわいい😍と言ってしまいたくなるような演技が魅力ですが…
高校の3年間でかわいいだけではない❗と言わせる演技も魅せるようになったのです😲

筆者がかわいい😍と思ったきっかけが2017-19シーズンのSP『オー・シャンゼリゼ』🇫🇷で、ジャンプ跳ぶ前の振付や、ステップシークエンスの中でのハートマークや、最後のウィンクともうかわいい😍のオンパレードなプログラムでした💕どんな時も笑顔で踊れるのが中本選手の最大の武器とも思いました❗それがその次のSPでは持ち前の笑顔で、優しくふんわりと綺麗な世界観を、2018-20シーズンのFSである『序奏とロンド・カプリチオーソ』で大人な強く、気高さを感じる女性像が伝わってイメージが変わり…今季はSPでは、歌詞に合わせて単に明るく笑顔で踊るだけでなく、意味を捉えて弾むように躍動感溢れる演技でした💕そして、FSでは一変し、執念や気迫に溢れる場面も見せて、演技の幅が広がった中本選手がますます魅力的に映るようになったと感じました✨

その背景には、物凄い努力家であることがあります!
とても練習熱心な選手だと聞いています!
エレメンツにおいても、スピンが大きな見所でもあります❗安定していて、一つ一つのポジションが綺麗でかつ切り替えがとてもスムーズ、回転速度が速いスピンなのです🌀
そして、表現においてもあっと驚く進化を遂げてきた選手でありました❗

ではSPのみですが参考程度に映像を見てみましょう↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(16:59~21:44、指定された時間から再生します)

4月から大学生になるかと思います❗もし続けられたら、どんな世界観を披露してくれるのかと、とてもワクワクしてます✨

※4/8追加
中本選手が公開しているInstagramより、山梨学院大学に進学したとの報告がありました!
関東ブロックで演技を拝見する日を楽しみにしてます!


No.7 大関凜花選手 (オオセキ リンカ)

所属 市立札幌旭丘高等学校
SP タンゴ・ジェラシー
FS 映画『アメリ』より

大関選手も今季からシニアに移行した選手でかつ3月に高校を卒業しました🎓札幌市でトップクラスの進学校に通いながら競技を続け、今年(2021年)のインターハイでFSに進出、国体で北海道代表として出場した文武両道な選手であります⛸📖

ダイナミックさもありながら、音の雰囲気をしっかりと捉え、エレガントで華があるところが魅力の選手だと感じています💕

今季SPはタンゴの曲に合わせて、バシッと決めるところは決めて、しなやかに踊るところはしなやかにとメリハリが効いたプログラムに豪華だなと感じさせます✨昨季から継続のFSは、不思議な世界観の中に立つ少女をしっとりと演じつつ、心に秘めた情熱も感じさせる演技に胸が熱くなります🔥

音に合わせて七変化し、華麗に舞う姿に魅了されるはずです❗

そうそう、衣装も毎回素敵なものばかりで、2018-20シーズンのSPの『パリの空の下』や、インターハイで披露したFSの衣装が個人的に好きだったりします💕

では参考程度に映像を見てみましょう↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SPはジオブロックにより見れず…
FS(21:29~28:19、指定された時間から再生します)

※ブロック大会等をシニアで出てますが、インターハイはジュニア課題で実施しなくてはならないためジュニアプログラムです

来季、もし続けられるのであれば、今度は現地で拝見したいと願ってはおります。どの道であれ、大関選手の努力が実を結ぶ日々であることを願っています❗

※4/8追加
同志社大学スケート部公式HPやInstagram等にて、新入部員として紹介しました!
札幌を離れ、関西に移った大関選手の夢が叶いますように!

次のページに紹介が続きます💨

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】東日本フィギュアスケート概論 第1回 北海道 ジュニア女子編

こんにちは!大学院生フィギュアスケートファンのLenaです!

…まずは謝らなきゃいけないですね。去年のシリーズ結局完結しませんでした。楽しみにしていただいた方本当にすみません!!

で、今年は一昨年の春先に書いて大好評だった、東日本フィギュアスケート概論シリーズをやりたいと思います(2019年版はこちら)!2020-21シーズンはコロナの影響で、思うような練習を積めず、軒並み大会が中止、または無観客となり、選手にとっても、私達見る側としても試練のシーズンでした。だからこそ、改めて感じる選手の魅力を書きたい!っと感じ、今回執筆することになりました。

大学の講義のようなイメージで記事をご覧いただければ幸いです。大学だと、一つの授業を14~15回で完結するので、15記事書けたらなーっと思って前回書いたら余裕でオーバーしました😂今回も三日坊主にならなければ、15記事以上は軽く超えるかと思います。中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

さてと、前置きが長くなりましたね。今回も北から順に南下するように各地の選手を取り上げます!今回、実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします。第1回~3回にかけて北海道の選手を取り上げます。今回は北海道ジュニア女子編❄️2020-21シーズンの所属が北海道だったジュニア女子を取り上げます😎

※所属クラブ等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです



No.1 岡垣ゆかり選手 (オカガキ ユカリ)

所属 月寒FSC
SP ミュージカル・映画『ウエスト・サイド・ストーリー』より
FS ヴァイオリン・ソナタ 第5番『春』(作曲 ルートヴィヒ・ベートーヴェン)

2020-21シーズンからジュニアとして本格デビューした選手❗4月から中学2年生となります。

まるでバターを薄く塗っているような、滑らかで綺麗なスケーティング⛸
ふんわりと優しい気持ちになれるような演技が最大の魅力です✨

SPはちょっと変わったアレンジの入った曲でありますが、たおやかでかつ芯の強さを感じる演技を。FSは花が満開に咲いているような、優しいピンクの世界が目に浮かんで観ててホッとします💮

SP・FS共に、高校卒業まで札幌市を拠点に練習し、ジュニアグランプリシリーズ等の国際大会に出場した経験のある國分紫苑さんの振付です(國分紫苑さんのウィキペディアはこちら)

いわいるツルスケで、基本がしっかりしていかつ可憐な演技を、来季以降ぜひ現地で観ていきたいところです❗


No.2 伊吹有紗選手 (イブキ アリサ)

所属 札幌アースFC
SP 黒い瞳
FS バレエ『火の鳥』より

来月(4月)から高校生になります(えっ、あっという間)❗

そんな伊吹選手の魅力はなんと言っても、
細部にも工夫を凝らした演技✨

例えば、

☑スピードたっぷりでかつ、膝や足首をしっかりと活かしたスケーティング⛸
☑指先まで神経が行き届いた所作
☑細かな音にもしっかり寄り添った振り
☑曲調に合わせた演技中の表情
☑お洒落なデザインの衣装

などなど、たーくさんあって、どのプログラムも見応え抜群なものばかりです✨

今度映像を見るにしても、現地で観戦するにしても、伊吹選手の演技をよーくチェックしてみてください👀きっと沢山の発見ができるはずです❗

次のページに紹介が続きます💨

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インターハイ

インターハイ2020 フィギュアスケート競技 観戦記録 女子編

さてと、前回は2020年1月に行われたインターハイの男子入賞者の演技感想を書いて、今回は女子入賞者の演技感想をお届けします❗

もう年度跨いでいることは気にせずに…
今回でインハイ関連は最後ですので、お付き合い頂ければ幸いです❗

 

8位 田村綾音選手 広島県:広島県立高陽

SP:アルメニアン・ラプソディー 得点 順位15位 46.22
FS:映画『ラストエンペラー』より 得点 順位6位 86.30

猫のように柔らかな着地、いわゆる猫足着氷のジャンプに、しなやかな動きがとても印象的でした✨

SPの衣装が、模様の使い方が効果的で、いいなと思わせました✨
エキゾチックな音楽に合わせて舞い踊っていて、強烈なインパクトを与えました❗
体のキレがあり、ノーミスで、一つ一つの技の質が高かった✨

FSの青い衣装がとても綺麗✨っと思って見ていたら…スタートポジションに着いて、鳴るはずの音が鳴らない❗暫く待たされて、なんとか音が出たので再びやり直しとなる自体となった。
ただ、そこから殆ど大きなミスなく演じきったところが凄かった✨✨少し回転不足のジャンプがありましたが、凜としてて気品ある雰囲気が伝わる演技がとても素敵でした✨

この好演技があって、ショート15位からフリー6位。総合8位入賞✨個人としても嬉しい結果とともに、学校別対抗においても3位表彰台に大きく貢献した演技でした✨

昨年大会はショート落ちから大躍進👏
4月から3年生、どうされるか分かりませんがまた演技を拝見出来たら嬉しいです♪

 

7位 鬼頭まりあ選手 愛知県:愛知みずほ大学瑞穂

SP:ドラマ『エデンの東』より 得点48.59 順位7位
FS:Unleashed/Never Give Up On Your Dreams 得点 順位84.43 8位

観て驚くのは繋ぎの濃さ❗

ジャンプを飛ぶ直前や、降りてすぐ、スピンやステップの前後と、技の間と間にただ滑っている時間は殆どない。演技中常に何かしらの動きがあって、それに驚くのである。

SPは昨季から継続のプログラム。一つ一つの技の質の高さが光り、GOE(出来栄え点)で全て加点が付く実施✨
さらりと爽やかな風が吹き抜けるような好演技でした✨
2年連続で決勝(フリー)に進出を果たした。

FSはパンフレットには『Unleashed』と記載があるが、『Two Steps From Hell』の曲を2曲繋ぎ合わせたもの。中盤のFSSp(フライングシットスピン)までがUnleashed、それよりあとがNever Give Up On Your Dreamsである。

前半は壮大でどちらかと言ったらゆったりとしたメロディーが流れていき、後半テンポが速くなり、力強い歌詞や歌声にプッシュされる感じに聞こえる。よくよく聞かないと、2曲繋ぎであることに気が付かない。1つの曲のように感じる曲の繋ぎ方だなと感じた。

それに合わせ、前半はしっとりと、時々ジャッジに向けて差し出す手の振付で締まるような動きを魅せる。後半はテンポが速くなったのを捉え、複雑でキレある動きを魅せるプログラムが、他の選手と一味違うなと思わせました✨

フリーで少し回転不足のジャンプがあったものの、ほぼノーミスでクリアな演技で見事インハイ初入賞✨
トランジッションの密度の高さから生まれる演技に、来季も楽しみにしてます!

 

6位 笠掛梨乃選手 愛知県:愛知みずほ大学瑞穂

SP:Over the Love 得点50.52 順位6位
FS:映画『美女と野獣』より 得点84.95 順位7位

今季からシニアに参戦して、全日本にも出場した選手。
持ち前の爆速+イン・アウトをきっちり踏み分けるスケーティングに加えて、この3年間で積み上げた表現が光るなと感じた試合でした。

SPは映画『華麗なるギャッツビー』の劇中歌。『フローレンス・アンド・ザ・マシーン』が映画に提供した曲である。

一瞬で目が醒めそうなスピード⛸️
そんなスケーティングの中から、未練タラタラ、元のさやに戻りたい思いが見える演技に、笠掛選手も高校3年生になったんだなーと思わせましたね。

音をよく捉え、体を大きく使い、緩急もつけて演じていくスタイルに新鮮味と、成長を感じました❗

FSは映画『美女と野獣』。実は笠掛選手は、2017-18シーズンのFSにも美女と野獣を使用しているが、その時と同じところもあれば違う所もある。
冒頭は『朝の風景』であるが、その次が『朝の風景(リプライズ)』に(前は『人間に戻った』を使用している)なり、最後は『フィナーレ』。前のと今季のとでは、フィナーレで使っている部分が違うようにも聞こえる。
曲の話はさておき。
曲や衣装だけでなく、前とは一味違う。
スピードがある中で、丁寧に、物語を伝えていこうとする姿勢。今季のはベルを意識しているのかなっと思いましたね。
キュートな振付もあり、見応えあった演技でした✨

中京大学への進学おめでとうございます!
大学生になった演技も楽しみにしてます!
 

5位 浦松千聖選手 愛知県:中京大学中京

SP:オペラ『トゥーランドット』より 得点57.69 順位3位
FS:ミュージカル『ミス・サイゴン』より 得点91.44 順位5位

I字、ビールマンっといったスピンの回転速度の速さ、ポジションの美しさに、ちょっとした腕の使い方が光ってました✨

SPはトゥーランドット、ボーカルはない。昨季からの継続のプログラム。
冒頭のコンビネーションジャンプは3Lz+2Tにする冷静さもあり、そのあとの要素もきっちり決めた。
終始穏やかな笑顔で滑り、長い手足を最も美しく魅せる所作に惹き付けられました。体感時間1分❗気品ある演技に魅了されました✨

FSはミュージカル『ミス・サイゴン』より。『サン・アンド・ムーン(楽器のみ)』→『序曲(多分、楽器のみ)』→『今も信じているわ(ボーカルあり)』の編曲。

24番目、最終滑走っという状況で、最後まで柔らかな表情で、すっと差し出す腕の美しさが素敵だった✨後半中々ジャンプが上手くいかなかったが、浦松選手の美しさとダイナミックさと両方が活きた表現が、また印象づけられる演技でした✨

去年は補欠で出番が無かった(1校から3人までしか出場出来ない…他にも沢山の選手が所属していて、おまけにレベル高い。中京大中京の層の厚さ恐るべし)。
今回は国際試合やシニアの全日本を経験し、そこで得たものを観させて貰えて良かったなっと感じました。
また来季も楽しみにしてます!

 

4位から1位は次のページに❗

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インターハイ

インターハイ2020 フィギュアスケート競技 観戦記録 男子編

こんにちはー!

2020年インターハイフィギュアスケート競技について、前回場所について書いたから、今回からは本題❗まずは男子演技感想を…
って、おい、いつの話だよって突っ込まないでください😰

前回更新したのは…2月末😲
そもそもインハイ自体開催されたのは、1/22~26だし…

そこは突っ込まないでくださいな…色々忙しかったんですよ…
アメブロからお引っ越しして、ここで書くことにしたり、諸々で忙しくて…

年度も跨いでしまいましたが、最後まで書きます❗
っと言うわけで、男子の入賞選手(1位~8位まで)早速書いていきましょー🏃‍♀️💨

 

8位 杉山匠海選手 岡山県:就実

SP:マック・ザ・ナイフ(歌:マイケル・ブーブレ) 得点57.22 SP順位11位
FS:ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』より 得点110.84 FS順位6位

足運びがとてもスムーズなスケーティングに目を奪われる✨リンクを大きく使って、ショート・フリーどちらも軽快な演技が鮮明に残りました✨✨

今回とっても驚いたのが、右手でも、左手でもキャメルキャッチフットを実施するスピン👀何言ってるのか分からないかと思いますので、分かりやすい所ではSPで実施されるCCSp(足替えキャメルスピン)。足替えた直後高く上がった足を右手で持って回り、足が下がったっと思ったら、今度は左手に持ち替えて足が高く上がる✨フリーではCCSpを実施しないが、右手で持つのと、左手で持つのと、プログラムの中で行っているのです😲

高校2年生でインハイ初入賞。
また来季もフットワークが良い滑りを観れるのが楽しみなってきました😄

 

7位 片伊勢武選手 大阪府:関西大学第一

SP:映画『海の上のピアニスト』より 得点 SP57.66 順位10位
FS:バレエ『ドン・キホーテ』より 得点111.48 FS順位5位

観ていると、心の奥まで染み込むようなスケーティングだなっと感じさせます。

今回ショート・フリー共に3A(トリプルアクセル)を入れて、どちらも転倒という結果に。チャレンジしつつも、その他の要素はまとめていた。

SPは映画『海の上のピアニスト』のサウンドトラック。『The Crisis』と『1900s Theme』の2曲繋ぎ。
冒頭のピアノを弾く振付から進んでゆく滑りに、今にも壊れそうな繊細で儚い雰囲気を醸し出す演技に魅了されたことを、今でも鮮明に覚えています。

FSのドン・キホーテは、『イントロダクション』→『闘牛士の情景』→『町の踊り子』→『コーダ キトリとバジルは逃げ出す』の4曲で構成。全て第1幕で使われる曲を繋ぎ合わせ、順番もバレエと同じである。
1番最後のジャンプは、あまりにも突然2A+2Tを飛んだので見逃してしまいましたね…(反省)ステファン・ランビエール先生振付の、2シーズン目のドン・キホーテ。優美な舞いの中で、最後のStSq(ステップシークエンス)で盛り上がるように踊りきっていたのがとても印象的でした✨

高校1年生、初出場で入賞✨来季はどんなプログラムを持ってくるのか、今から楽しみです。

 

6位 木科雄登選手 岡山県:金光学園

SP:Ameksa 得点62.53 SP順位8位
FS:映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』より 得点109.63 FS順位7位

木科選手も、もう高校3年生なのか😲っと思わせるような表現。あと、ジャンプが抜けてしまった時のリカバリーもしっかりしてました✨

SPでは本来なら3Lz+3Tの所が、最初のジャンプが2Lzになってしまって、そこから3Tを入れて、コンビネーションジャンプとして最低限点数が入るようにした所(Jr.男子の場合は2回転-3回転或いは、3回転-2回転が最低でも必要なので、もし2回転-2回転になった場合、前半の2回転の点数しか入らないことになります)。
FSは前半の3Aが2本とも2Aになってしまった。ルールでは、フリーで3回転以上のジャンプを繰り返せるのは2種類のジャンプがまで。木科選手の場合は、本来であるなら3Aと3Loを2回、うちそれぞれ1回はコンビネーションジャンプにするプログラムであった。それが3Aが1回も入らなかったので、3Lo+3Tを2回飛ぶのに変えて、しかもそれが綺麗だったのである✨

SPは速いテンポのギターとタップの曲に合わせた細かい踊りに唸らされました✨
FSの曲は1994年公開のアメリカの映画。200年生きてるヴァンパイアの物語である。儚さ、危険さ、破滅へと進む道と、中々難しいテーマを氷に描いている所にもっと観たいと思わせました✨

3年連続入賞。もう大学生かー。来季こそインカレに行って、どんな演技をするのか楽しみです❗

 

5位 吉岡希選手 兵庫県:西宮甲英

SP:Art On Ice 得点66.11 順位4位
FS:映画『ローレライ』より 得点108.40 順位8位

ジャンプの回転速度、軸の細さに毎回驚かされる❗

SP冒頭の3A、FS冒頭の4Tの軽さに会場騒然。
初出場で、飄々とジャンプを決めていく姿で、観る者に鮮烈に印象づけていく演技✨

いや、もう、これからが楽しみ✨ポテンシャルの高さを感じさせますね❗
余裕しか感じさせないジャンプだけでなく、これからどんな世界観を出すようになるのか。スピンも、ステップも繋ぎもそう。それらの要素がレベルアップし、歯車が噛み合った時に、どんな演技が生まれてくるのか、本当に楽しみですわ❗
高校1年生で、そんなことを思わせるインターハイでした✨

 

4位から1位までの選手の演技感想は、次のページに❗

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インターハイ

インターハイ2020 フィギュアスケート競技 観戦記録 会場編

どうも、お久し振りです!Lenaです!
今回は、2020年1/22~26に北海道帯広市で行われたインターハイフィギュアスケート競技について、色々と書きたくなったので…
って、もう1ヶ月前の話じゃん❗なんて言わないで下さい😅振り返っていきたいと思います❗
個々の選手の感想を書く前に、会場やその周辺についてあれこれと書きましょう。
今回のインハイの会場は、JR帯広駅からバスで30~40分、『帯広の森体育館前』から徒歩3分(とGoogleマップは言う)にある、
帯広の森 スポーツセンター
でした!

なんで強調したかって言いますと…『帯広の森公園』の敷地内にリンクがあるのですが、実は、スピードスケートも含めて4つもアイスリンクがあるのです😲『明治北海道十勝オーバル』、『帯広の森スポーツセンター』、『帯広の森アイスアリーナ』、『帯広の森第2アイスアリーナ』と4つあります(余談ですが、全て通年で開いていないんですよ)。っと言うわけで、次回は事前に会場をしっかり確認しましょう❗だけでは話が済まないのです😲😲

敷地内のバス停で降りると、何も知らない場合、とても間違えやすいからです😭

バス停降りて、ふと後ろを振り返ると、道路を挟んで向かいに、あっ!!白い建物がある!そこだよね!って思って行くと…はい、そこは『帯広の森 アイスアリーナ』でございます❗人間不思議ですよね。遠くの建物より、目の前に見える建物に飛び付いちゃうのですよね…

っと言うわけで『スポーツセンター』に行く時の対策はズバリ❗

バスを降りたら、前をずっと見続けろ❗

です。前を見てると、左手にまた道が見えるので、そこを真っ直ぐ進んだ先にあります。

一応貼っときますか、私のツイートを

これで、安心して会場に行けるはずなので😏
アクセス関係の話をします。
遠征して行かれる場合は、帯広駅周辺でホテルを取るのが大多数。帯広駅周辺はホテルが驚くほど多いです。地元のタクシーの運転手の話によれば、カメラマンが多く来るのだとか。夏頃はホテルが結構埋まるとのこと。今回、1月下旬に行きました。11月末にも行ったことがありますが、ホテルに関しては全く困らなかったです。他の人もホテルに困ったとの話も聞きませんでした。
少々脱線しましたが、ほぼ帯広駅から会場に向かうことが多いので、帯広駅からのアクセスの話をします。あと、西帯広駅からバスで行くルートもあるっちゃあ、ありますが、本数はあまりありません(しかも歩きと組合せ)。
帯広駅からバスは、平日は十勝バスと拓殖バス、土日祝日は拓殖バスのみ❗十勝バスは『環状線北廻り』拓殖バスは『帯広の森行き』に乗って『帯広の森体育館前』で降りれば行けます❗
ちょっと裏技で、歩いて17分😱の所に『西20条6丁目』があります。公園内の大通りを歩いて、曲がって、一本道をずぅーっと真っ直ぐ歩いた先にあります!本数があり、夜遅くまで(休日も本数減りますが夜遅くまで)あるのは『拓殖バス』です‼️拓殖バスと、十勝バスではバス停違っていて、おまけに少し離れるので要注意です😱
あっ、バス停に待合室はありませんので、外で人通りがほとんど無い中で待つことになります。ただ、車通りは多いので、夜でも明るいです(車のライトでね)💡
タクシーは帯広駅から大体1台2300円ちょいで、20~30分程あればたどり着けます❗
無事に会場にたどり着けたら、今度は会場内の話をしましょう😊
会場の大きさは、観客席、お手洗い、ロビー、階段とかをコンパクトに、最小限にして詰め込んだ印象。つまり、あまり大きくありません❗観客席は片面のみ、今回ジャッジ席は客席の前にあるようになっていました❗
席数は、日本スケート連盟のHPによると445。少ない方だと感じます。
https://skatingjapan.or.jp/rink/
座席はロングシートで、座面が厚い木の板、背もたれはありません。全ての通路から下へ降りて、席につながる動線です。
今回、インハイTVの中継、JSPORTSの収録があるし、事前に帯広の森体育館でライブビューイングもやるっというアナウンスがあるから…ただでさえ少ない席数がどうなるのやらと思いきや、カメラは全て後方の通路側で撮影。それでも通路は、カメラ設置しても人がすれ違えるほどの幅でした。どこに座っても死角はほとんどなく、リンクからも割りと近く、観やすい環境だったと感じました❗
皆さん、察するかと思いますが…帯広のリンクは寒いです😱☃️選手の吐く息が白いのが、観客にはっきりと分かるくらい。もう、防寒はこれでもかと言うくらいに。カイロは常に持って。そして製氷中は必ず席を立って、暖かい所で暖まる。今回は2階のストーブがある部屋が、選手のウォームアップエリアになっていましたが…1階の一部も一般に開放していました。あと、1階に自動販売機が4台位?ありました❗

そうそう、今回驚いたのは、一般の出入り口を非常階段に設けた所。観客席へダイレクトに繋がってましたね。選手・コーチ・関係者は1階の出入り口からとなりました。

会場のサイズが大きくない中で、選手と一般客の動線を分けようとしていました。

こんな感じで、インハイの会場編は以上です❗
次回は、インハイの演技感想男子編です‼️
またお付き合い頂ければ嬉しいです❗

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東日本フィギュアスケート概論2019

【完結】東日本フィギュアスケート概論&特別講座 授業記録一覧

※敬称略
東日本フィギュアスケート概論シリーズ詳細
第1回 北海道女子編パートⅠ登場選手 柚木心結、宮本藍里、青木心春、清水柚梨恵

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-hokkaido-ladies-1/2019/04/04/

第2回 北海道女子編パートⅡ登場選手 大関凜花、加藤花怜、三善友奈、中本有咲

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-hokkaido-ladies-2/2019/04/08/

第3回 北海道男子編登場選手 北村凌大、岩野颯太、坪井聖弥、鈴木潤、長谷川一輝

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-hokkaido-men/2019/04/08/

第4回 青森編登場選手 小形冴々也、藤田海羽、大澤寧子、廣谷帆香、渡辺倫果

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-aomori/2019/04/11/

第5回 神奈川編Jr.男女登場選手 齋川怜子、吉野汐香、澤野うみ、増田未夢、志賀海門、鍵山優真

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-kanagawa-jr/2019/04/12/

第6回 神奈川編選手権男子登場選手 鎌田詩温、唐川常人、小林諒真、齋藤翔、緑川諒人、中野耀司、伊東良真

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-kanagawa-sr-men/2019/04/13/

第7回 神奈川編選手権女子登場選手 清水愛望、須藤美羽、望月美玖、三澤日向子、青木祐奈

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-kanagawa-sr-ladies/2019/04/13/

第8回 宮城編登場選手 三浦向日葵、赤間天翔、鈴木なつ、千葉百音

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-miyagi/2019/04/18/

第9回 新潟・岩手・その他東北B編
登場選手 中井亜美、加藤海里、佐藤洸彬

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-niigata-iwate-ect/2019/04/19/

第10回 北関東4県編登場選手 佐藤紗菜、平田大和、中道実喜、大中惟吹、神戸巧輝、小林建斗、大島光翔、佐藤駿

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tochigi-ibaraki-gunma-saitama/2019/04/24/

第11回 千葉編登場選手 三枝知香子、加来日菜乃、船迫麗愛、佐藤由基、高浪歩未&池田喜充組、吉岡詩果

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-chiba/2019/04/26/

第12回 東京編Jr.女子の巻登場選手 藤本凜果、依田茉里紗、横谷杏林、平金桐、松岡あかり、住吉りをん

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-jr-ladies/2019/04/30/

第13回 東京編Jr.男子の巻登場選手 藤城柊治、堀義正、西山真瑚、國方勇樹、島田高志郎

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-jr-men/2019/05/03/

第14回 東京編Sr.女子の巻パートⅠ
登場選手 佐上黎、大矢里佳、森千夏、永井優香

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-sr-ladies-1/2019/05/09/

第15回 東京編Sr.女子の巻パートⅡ
登場選手 岡部季枝、遠藤美稀、佐藤伊吹、松原星、樋口新葉

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-sr-ladies-2/2019/05/14/

第16回 東京編Sr.男子の巻登場選手 山藤一悟、菅原生成、石塚玲雄、山隈太一朗、鎌田英嗣

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-sr-men/2019/05/17/

第17回 山梨・長野編登場選手 田中陽織、藤本梨乃、河西萌音、山中里紗、大久保政宗

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-yamanashi-nagano/2019/05/24/

第18回(最終回) 東京⇔神奈川編
登場選手 古庄優雅、元榮愛子、菊地竜生、三浦佳生、川畑和愛

リンク⬇️
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-2019-tokyo-kanagawa/2019/05/28/

 

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