こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第13回『埼玉男子編』を始めたいと思います!
本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。
フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!
東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第13回目です!
第9回から関東・東京ブロックエリアの選手を紹介しています!(東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)前回から2回に分けて、埼玉を拠点にしている選手を取り上げます!今回は男子選手を紹介します!
埼玉編で紹介する選手は、5/2~4に行われる『サイニチホールディングス杯』に出場予定です。シニアカテゴリー出場選手で同意した選手のみ配信されるとのことなので、その予習・復習に役立てれば嬉しいです。ちなみに、配信は4日13:10~18:45の予定で、アーカイブ視聴可能なのが5日23:59までです。
こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。
以下紹介にあたってのルールです⏬
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています
それでは、下にスクロールしていきましょう💨
No.61 宮田力生選手 (ミヤタ リキ)
SP ウィリアム・テル序曲
FS 映画『アベンジャーズ』シリーズより
4月から中学生3年生です!今季ジュニアデビューの選手でした!
シャープなエレメンツ、スピード感あるスケーティング、スタイリッシュな踊りが魅力の選手です!
SPは2020年全中等で披露していたプログラムです。曲調に合わせつつ、最後まで疾走感溢れる滑りが光るプログラムを披露していました!
FSは本格的にジュニアになってから新しくしたプログラムです。アベンジャーズシリーズから、『キャプテン・アメリカ』などの3作品のサウンドトラックを使用し、編曲したものです。壮大な世界観を、クールに、持ち味をふんだんに活かして滑りきるのが印象的なプログラムです!
サイニチ杯ではジュニアでエントリーしています。今回は見ることが出来ませんが、今後の成長を楽しみにしている選手です!来季現地で演技を拝見する日が来ることを願ってます!
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No.62 山田琉伸選手 (ヤマダ リュウシン)
SP 映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より
FS 映画『1492 コロンブス』より『Conquest of Paradise』
沖縄県出身で、沖縄唯一のスケートリンク『エナジックスポーツワールドサザンヒル アイスアリーナ』を拠点に練習を積み重ねていました!専属コーチである津留豊先生のドキュメンタリーで期待の星として登場していた選手です。高校進学と同時に埼玉に拠点を移して、この春に2年目を迎えました!
山田選手の魅力はと言えば、伸びやかなスケーティングです!
更に埼玉に拠点を移してから、トリプルルッツ(3Lz)や、コンビネーションのセカンドジャンプに3回転を入れたりとエレメンツや、フィジカルでの成長ぶりをみせています!
SPは今季新しくしたプログラムです。パンフレットには振付師の名前の掲載が無かったため、どなたが振付したかは不明です。美しいメロディーの曲を、持ち前のスケーティングでエモーショナルに魅せる演技が印象的です!
FSは沖縄時代から3季継続して使用しているものです。このプログラムの大きな特徴として、ステップシークエンスをエレメンツの1番最初に持ってきているところです!!ステップシークエンスは、中盤だったり、盛り上げるために終盤に配置することが多いエレメンツです。SPと比べてジャンプの数が増えること諸々あって、1番最初に配置するのが非常に稀です。
壮大で重厚な曲を、最後までダイナミックに、迫力満点のプログラムを魅せてました!更に、最後の方のジャンプまで、本人が出来る中で難しいジャンプを持ってくるという、体の強さが光る構成にもチャレンジしてました。
せっかくなので、2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい(FSは演技中の音がすべて消えています)↓
SP(3:08:48~3:14:28、指定された時間から再生します)
FS(1:24:45~1:32:33、指定された時間から再生します)
サイニチ杯ではジュニアカテゴリーにエントリーしています。埼玉に移ってからの進化が目覚ましい山田選手の演技を、来季現地で拝見できる時を楽しみにしてます!
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まだまだ次のページにも紹介が続いてます💨
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