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【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.2 関東ブロック

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第2回、関東ブロック編を始めます!

このシリーズでは順位等関係なく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!前回は中四国九州&中部ブロックで、今回は関東ブロック編です!当初は同日程同士てある関東ブロックと東北・北海道ブロックをまとめようとしましたが…無理でしたね😂はい、というわけでまずは先にスタートした関東ブロックから書いていきます!1日目が関東ブロックメインで、2日目以降は東北・北海道ブロックをメインで視聴しましたが…関東だけでも、印象に残ったプログラムが多く、濃くなりそうなので記事を分けることになりました。

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。

2021 関東選手権大会
通称:関東ブロック
期日:2021年9月30日(木)~10月3日(日)
会場:アクアリンクちば(千葉県千葉市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP、シニア男子SP、シニア女子SP(8名から)、ジュニア男子FS(1名から)


ジュニア女子

北條楓(ホウジョウカエデ)選手 栃木県スケート連盟

SP:ドラマ『エデンの東』より『フィナーレ』
振付:竹内理恵

記憶が正しければ、リアルタイムで演技を拝見したのは2019年東日本以来の事かと思います。その間大会に出場してましたが、タイミング等が合わず、今回久し振りに拝見することとなりました。去年か今年に入ってから7級を取得されたようです!

今季SP・FS共に新しいプログラムにしました!
今回はSPのみ拝見しました!

スケーティングの1蹴りから、スケールが大きく、伸びやかな雰囲気を醸し出しているのが目を惹きました!最後までスピードが落ちず、流れのある演技が印象的でしたね!

朗らかなオーラが、見てて凄く気持ちよかったです!

また演技を拝見するのを楽しみにしてます!

花田実優(ハナダミユウ)選手 宇都宮フィギュアC

SP:コットン・アイ・ジョー
振付:ショーン・ラビット

今季ジュニアデビューの選手です!
黄色ベースに、同色のフリンジが肩からV字状に伸びて沢山付いている衣装からまず目を惹きました!

北米の民謡のボーカルが無いバージョンを使用しています。体のキレが良く速いリズムをしっかりと捉え、スピンの回転速度が速さ、技と技とのつなぎに多彩な技を使用しているところに…

そして、
笑顔がめちゃめちゃ可愛い💘

キュートなカウガールになりきった演技に、心撃ち抜かれましたね😂

色々感想を書こうとしたところで、点数がコールされたのが早くて驚いてしまいましたね…😂

今回の演技で、お名前をはっきりと覚えましたね!次はどんな踊りを魅せるのか、楽しみにしてます!

三枝知香子(サイグサチカコ)選手 アクアリンクちばSC

SP:黒くぬれ!/悪魔を憐れむ歌(演奏:アンジェル・デュボー)
振付:服部瑛貴

高校3年生で、今季がジュニア最終学年となります。ホームリンクでのブロック大会となりました。SP・FS両方とも服部先生振付の新プログラムで挑みました!

今大会は、SPのみ拝見しました。
ローリング・ストーンズ氏の曲を、ヴァイオリンにアレンジした音源を使用しています!

まず冒頭から

クールに睨みつけ

に圧倒されましたね!トリプルサルコウ(3S)+ダブルトゥーループ(2T)、セカンドジャンプは片手を上げて飛んで、出来栄え点でプラスの評価でした。その次にトリプルフリップ(3F)を降り立ち、驚きました!惜しくもqマークが付き、微弱な回転不足を取られる形になりましたが、ここ2シーズンほど果敢に挑戦してきた3Fを、この大会で片足で降り立ちました!

強い音に合わせて、体のキレや視線がビシバシ飛んでくるのを感じる演技がカッコよすぎましたね!

三枝選手は前のSPが、ミュージカル・映画『レ・ミゼラブル』でドラマチックな表現で魅せ、今回のSPは一転ダークでクールな踊りを魅せるプログラムと、幅広いプログラムをモノにする力を改めて感じました!色々なモノを吸収して表現していて、また次も見るのが楽しみになるのですよ!

2位表彰台おめでとうございます🥈
リアルタイムでFSを拝見できる時が早く来ることを願いつつ、東日本で力を発揮することを祈ってます!

鈴木なつ(スズキナツ)選手 Mエイトクラブ

SP:タイスの瞑想曲
振付:岩本英嗣

先程の三枝選手と同じく、今季がジュニア最終学年となります。

今季SPを新しくして挑みました!東日本概論シリーズ第9回長野・山梨編で『もはや鈴木選手と言えば、このプログラムと答えたくなります!』と言及したほど、鈴木選手の前作のSPである水百景(演奏:川井郁子)はぴったりなプログラムでした。8月のサマートロフィー(通称サマトロ)の選手情報詳細で、曲名を見た瞬間

これは鈴木選手によく似合う曲だな!楽しみ!

と第六感が働きましたが…サマトロは筆者多忙により、全く演技を拝見できなかっため、ブロック出初めて拝見しました!

前触れが長くなりましたね。

結論から書くと

もうタイスの瞑想曲×鈴木選手は最高☺

と思わせるプログラムでしたね!持味の品の良い所作、スケーティングから優美な雰囲気を醸し出していて…ヴァイオリンの美しい音色を捉えて、幻想的なプログラムに仕立てていて…

あぁ、もう記憶がありません👼

となって、もう1回見てみたくなる演技でした✨

鈴木選手の高貴なスケートが大好きです😍

結果は3位表彰台でした🥉なんと、東北・北海道ブロック時代も含め、ジュニアカテゴリーで出場したブロック大会全てで表彰台に立ってます!6年連続でですよ!ジュニアで長きにわたって牽引してきた鈴木選手が、来季はシニアで出ると思うと、少し気が早いかもしれませんが、寂しさと成長を感じますね…
まずは東日本に向けて、思うような調整が積めますように!

次のページにも続きます!

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第22回 神奈川ジュニア女子編

色々バタバタしているうちに、新シーズンあけましておめでとうございます!大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第22回『神奈川ジュニア女子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第22回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、前回まで東京ブロックの選手を紹介してました!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
この概論シリーズ2021-22シーズンが始まる前には終わらせたかったのですが…色々忙しくて中々進まなくなり、新シーズンに突入してしまいました…あと4回の予定でしたのでそのまま継続します!
今回から関東ブロックに戻り、いよいよこの概論のラストスパート、神奈川編に突入します!まずはジュニア女子からです!神奈川県スケート連盟所属または、国体等の神奈川県代表経験のある選手を紹介します!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等の2020-21シーズンのデータで、2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.108 沼田有樹選手 (ヌマタ ユキ)

所属 KOSE新横浜プリンスFSC
SP Lost In the Rhythm(歌 ジェイミー・ベリー feat. オクアビア・ローズ)
FS 映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』より

4月から中学3年生なりました!
3年連続で全日本ノービス選手権に出場、昨季はジュニアデビューながら2020年東日本ジュニア選手権に出場しました✨また2019年7月にNHK総合で初回放送された『サラメシ』で、沼田選手のコーチで1976・80年五輪代表経験のある松村充先生が取り上げられた際に登場した選手でした!!

そんな経歴のある沼田選手は、

とにかく踊りを見て!!

と紹介したくなる演技が最大の持味です!!
どんなに速いリズムであっても、素早く音を掴んで体現でき、キュートなプログラムからスケールの大きなプログラムまで幅広いパフォーマンスでファンを虜にする選手です!!

昨季SPは電子音とスウィングが融合した、少し変わった曲を選びました。スタートポジションを取って…はい、そこから大注目ですからね!!
音が鳴ってから少し長く待ち(松村先生の振付は音楽が流れてから動き出すまでの間が長い傾向があります)、動き出した瞬間から、もう、
可愛い!!
が炸裂する振付で、踊って、踊って、踊りまくります!!キレの良い動きでノリノリに、キュートな振付で観客の心を鷲掴みにしてきます!!コロナが無ければ現地でフォーフォー歓声をあげたかったプログラムです!!

昨季FSはSPとは一転し、綺麗で落ち着いた曲を選びました!!フォレスト・ガンプの有名なテーマ曲や、中盤の力強いメロディーと、それぞれの曲調に合わせて表現を変え、圧巻の滑りを披露していたのが印象的でした!!指先、爪先まで神経の行き届いた綺麗な所作、目線等の使い方、女神様が降臨したかのようなオーラなどなど、SPとは別人のようでした(いい意味でです)✨✨

振れ幅が凄すぎ!!
と感心してしまう、2つのプログラムでした✨

6月に行われたリリーカップで、ジュニア女子Ⅱクラス(中学3年生が対象)で、見事優勝を果たしました✨今季こそは、絶対現地で演技を拝見したいところです!次はどんな沼田選手を魅せてくれるのか、非常に楽しみにしてます!


No.109 箱崎聖怜選手 (ハコサキ ミレイ)

所属 明治神宮外苑FSC
SP Once Upon Love(演奏 ジョセフ・ウィリアム)
FS Memory of Bihari-Hejre Kati(演奏 ロビー・ラカトシュ&アンサンブル)

4月から高校生になりました!

拠点は明治神宮外苑アイススケート場ですが、通っている中学校が神奈川県内にあるため、全中神奈川代表として出場しました!また、2019年東日本ジュニア選手権に出場した経験があります!

箱崎選手の魅力はなんと言っても、

スケーティングが一級品

なのですよ!姿勢、スケーティングの伸び、加速の仕方、何もかもがお手本のように綺麗な滑りが最大の持味です!!

昨季SPは新しくしたプログラムでした!ピアノの綺麗な音色に合わせて、持味を最大限に発揮して、美しい一時を演出する滑りが印象的でした✨コロナ禍ということがあり、このSPは一般のファンの前で(オンラインですが)一度しか披露してないのです。箱崎選手に似合ったプログラムなので、もっと見たいと願っています。

昨季FSはその前のシーズンからの継続のプログラムでした。ヴァイオリンの緩急あるリズムが特徴的な曲でした。独特で難解なリズムを、見事なスケーティングで捉えて綺麗な軌跡を描き、最後は美しいレイバックスピンで〆るのが心に残るプログラムでした✨

6月に行われた『リリーカップ』に出場し、見事ジュニア女子Ⅲクラス(高校1年生が対象)で見事準優勝を果たしました👏今季こそは、現地で演技を拝見する時を楽しみにしてます!

No.110 髙橋舞選手 (タカハシ マイ)

所属 横浜創英スケート部
SP 映画『グリース』より
FS 四季より『冬』(作曲 アントニオ・ヴィヴァルディ)

4月から高校2年生になりました!

2020年関東ブロックFSで、ノーミスかつ、エレメンツほぼ全てで加点が付く出来で90点を超えて3位表彰台を果たしてから、東日本ジュニア選手権、2021年インターハイ・国体とこれら大きな大会に初出場する等目覚ましい活躍を見せてます!

高さがあり柔らかな着氷をするジャンプ小技を駆使し、体を大きく使って丁寧に表現するのが見所の選手です!!

昨季SP・FSは両方とも、その前のシーズンから継続して使用していました。

昨季SPはシーズンの後半はトリプルルッツに挑戦しながら、グリースのポップでカジュアルな雰囲気を魅せていたのが印象的でした!筆者が個人的に、ストライプのワンピース風の衣装がお洒落だなと感じてました!

昨季FSはSPとは雰囲気を変えて、クラシックの曲を選びました!!昨季、このFSの安定感が大きな躍進に繋がりました!高さがあってふんわりと降りるジャンプに、体を大きく使って柔らかさと力強さの両方を表現し、壮大なスケール感じる世界観を描いていく姿に圧倒されましたね!

SPは2021年インターハイ公式アーカイブ映像を、FSは有料になりますがFODプレミアムにて2020年関東ブロックの演技映像がフルで残っているのでご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選C)(3:47:15~3:51:53、指定された時間から再生します)

FS→関東ブロック(出典 FODプレミアム) 01:06:04~01:09:59

6月に行われたリリーカップでジュニア女子Ⅳクラス(高校2年生が対象)で優勝しました✨8月に滋賀県大津市で行われる『げんさんサマーカップ』にエントリーしてます!初出場になります!JSPORTSで中継されるとのことなので、もし中継が見れたら、どんなプログラムを披露するのか、楽しみにしてます!

次のページに紹介が続きます💨

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Lenaが選ぶ❗ 2019-20シーズンベストプログラム論 関東B編

はい!

Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論第3弾⤴️

前回は筆者が観に行ったブロック大会の中から合わせてベストプログラムを選んでいくつもりでしたが…
選んでいる途中で単独じゃないと難しいっとなって東北・北海道ブロックをやって、今回は関東ブロック編❗(いやーねー、本当は東京ブロックも行きたかったのに、何で東北・北海道と被るの…😭)

このシリーズ恒例❗いくつか注意すべきことを…

・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会時点のものです。
・プログラム名・振付師名は大会パンフレットを参考にしてます。

それでは早速行きましょう💨

 

2019 関東フィギュアスケート選手権
通称:関東ブロック、関東B
期日:2019年10月3日~6日
会場:小瀬スポーツ公園アイスアリーナ(山梨県甲府市小瀬町840)

あっという間に10月になっちゃいましたね!10月とは言えど、外は気温が高い日もあり…わりと良い天気だったですね。そうそう、小瀬のロビーは壁一面ガラス張り❗日が差し込むと暑い&眩しい❗差さないと冷たい…リンクも割かし寒かったですね。日がある時は太陽に背中を向けて、解凍すつつ、スマホをいじったりなんかしましたね。
そうそう、入り口の扉に大きなカマキリが止まって、待っている間話題になったのも思い出の一つ。
はい、思いっきり話が逸れましたね。本題に入りましょう❗

 

ジュニア女子SP

松井このか(マツイコノカ) 埼玉アイスアリーナFC

SP:映画『イーストウィックの魔女たち』より
振付:浅野敬子

今季ジュニアデビューの選手✨

曲は映画『イーストウィックの魔女たち』より『悪魔のダンス』。

パステルカラーのカラフルなスカートがとても印象的な衣装。

鐘の音が耳に残る曲。
それに合わせ、ループジャンプが飛び上がれずに転倒するっということもあったが、最後まで体がよく動いていました✨

表情がとても豊か。
指先まで神経を研ぎ澄まして、しなやかに舞っていき…音が沢山鳴る所では体を大きく使い、切れ味抜群に踊りまくるところ。表現のメリハリの付け方が飛び抜けて上手い✨

音楽の特徴を的確に捉えた表現に大満足👏

短い時間の中で、密度が濃く、確実に観た者の印象に残るような演技に魅了されました✨

三枝知香子(サイグサチカコ) アクアリンクちばSC

SP:ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』より
振付:宮本賢二

高校生になり、賢二先生の振付に挑戦!新たな三枝選手の魅力に気付かされたプログラムでした✨

曲はミュージカル映画のレ・ミゼラブルより、冒頭から最初のコンビネーションジャンプまでが『囚人の歌』、そのあとから『エピローグ(「民衆の歌」を含む)』という編曲。

最初の3Tから2Tのタノジャンプが綺麗に決まった✨曲が切り替わったあとの2Loタケノコジャンプも綺麗に決まった✨フライングシットスピン(FSSp)の時の手の振付の豊かさ✨

こういった片手や両手を挙げたジャンプ、スピンの手の振りも絶品ですが、技と技の間の『繋ぎ』と呼ばれる所で様々な動きを取り入れていたり、何よりも、動き全てに”表情”が付いていて、観客にはっきりと物語を伝えている所に感動したのである。

顔の表情は勿論のこと、腕や手の出し方、緩急の付け方、一つ一つが工夫されていて、冒頭はシリアス、中盤は切なく、終盤は力強く歩むっという情景が目に浮かんでくる。2分40秒±10秒っという短い時間の中で、忙しさを感じず、良いところをぎゅっと凝縮して物語を魅せていく。

観ててあっという間!その中で、ちゃんと観客の記憶に確実に刻み込まれていく!

賢二先生に大感謝!!

三枝選手の物凄いポテンシャルを見た演技でした✨

 

ジュニア女子FS

4日にジュニア女子SPとノービスA男子。5日にノービスからのジュニア女子FSです!では、そこから2つほど!

増田未夢(マスダミユ) 白鵬女子高校

FS:Pennsylvania Six-Five Thousand
振付:小林れい子

滑らかなスケーティングに、キュートな振付がとても印象的な選手✨

2019年4月のリリーカップで初めて披露したこのFSは、大人可愛い😍プログラムで、また観れる時を楽しみにしていた😆

冒頭の『テッ、テッ、テッ、テッテー~♪』これに合わせて足踏みと手の振りが超可愛い😍

軽快なメロディーに乗せて…

3T+3T!!!!!

惜しくもセカンドの3Tは回転不足と判定されたが、幅のあるジャンプ、そして今まで組み込んでなかったジャンプを飛んだ!!

思わず飛び上がって、叫びたくなるようなでっかいジャンプにもう釘付け😍

その後もジャンプを次々と決めて…

何よりも大人可愛い😍

軽快なマーチの部分、しっとりとしている部分と、曲調によってしっかり演じ分けててポイントが高い✨

振付、表情、エレメンツの質と中身がしっかりとしていて、大人可愛い😍

大人可愛いって言っていたらあっという間!演技後本人がうんうんと頷いていた!

ほとんどミスが無く、SP14位から総合7位へと大きく順位を上げた好演技✨

いやー、大人可愛いジャズ、最高✨

井口せな(イグチセナ) 長野市スケート協会

FS:映画『アナスタシア』より
振付:岩本英嗣

2018年6月に長野市で行われた『Heros & Future in NAGANO』の県内若手スケーター枠として、ソロ演技を披露した選手の一人。

今季ジュニアデビュー。
大会前に7級を取得しました✨

曲は多分映画『アナスタシア』のサントラであるとは思う…

美しく伸びるスケーティング。
一つ一つの所作がとても綺麗✨

様々な曲調に合わせ、たおやかに魅せる所と、力強さを出す所、切なさを醸すところと見事に演じ分けていた✨

3Tで転倒があった以外、ほとんどノーミスの演技。

不思議なことに、すっと観入らせる力を感じた。綺麗で、儚く、ノスタルジックな世界観に魅了された✨

映像がないのがとても残念なことである。

もう一度観たいと思うと同時に、大きな力、ポテンシャルを感じた好演技でした✨

吉野汐香(ヨシノシオカ) 神奈川FSC

FS:Be Itallian
振付:坂上美紀

まず目を惹いたのは、衣装❗

胸元に大きな赤いハート、腰の辺りに、黒の長いフリンジを付けてスカート風にした衣装❗斬新だった!!

曲は映画『NINE』の劇中歌。その独特の衣装は、歌われているシーンの時の衣装に近づけているからだとあとで気付いた。

歌詞の内容、声量、タンバリンの叩く音がとても強烈。そんな曲に合わせ、長身を存分に発揮されるプログラムであった✨

ハッ!っとか、様々な音ハメの振付での表情の付け方。一つ一つの動きがダイナミックでありながらも綺麗。たとえ遠くから観ていたとしても、とてもはっきり見える。

大胆に大人な曲を滑り、貫禄ある大女優のような演技💄元々高身長であるが、もっともっと大きく見える演技!

鮮烈な印象を残すプログラムでした✨

 

シニア女子SP

鈴木珠里(スズキジュリ) 日本体育大学スケート部

SP:Sway
振付:ルディ・ガリンド

高校生の時はアメリカで過ごし、昨年4月までに帰国、日本体育大学に進学した経歴を持つ選手。

昨年4月のリリーカップに出場していました。その後7級となり、今季本格的に日本のシニア大会デビュー。

初のシニアでのブロック大会。

音源はおそらく、マイケル・ブーブレが歌っているものを使用している。

鈴木選手のお母さんが作った衣装が素敵✨

曲が掛かり、ボリュームが少々小さい中、目力の強さをビシバシ感じる!多彩な表情を駆使し、観客へのアピール力抜群な踊りを披露していく✨

陽気なラテンの音楽に乗せて、小洒落た振付を魅せていく😍指先の動き、肩をクイっとさせる動きなど、細かいところもしっかり魅せて、観る者をメロメロにさせていく😍

見事なイリュージョンからのシットスピン(SSp)で締めくくりフィニッシュ。

ジャッジや観客への挨拶で、体をくねくねっとさせるところまで一つのエンターテイメントショー💃

観てて楽しい!明るい気分になる演技でした😊

山中里紗(ヤマナカリサ) 清泉女学院大学

SP:Bom Bom
振付:ケリー・タケムラ

山中選手ももう大学4年生…😲

関東ブロックを突破すると東日本に出れる。今季の東日本の舞台は…地元長野❗っていうことでそこに出場に向けて気合いが入っていたと思います❗

曲はイギリスのポップバンド『Sam and the Womp』の『Bom Bom』。YouTubeに公式のMVが上がっているので、これを聞きながら読んでください⬇️

前のSP、その前のSPと似たような感じで、ノリやすく、キュートな笑顔で踊るような曲を最後のSPにも選んだ!

『Bom Bom Bom』の歌詞が流れ、スタート。
でっかい3Tに2Tが付いて決まった❗続く3S降りてよっしゃあ😊前半に3つ全てのジャンプを続けて飛ぶエレメンツ配置。最後の2A…決まったーーー❗歓声が上がり、本人もとびっきりの笑顔😆
ジャンプが終わったあと、観客からの沢山の手拍子がずーっと鳴り響く👏

ステップシークエンス(StSq)はSo Cute💖だらけ😍
ツイズルからのキャメルスピン(CSp)がいつも以上にキレッキレ✨

最後まで、

可愛い、可愛い、可愛い、フォーーー😍

っと絶叫させるような演技✨
フィニッシュでガッツポーズ😆投げキッス💋

最高でした✌️

 

次のページにもベストプログラムを書いてます


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Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論 2019年8月~9月初旬編

こんにちはー!

今回から3~5回に分けて、筆者(Lena)の独断による❗2019-20ベストプログラムたちを時系列ごとに書いていきたいと思います。

いくつか注意すべきことを…
・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会当時のもの。振付師名はブロック大会のパンフレットを参考にしてます。

それでは、今回は2019年8月に行われた関東サマートロフィーから始まり、9月の札幌カップまでのベストプログラム集に行きましょう🏃‍♀️💨

関東サマートロフィー2019期日:2019年8月8日(木)~11日(日)
会場:埼玉アイスアリーナ(埼玉県上尾市日の出4-386)

Jr.女子SP

岩澤音桜(イワサワネオ) 神奈川FSC

SP:いつか王子様が
振付:駒場幸大

今季SPはディズニーのアニメ映画『白雪姫』の中で白雪姫が歌っていることで有名な曲ではありますが…

6分間練習の時に事件が起こった❗

ザワザワ、ザワザワ
ふっと見ると、そこには…

リアル白雪姫❗

ツインテールで、赤いカチューシャ、衣装が映画のものと同じ❗ニコニコ笑顔で超可愛い😍
で、振付を見たら駒場先生じゃないですかー。
いつも笑顔😄優美な所作、可憐なパフォーマンスが印象的な岩澤選手だからこそ、ディズニーのプリンセスを演じさせるとは…

駒場先生、反則ですよ😍

いやー、可愛い、可愛い、可愛い演技でした😍

吉野汐香(ヨシノシオカ) 神奈川FSC

SP:逢恋~天地人紀行
振付:坂上美紀

今季吉野選手がSPで使用しているのは、2009年に放送された、NHK大河ドラマ第48作『天地人』の曲である。大河ドラマは、毎回の最後の方に登場人物に関連したものを巡る『紀行』が放送される。この曲は第20回以降に使われたもの。

一度リンクに立てば、大柄で、一蹴りでよく伸びるスケーティング、ジャンプのダイナミックさに目を奪われる。
良さを活かしつつ、柔らかなヴァイオリンの音色に合わせ、表情豊かに、しなやかな動きの数々に心揺さぶられる素敵なプログラムが観れた😍って感動しまくりましたね♪

吉野選手の新たな表現を切り開いたことが印象的だった演技でした♪

田邊桜香(タナベサクラコ) KOSE新横浜プリンスFSC

SP:オペラ『カルメン』より
振付:佐藤紀子

この大会の前の週に福岡県北九州市で行われた飯塚杯に出場し、4位という好成績を残してからの2週連続の大会出場😲(ちなみに、この2週間後にも大会出場しています)

2014年ソチ五輪代表の村上佳菜子さんが現役最後のシーズンのSPに使用した音源と似ている気がしましたね。

冒頭3T+2Tを綺麗に降り、スピン挟んで3Loを回転不足を取られましたが降り、シャーロットから2Aをこれまた綺麗に降り、スピン2つ、そして最後にStSq!キャッチフットスパイラルを行いながら手をヒラヒラさせる振付から入っていったかな(後半にこの振付があったのは確か)?
指先まで神経の行き届いていて美しいポジションをとる所作。そこに情熱と、迫力を滑りに載せて、きらびやかに燃え上がるような舞に筆者大興奮😍

起承転結もはっきりと見えていて、見応え抜群✨鮮烈な演技でした✨

青木祐奈(アオキユナ) 横浜清風高等学校

SP:Live for the One I Love
振付:ステファン・ランビエール

今季初戦で、ステファン・ランビエールの振付のSPを初披露した。

深紅に眩いほどのキラキラが付いた衣装がとても大人っぽかった。
6分間練習では3Lz+3Tに挑戦していたが、本番は3Lz+2Tにした。

女性のボーカルの切ないバラード。
曲の盛り上げに合わせ、持ち味の優美さに加えて、エモーショナルに演じていく。今までの青木選手にはない、新たな表現。もう高校3年生、すっかり大人になっていったなーっと染々に感じました。

残念ながらフリーは体調不良で棄権、そして左足首の大怪我に、コロナで大会中止で、これ以降今季演技を観れなくなってしまった。

ただ、これからまた演技を観れるのがとても楽しみになった演技だったことを胸にしまって、待ち続けます。

Jr.男子SP

大久保政宗(オオクボマサムネ) 長野市スケート協会

SP:映画『ロシュフォールの恋人たち』より
振付:岩本英嗣

ジュニア年齢となり、今季から本格的にジュニアとなったデビュー戦。

結果としては苦いものとはなりましたが、このプログラムと出会えたことが思い出に残った演技でした✨

ロシュフォールの恋人たちの『キャラバン隊の到着』のみが使われているのかな?

冒頭の手を差し出す振付から、とってもお洒落✨指先まで丁寧に、細かな技もスムーズに、効果的に使いこなして表現していく。清らかで綺麗なスケーティングに載せて、小粋な世界を描いていく。

そんなプログラムに惹かれたことが、鮮明に刷り込まれたのであった。

菊地竜生(キクチリュウセイ) 神奈川FSC

SP:If You Do,I Do(威風堂々)
振付:駒場幸大

またしても、6分間練習から事件が起こった❗

衣装が…衣装が…かなり斬新

ですが、ちょっとルールに引っ掛かってしまい1点減点されることになりましたね(その次からは衣装が進化して、その辺は大丈夫でした)。

Fantastic Plastic Machineによる、エルガー作曲威風堂々のDJアレンジ音源。
前のSPは電車の車掌さん風に、JR在来線、東京駅周辺の駅メロを組み合わせた斬新な曲で滑っていましたが、今回もかなり強烈❗

簡単に手拍子にノリたくなる曲で、ついつい手拍子する観客もあり…ジャンプを降りたあと、音階が盛り上がって…
あの有名なメロディーに合わせて、ニースライド❗
Yes❗ウッ❗
っといった音に合わせて振りを決めていく姿に、笑いたくもなり、感心させる❗
氷上のエンターテイナーのような演技が強烈でした✨

流石駒場先生❗面白いプログラムをありがとうございました❗

Sr.男子FS

小林建斗(コバヤシケント) 法政大学

FS:オペラ『道化師』より/ナイトワルツ
振付:服部瑛貴

昨季からの継続のFS。衣装も継続である。
ジャンプの配置や飛ぶ種類、スピンの配置で少し変わったり、ChSq(コレオシークエンス)の内容が変わったりなどはしている。

最初から最後まで、流れの中で突然飛ぶジャンプに狂気さえも感じたのがこの試合でしたね。

重く苦しい雰囲気に包まれて、会場が一気に道化師の世界へ。苦悩・嫉妬、中盤にピアノメロディーのナイトワルツが流れてしっとりと、そしてまた道化師に戻って怒りを爆発させていく。その中にジャンプが見事に絡んでいて、上尾のリンク(ここ埼玉アイスアリーナ)寒さに負けないくらい震え上がった。

そうそう余談ですが、上尾のリンクは一年中寒いです。最高でも10℃下回ると考えて防寒対策を行ってください。

とんだものを観たなーって感じました。

関東サマートロフィーは以上で、次の大会に移りましょう❗

東京夏季フィギュアスケート競技会
期日:2019年8月23日~25日
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市東伏見3-1-25)

Jr.女子SP

依田茉里紗(ヨダマリサ) 城西大城西スケート部

SP:On my own
振付:岩本英嗣

今季初戦で、新しいSPを初御披露目した大会。
この時だけ、冒頭に3Loにチャレンジしたのであった。

曲はミュージカル映画『レ・ミゼラブル』の中でも有名な曲。濃紺で、ボレロみたいになるようにキラキラを貼った衣装が印象的。

依田選手と言えば、パワフルで、スピードたっぷりなスケーティングに載せて、寸分の狂いのない複雑な体の動きが出来ること✨情感たっぷりな動きも出来るため、女優さんのような表現が絶賛されるわけである。

冒頭のしっとりとした動きから悲劇に巻き込まれた世界観に引き込まれる❗中盤のStSqでは歌詞が盛り上がるところを、一音一音をしっかりクラスターの中に絡めとりながら表現していく。2A、スピン2つで物語が終わる。

切ない物語を観たなー。今季の依田選手も凄いなーって思わせた演技でした✨

アイスダンス(シニア)

枝村優花&嶋崎大暉組(エダムラユウカ&シマザキダイキ) 日本大学&明治大学

RD:映画『シカゴ』より
振付:ナタリア・チュニック

コールされ、スタートポジションにつく時に事件が…

優花様の投げキッス💋

すみません、勝手に枝村選手のことを『優花様』っと呼ばせて頂きました。
話を戻して、もう少し詳しい説明をしますと、枝村選手がジャッジに向かって投げキッスをしてアピールしたわけなのですよ😲
演技前から演技の世界観を出すためにやったと思われますが…演技前の時点で観た者全ての度肝抜かれましたね…😅

演技もシカゴの世界観が広がる。ゆう…枝村選手が嶋崎選手を徹底的に悶絶させちゃうところに、観てる側も大パニックヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

いやー、もー、濃くて、強烈な表現にやられました。参りましたヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

すみません、実況するときにリフトの種類思いっきり間違えました。

超スパイシーな演技にとことんやられたと同時に、一気に心を鷲掴みにされました😍

東京夏季フィギュアのベストプログラムは次のページにも続きます❗

カテゴリー
東日本フィギュアスケート概論2019

東日本フィギュアスケート概論 第5回 リリーカップ直前 神奈川編Jr.男女

こんにちは!

第4回は青森編を書きました!今回は4/7,13,14と開かれる『リリーカップカナガワ』にて、まあ、国別の真っ最中でありますが…一人でも多くの選手を観て欲しいなって思って3回かな?に渡ってリリーカップに出場する選手を書きます!
今回はFSのみを滑る大会!
場所はJR横浜線・新幹線・横浜市営地下鉄ブルーライン 新横浜駅から徒歩5分にあるKOSE新横浜スケートセンター!
無料で入れます!パンフレットは1冊1000円。
観戦初心者も気軽に入れる大会だと筆者は感じてます!
それでは、今回はJr.編!
またね、いつものお約束!苦手な方はくるりっ!っとお願いします!
今回の神奈川編では様々なことを考慮して、選手が公表しているケースを除いてFS名をリリーカップ終了まで書かないことをご了承お願いします!
(終了しましたので書きます)

※所属クラブ等のデータは執筆当時(2019年5月)のものです

 

13日18:12~Jr.女子Ⅱ(中3・高1)

9番滑走 齋川怜子(サイカワ レイコ)選手(明治神宮外苑FSC)

SP The 20th Century Fox Mambo
FS 映画『アダムスファミリー』より

全中に神奈川代表で出ていた選手!

指先、足先まで行き届いた美しい所作✨キュートな笑顔、単にキュートなだけでなく妖艶さを感じさせるのも魅力であります✨

滑らかで強さ感じるスケーティングに裏打ちされたエレメンツの数々。
筆者が現地で観ていた、東京ブロックと東日本で、SPとFSの演じ分けが見事で印象に残っていた選手!

今年度は中学3年生!リリーカップ、そしてその先の演技がとっても楽しみです♪

 
2番滑走 吉野汐香(ヨシノ シオカ)選手(神奈川FSC)

SP ポル・ウナ・カベーサ
FS 大河ドラマ『女城主直虎』より

リンクに入ると、一際大きな選手にまず目を奪われるでしょう!そう、その選手が吉野選手!

身長だけでなく、スケートの技術全てがでっかい!!

一蹴りでリンクの長辺の端から端まで行ってしまうのでは?っと思うほど。強烈なインパクトを残す、よく伸びるスケーティング✨⛸️迫力満点なでっかい!!ジャンプ😮

思わず観入る雰囲気の華やかさもあり、毎度吉野選手の演技は思い出に残って帰っています!

高校入学おめでとうございます✨㊗️さて、このリリーに来季の演技、どんな演技を魅せるのか楽しみです♪

 
他にも
13番滑走 斎藤涼花(サイトウ スズカ)選手(神奈川FSC)、14番滑走木村真歩(キムラ マホ)選手(神奈川FSC)、20番滑走 田邊桜香(タナベ サクラコ)選手(KOSE新横浜プリンスFSC)と都合上名前の紹介に留まりますが、目を引く選手が沢山居るカテゴリー!もし行けそうであれば、ぜひ!観戦してはいかがでしょうか?

 

14日
11:15~Jr.女子Ⅲ(中1・中2)
このカテゴリーは都合上簡略した紹介に留めます。
可愛らしい演技が魅力の、8番滑走 岩澤音桜(イワサワ ネオ)選手(神奈川FSC)
スピード感ある思いっきりのいい演技が魅力の、9番滑走 杉本くるみ(スギモト クルミ)選手(神奈川FSC)
全中神奈川代表の、14番滑走 和田陽菜音(ワダ ヒナネ)選手(神奈川FSC)
と魅力的な選手ばかり!この日の競技の最初に行われるカテゴリー!ぜひぜひっ観に行って下さい!

 

13:22~Jr.女子Ⅰ(高2以上)

1番滑走 澤野うみ(サワノ ウミ)選手(日本大学)

SP Booty Swing
FS 映画『ニューシネマ・パラダイス』より→アニメ映画『ノートルダムの鐘』より
澤野選手と言えば、ニューシネマパラダイス!!!っていうくらい!溢れるパッション、ニューシネマパラダイスの美しいメロディーが合わさり、広がる情景にうっとりする。そんな綺麗な演技が今も思い出に残っています✨
SPは一度耳にすると何故か記憶に残る。女性のボーカルが繰り返し頭をよぎるような曲に合わせた、可愛くも、コケティシュな演技がクセになります✨
手足が長い&綺麗に見えるのを活かした所作に、曲に合わせた見事な表現✨衣装も要所を押さえた素敵な衣装なのが(●´ω`●)✨
4月から大学生!!おめでとうございます✨
まずはリリー、この先の演技がとても楽しみです♪

 

9番滑走 増田未夢(マスダ ミユ)選手(白鵬女子高校)
SP パリのアメリカ人
FS 映画『ラプンチェル』より→Pennsylvania Six-Five Thousand
今年の国体の神奈川代表です!
可愛い💖にも、丁寧で滑らかなスケーティングが魅力であります✨
振付がとってもキュートでお洒落✨SPはちょっとレトロな感じに聞こえる音源を使用して、冒頭とStSqの振付が可愛い💖FSのラプンチェルは、全体からキュートな雰囲気漂って最後はStSqで〆る構成だった!
今年度は高校2年生✨どんな演技を魅せるのか楽しみです♪

 

15:30~Jr.男子(Nv.B-Ⅰ男子と合わせて行う)
2番滑走 志賀海門(シガ ミナト)選手(KOSE新横浜プリンスFSC)
SP Writing’s on the Wall
FS 映画『風の谷のナウシカ』より

志賀選手の魅力を伝えようとすると、どの言葉を用いれば皆が分かるのかっといつも考え込んでしまう。それはとても良いことである。志賀選手の魅力は、会場で観てしか味わう事が出来ない。

SPは2シーズン使用し、試合ごとに感想が違う。初めて観た2017年東日本では、ちょっと背伸びした、ガラスの少年のような繊細さを感じた。回を追うごとにどんどん大人に成長し、最後に観た2019年国体では、貫禄のある大人のダークなカッコ良さを感じたのである。背が伸びたり、ジャンプの構成を上がったのも、感じるものに影響したのではと筆者は仮説を立てた。

FSは力強い風、竹林に吹く風、色んな風が見えるのである。それだけでは説明が付かない。もっと多様な切り口がある。壮大な演技…うーむ。

今回は概論と言う名ですから、この辺で切り上げます(すみません)。機会があるときに推測してみます!

っと筆者を言わしめる志賀選手は4月から高校生(何度も言いましたがおめでとうございます✨)!リリーカップのナウシカも楽しみです♪
 

これでJr.男女編は最後です!忘れちゃいけません!
1番滑走 鍵山優真(カギヤマ ユウマ)選手(神奈川FSC)
SP Let The Good Times Roll
FS 大河ドラマ『龍馬伝』より→映画『TUCKER』より
初めて鍵山選手の演技を観たのは2016年の東日本。その時から思ったのは、いい意味で不思議。ジャンパーとして、スピナーとして、スケーティング巧者として、表現者としてどう成長するのか分からない。が、観ててとっても面白いポテンシャル。次観るときが楽しみ😆🎶✨っと思っていました。
そして、今季!ご存知の方が多いのですが、JGPSや全日本Jr.、シニアの全日本等の大活躍を見せたのであります!
ジャンプは、スローで見ると、跳び上がり切っってから回転し出し、最後の最後で物凄いスピードで回って降りる。そして、降りた衝撃を活かして流す。最後までスピードあるスケーティング。綺麗なスピン。そして今季は、試合を重ねるごとに勢い増す、外向きの表現✨
今季の鍵山選手の演技をかなり現地で観る回数が多かった。その度に感動だけしかしなかった。楽しかった。
今回概論だからこの辺で止めときますが、鍵山選手だけでも記事一本書けますなー。
高校入ってから最初の試合✨(高校入学おめでとうございます✨)どんな演技を魅せるのやら!

 

かなり長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました!
次回は神奈川編 選手権男子を書きます(さてさて、このペースだと間に合うのやら)!
またお付き合い頂ければ嬉しいです!