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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】東日本フィギュアスケート概論 第3回 北海道 男子編

こんにちは!大学院生フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第3回、北海道男子編を始めたいと思います!
今回は北海道のフィギュアスケートの選手から、男子選手それぞれの魅力について語ります。
その前に少しだけこのシリーズの概要と、諸注意を話します。

フィギュアスケートで、『全日本』と名がつく大会の予選の1つが『東日本』。細かな条件が色々とありますが、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県のスケート連盟に所属する選手が対象です。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が強いと言われていますが…東日本にも強い選手がいます。それだけでなく沢山の選手が日々の練習に励んでいます!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!そんな願いをこめて、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』を連載開始させ、今回は第3回目です!

計3回にわたって北海道の選手を取り上げるその第3弾。第1回の北海道ジュニア女子編、第2回の北海道シニア女子編、そして今回が北海道編ラスト😲男子編を取り上げます👀今季所属が北海道or東日本所属で国体をふるさと指定で北海道としている選手を取り上げます😎

中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

それでは行きましょう⏬

注意書き
※今回、実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニアカテゴリー以上の選手とします。
※所属クラブ等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです



No.11 中森飛佑伽選手 (ナカモリ ヒュウガ)

所属 札幌アースFC
SP 映画『ダンシング・ヒーロー』より『Scott & Fran’s Paso Doble』
FS High Priests/The Dawning/太陽を巡るリール

何かしらの理由により3シーズン大会に出場しなかったのですがバッジテスト6級を取得し、今シーズン、ジュニアカテゴリーとして初めて東北・北海道ブロックや東日本に出場しました✨インターハイや国体にも初出場しFS進出等、一躍大活躍のシーズンでした✨
3月に高校を卒業しました!

☑長身を活かしエレメンツはダイナミック
☑身のこなしがとてもエレガント
この2点が目を惹く選手であります!

SP・FS、ステップシークエンスの振付はクラブの先輩でもあり、国際大会の出場経験があり、北海道のフィギュアスケート界を引っ張ってきた鈴木潤さんであることも話題になりました!(鈴木潤さんを2019年版東日本フィギュアスケート概論で取り上げた際の記事はこちら)
(※それ以外の振付は、国際大会の出場経験があり、現在は帯広市内で指導している小田嶋隼先生です)

6級を取得して間もないのですが、3Loや、3F等難しいジャンプにも果敢に挑み、かつ、力強さと柔らかさのメリハリのある演技を披露しています✨

…このように論を並べるよりかは、実際に映像で見たほうが分かりやすいかと思いますので…2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい🔽

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(52:24~57:45、指定された時間から再生します)

FS(14:16~21:08、指定された時間から再生します)

実は、ずっとお名前だけは聞いていてまだ現地では、筆者が拝見したことがない選手なのです。
もし来季以降も続けるとの事であれば、一日も早く現地で拝見したいと願ってる選手です。

No.12 岩野颯太選手 (イワノ ソウタ)

所属 帯広工業高校
SP 映画『戦場のメリークリスマス』より
FS ならず者(歌 イーグルス)

帯広市が拠点。スケートを始めたのは小学校5年生からと比較的遅めですが、バッジテスト6級まで取得し、東日本ジュニア選手権や、全国中学校スケート大会や、インターハイ、2021年の国体北海道代表として活躍してきました!岩野選手も中森選手と同じく、3月に高校を卒業しました🎓

大きなジャンプを跳びつつ、情感豊かな演技が印象的な選手です✨

6級でありますが、所属する北海道FOREST.F.S.CのInstagramには、トリプルアクセルを成功させた動画が投稿されています!!!

今季は何かしらの理由により、ブロック大会にエントリーしなかったのです。オンラインでありましたが、一般のスケートファンが今季初めて演技を見れたのはインターハイのことです。
SPは最初の音が鳴った瞬間から、
あっ、これ岩野選手にぴったりなプログラム!
と直感で思いました!戦場のメリークリスマスのメロディーに乗せて、冬の雪、繊細さ、切なさ、桜が舞い散るような儚さ、美しさ、力強さ、想い出、様々な情景が目に浮かんで涙がこぼれそうなプログラムを披露して・・・!!と感動しました。
FSは、イーグルスの名曲、Desperado、日本でのタイトルは『ならず者』を選曲しました!
歌詞に合わせて、バラードの曲調を捉えた渋さ、哀愁、強さ、切なさ感じる振付の数々にこれもまた涙が出そうになって・・・となりましたね。
前のFSの映画『道』よりみたいに、哀愁ある場面とコミカルな場面との切り替え等、曲の雰囲気をしっかり捉え、壮大でエモーショナルな風景が見える表現に惹かれるのです。

それでは、実際に映像を見ましょう!2021年インターハイの公式のアーカイブ映像をご覧下さい🔽

出典:インハイTV
SP(4:19:02~4:23:46、指定された時間から再生します)

FS(41:08~47:43、指定された時間から再生します)

コロナがなければ、これを現地で拝見したかったと思ってしまうような演技でしたね。
どうかこの先も岩野選手らしく、輝いてほしいとねがうばかりです。

※4/8追加
4/3付の十勝毎日新聞の記事より、4月から就職のため一度競技を引退しました。
長い間お疲れさまでした!社会人生活にエールを送ります!復帰の可能性もあるとのことなので、その時は沢山演技を拝見できる事を楽しみにしてます!

次のページにも紹介が続いてます💨

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フィギュアスケート観戦

Lenaが選ぶ❗ 2019-20シーズンベストプログラム論 東日本 SP編

GW明けでも、まだまだ私は家に居ながら、ボチボチとブログ書いています!

っというわけで…Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論第4弾⤴️

前々回の東北北海道ブロック編、前回は関東ブロック編ときて、いよいよ東日本編❗本当は全部書こうかと思いましたが…めっちゃ多いっ!!っというわけで、今回はSP編です❗

上記のブロックと、東京ブロックを勝ち上がった選手が集い、ここでジュニアとシニア、それぞれの全日本進出が決まります!

沢山のドラマが生まれる舞台。
筆者としては好きな大会でありますが、ある程度は覚悟して行く大会です…

このシリーズ恒例❗いくつか注意すべきことを…

・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会時点のものです。
・プログラム名・振付師名は大会パンフレットを参考にしてます。

それでは早速行きましょう💨

 

第45回 フィギュアスケート選手権大会
第36回東日本フィギュアスケートジュニア選手権大会

 

通称:東日本
期日:2019年10月24日~27日
会場:軽井沢風越公園アイスアリーナ(長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1157-6)

まず軽井沢の町自体に驚かされましたね。
軽井沢駅で標高700mほど😲会場は更に山を登っていった所にあります。標高900m前後だったかと思います😲

あと、景観条例により、建物の高さが制限されていて空がとても大きく見えたり…そうそう、街灯少ないですし、あとコンビニの営業が6時~23時まででしたので、買い出しの際は気をつけて!

会場については次回書くことにして、本題に入りましょうか!

 

シニア女子SP

望月美玖(モチヅキミク) 日本大学

SP:リバーダンス
振付:岩本英嗣

久々に東日本出場となりました!

冒頭の3F+2Tの高さにどよめき!
続く3Tも綺麗に決まった✨

高いジャンプがバシッと決まって、プログラムが引き締まった❗

観客に演技に注目させるような、程よい緊張感が流れる。動きのキレの良さ、滑りのスピードとスムーズさがとっても印象的✨

途中のピョンピョンとした動きでキュートさを加えて…

森の中のように、凜とした雰囲気で会場に包まれました✨

切れ味の鋭さに、カッコいいと感じ、またとても気持ちよかった演技でした✨

松原星(マツバラアカリ) 明治大学

SP:Once Upon A December
振付:杉浦幸江

昨季から継続のSP。

東京夏季フィギュアは棄権し、東京ブロックは行けなかったので、今季初めて演技を拝見した。

曲はアニメ映画『アナスタシア』の劇中歌。
一度聞いたら、一生記憶の片隅に残るような不思議でノスタルジックな曲🎄

万華鏡のような煌めきを放つ演技に魅せられていたので、継続はとっても嬉しかった😄

冒頭の3Lzは転倒。

そのあとのスピン2つは、相変わらずっというか、前から凄かったが、よりしっかりとした軸を作ってグルグルっと回転速度の速い美スピンを決めた✨

そこから2A、昨季はハイキックしてから2Aを飛んで、着氷後キャッチフットスパイラルを実施していたがそれが無くなっていた。その他振付ちょくちょく変わっていたかな?
2Aのあとの謎の入りからの3S+3Tは綺麗に決まった✨

美しくも儚い。そして、とても不思議な世界観。オルゴールの箱の中にいるかのような雰囲気漂う。

懸命に演じていて、すっと心に何かが染み込んで、涙が出てくるような…

心にずっと引っ掛かり続ける、そんな演技でした✨

藤本梨乃(フジモトリノ)

SP:マイ・ウェイ
振付:岩本英嗣

当時大学3年生っていうことを考えると、この選曲は泣けてくる選曲…😭

引退のシーズンへと向かっていくなと感じさせます。

オーケストラ版の綺麗なバージョン。

曲が掛かってからずっと、美しいメロディーに合わせ、エアリーで、清らかなスケーティングで魅せてくれる。

両肩に付いたフリンジが、ヒラヒラとなびいていく姿でさえ美しい。

曲の盛り上がるところで、膝・足首を巧みに活かして踏み分けるステップシークエンス(StSq)に圧巻✨エモーショナルさも感じました。

全ての要素でほぼノーミス✨GOEで加点が付きそうな出来。

最後まで流れに乗っていて、クリアで気持ちいい演技でした✨✨

河西萌音(カワニシモネ) 山梨学院大学

SP:Jeepers Creepers 2.0
振付:岩本英嗣

河西選手ももう大学4年生…😭

全日本に出場経験もあり、最後にもう一度と思って挑んだ大会だったかと思います。

昨季から継続のSP。ニッキー・ヤノフスキーが歌っている曲。

冒頭の3Lo+2T綺麗に決まった✨

ノリノリな曲に合わせ、良く伸びるスケーティング。透明感あって、綺麗な滑り✨

美しいポジションでかつ、回転速度の速いスピンに…

何よりも、

大人可愛い😍

女性ボーカルに合わせて、ふふっと笑いかけ、上品に可愛さをアピールしていく😍

『ジーパーズ クリーパーズ』

この歌詞もまた耳に付く!

最後に持ってきたステップシークエンス(StSq)。音に合わせて、滑らかに踏んでいきながら、とことんアピールしていく。そして、投げキッスしてフィニッシュ💕

可愛い😍
可愛いの感想の後で、後半3Tの着氷が乱れたが、気合いで降りたっと言うところに、最後なんだな。最後にもう一度あの大きな舞台へと意気込んでいたのかなっと思わずホロリ😢

華やかで自分を表現していくのが上手い✨最後に、もう一度その瞬間を見れて嬉しかったです😭

佐藤伊吹(サトウイブキ) 明治大学

SP:Take Five for Else
振付:横谷花絵

昨季からの継続のプログラム。

TSUKEMENによる、『Take Five』と、『エリーゼのために』を掛け合わせた曲。

冒頭は3S+3T。昨季は3Lo+3Tだった所を、今季はこのコンビネーションジャンプで挑んでいる。続いて3F、軽やかにさらりっと降りた✨

フライングキャメルスピン(FCSp)の最後の、キャメルチャッチフットのフリーレッグの位置といい、足の持ち方がとっても独特✨

作曲者に、作曲された年代に、ジャンルすら違い、何一つ共通点の無い2つの曲。その2曲が出会い、ピアノと、ヴァイオリンの調べに乗せると、本来なら持っていなかった、どこか懐かしい雰囲気の曲になるのがとても不思議。

佐藤選手は、そんな曲に対して、お洒落に滑りこなしていく。

最後までさらりっと!その中に、キレとスピード、そして自信を増した滑りがとても印象的でした✨

 

ジュニア女子SP

平金桐(ヒラカネキリ) 明治神宮外苑FSC

SP:Suvivor
振付:星野有衣子

今季新しくしたSP。前のSP『Where have you been』と同じようなダンサブルでカッコいい系。今回は、強い女性というのがより見えるプログラムに心射抜かれました😍

曲は、映画『トゥームレイダー』より1曲。アリーナ・ザギトワ選手がEXで使用したものと同じ音源である。

まず、冒頭の振付!

ポニーテールがバサッと広がる所からカッコ良すぎ😍これもPCSに加えて欲しいと願うと思ちゃいますね😁
この瞬間をカメラで捉えたら、またフォトジュニックな、一つの芸術的な写真が出来上がりそう❗

冒頭の3T+3Tのファーストジャンプの高さに驚く😲続く3Loを降りたあと、

『I’m a Suvivor』

って歌詞が流れてカッケー😍

速いビートに合わせたステップシークエンス(StSq)。音に合わせ正確に刻み込みながらも、体の動きが複雑!そしてシームレス!

キャッチフットスパイラルをしてからの2Aも綺麗に決まった✨

軸がしっかりしていて、回転速度の速いスピンを2つ続けてフィニッシュ!

きゃー!桐ちゃんカッコいいーーー!!

完全に心持っていかれましたね❗

軽井沢のリンクがコンサート会場かっと思うくらいの演技✨

今日も女優でダンサーのような演技の平金選手に虜になりました😍

柚木心結(ユノキミユ) 帯広FSC

SP:シルク・ドゥ・ソレイユの演目『キュリオス』より
振付:田守由英

ジュニアデビューシーズン。東北・北海道ブロックでは、SPで出遅れてから巻き返して掴んだ東日本✨

白の長袖ワンピースに、黒で渦巻き模様、頭の頂点でお団子を結び、チェーンのように巻かれた髪飾りっというように、衣装、ヘアスタイルから非常に凝っている✨

曲はシルク・ドゥ・ソレイユの演目の一つ『キュリオス』より。前半は『11h11』、後半は『Bella Donna Twist』。

曲が掛かり、蒸気音に合わせて両腕でチクチク時計を表現する振付にまた目を惹く😍
蒸気機関車が今にも出発しそう❗

女性の声が聞こえてからの、大きな3T+2Tが綺麗に決まった✨
次のループジャンプは2回転に抑えて、確実に(SAPPORO CUPでは3Loに挑戦していた)✨

足替えコンビネーションスピン(CCoSp)の回転速度もめっちゃ速い❗I字ポジションで、片手を離した見事な技を披露✨音に合わせて首をグルンと回したり、ニコニコ笑顔が可愛い😍後半の2Aを決め、またもや回転速度の速いレイバックスピン綺麗✨

曲が切り替わって、ピョンピョン跳び跳ねる振付から始まるStSqがもう可愛いの極み😍跳びはねてる時の高さが物凄い❗躍動感で目を奪われてからの、ストップモーションでのジャッジアピールで完全にノックアウト😍

もう可愛い!!一度観たら絶対忘れられない!個性的でインパクトの大きいプログラム✨

最後までスムーズで、勢いと流れに乗った演技✨

得点は45.01。構成を考えたら、かなりいい点が出た✨

最後に一つ叫ばせてください。

心結ちゃんワールドサイコーーー❗

 

次のページはシニア男子と、ジュニア男子SPのベストプログラムを書いています💨


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Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論 東北北海道B編

はい!

Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論第2弾⤴️

前回はシーズン初めのローカル大会3つで、今回はいよいよシーズンに入ってきた!っと思わせる、東北北海道ブロックと、関東ブロックの中からベストプログラムを選んでいくつもりが…すみません、選んでいる途中で2つ合わせるのは無理ってなったので…今回は東北・北海道ブロックから選んでいきます❗

ノービスは全日本、ジュニア以降は東日本を懸けた戦いに、あー、シーズンの一つの山場である全日本へ時が進んでいくなっと感じさせるのです❗

いやー、本当はね東京ブロックも観たかったのに、なんで東北北海道ブロックと被るのさーー😠って言うわけで観に行けなかった😭

前回同様、いくつか注意すべきことを…
・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会時点のものです。
・プログラム名・振付師名は大会パンフレットを参考にしてます。

それでは早速行きましょう💨

 

2019 東北・北海道フィギュアスケート選手権
通称:東北北海道ブロック、東北北海道B
期日:2019年9月20日~23日
会場:テクノルアイスパーク八戸(青森県八戸市新井田西4-1-1)

タクシーに『スケートリンク』って言ったらテクノルアイスパークではなく、別のスケートリンクに連れてかれそうになった…冗談抜きで!八戸市内にリンク複数ありますので、『テクノルアイスパーク』もそうですし、『新井田(ニイダ)のスケートリンク』で通じるので気を付けてね!っと言い残して本題に入りましょう❗

男子SP

佐藤洸彬(サトウヒロアキ) 南部美人

SP:チャップリンメドレー
振付:佐藤操

12月の全日本が現役最後の試合っと言うことで…これが最後のブロック大会😭

今まで濃いキャラクターを演じて、東北北海道から東を引っ張ってきた佐藤選手が…って涙出そう…

SAPPORO CUPと同じ日程で行われたMGC杯(行きたかったなー)で初披露のSP。
現役最後のプログラムはチャップリンメドレー🎩

どんなにノリの良さも一つの持ち味である佐藤選手らしい最後のプログラム!!

カラフルなベストがちょっと洒落ている衣装✨

キーンコーンカーンコーン~♪

って鐘が鳴ってから始まり、物凄いスピードを出して4T+2T決まった!!

繋ぎにぴょーんっと飛んだり、曲が変わるところでステップシークエンス(StSq)でリズムを捉えつつ、コミカルに、コミカルに、踊って!観客から手拍子が沸き起こる!

ノリノリで、さすがのエンターテイナーっと思って楽しく見ていたら…スマイルのメロディーが流れ、スピン2本。
そして…
ジャッジ側から見て後ろ向きに立って、くるくるっとステッキを回す振りからの、振り返りが…

うわーん😭やめないでーーー!

って叫びたくなるーーーーー😭

その時の顔は笑顔であるが、なんだかその笑顔を見るとやめるのが寂しくなっちゃうではないか!!!

うわーーーーーーーーん😭

ってブロックの初っぱらから筆者の心の中で大号泣してしまいました😭😭😭

坪井聖弥(ツボイセイヤ) 苫小牧駒澤大学

SP:eye
振付:鈴木理絵/髙木尚美

今季シニアデビュー。
苫小牧市内の大学に進学し、引き続き東北・北海道ブロックとして出場することになって嬉しい😄

昨季からの継続のSPがね、これが坪井選手らしさが光るプログラムなんですよ😍

アコーディオニストのcobaによるeye。高橋大輔さんがバンクーバー五輪で銅メダル取った時のSPの曲です。

坪井選手と言えば、いい意味で危うさもあり、ガラスのように繊細な表現と、ダイナミックなジャンプと歯切れのいいスケーティングが共存しているところ✨ほんのちょっとした動きからも観客を魅了できるスケーターであります。

冒頭の3Loが綺麗に決まり、スピン1つからの3Tで手をついたが2Tを付けた!
スピードあり、かっとんでいくジャンプに見応えある!リンクを大きく使い、緩急の付け方がスムーズ。女性と踊っているのが目に見えて、観る者をゾクゾクさせる😍極めつけはStSq!フットワークの良さに、このゾクゾク感!ワクワクする!ってなるところで2Aを持ってきてフィニッシュするプログラムなわけ😍

最後の2Aチャレンジは置いといて、大学生になってより一層垢抜けて、eyeがますます洒落になってる❗な演技でした✨

 

ジュニア女子SP

宮本藍里(ミヤモトアイリ) 北海高等学校

SP:Rapsodia de Arrable/タンゲーラ
振付:横谷花絵

高校に進学し、師事コーチが変わった今シーズン。

昨季からの継続のSP。ジュニアのSPの指定ジャンプ・スピンの関係などで色々構成をいじっている。冒頭は2Lo、後半のジャンプに2A。フライングシットスピン(FSSp)に変えたりっといった具合に。

曲はそれぞれタンゴの曲を2つ繋いだもの。

バレリーナのような美しい所作で、華麗に舞い踊るのが宮本選手の最大の魅力✨

1音1音しっかり絡め取っていて濃密な表現。顔の表情、手の出し方、音ハメの動きが更にブラッシュアップされていてカッコいい😍

観ててあっという間❗

宮本選手の魅せる世界観がたまらないって思った演技でした✨

長岡柚奈(ナガオカユナ) ROYCE’F・S・C

SP:ピアノ三重奏曲第4番『ドゥムキー』
振付:佐藤操

SAPPORO CUPで初披露したSP。その時から思っていた『緻密な音取り』を話せる時が来た。

交響曲『新世界より』などで有名なアントニン・ドヴォルザークが作曲した曲で、6つの楽章から構成されている。
ちなみに『ドゥムキー』とはウクライナ起源の歌謡曲『ドゥムカ』の複数形や、スラヴ語で『思い』わ『瞑想曲』という意味があるが、作曲者がどういう意味で使ったのかは不明である。

このプログラムでは、前半は第4楽章、後半は第6楽章が使われている。前半と後半では調が違う上に、曲のキャラも違うように感じる。これを書くにあって色々と調べたが、改めて聞いても物語が浮かんでこない、抽象的な曲だなっと感じる。

難解な曲に合わせて、細かい所まで音を取っていく。滑らかな体の使い方で、多彩な動きをしてもしっかりと魅せることができ、テンポにもついていけている。

ちょっとした動き、ほんの数ミリの動きが積み重なって、一つの大きなテーマが見える。長岡選手の演技を見れば、たとえ抽象的な曲でも取っ掛かりが見えてきそうなパフォーマンスだった✨

パンフレットを見たら、操先生!
曲選びの幅が広い!!

描き出す世界観に唸らされた演技でした✨

伊吹有紗(イブキアリサ) 札幌アースFC

SP:映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』より
振付:小田嶋隼

今季ジュニアデビューした選手✨
ノービスAの時のプログラム、バレエ『パキータ』よりの黄色いチュチュ風衣装がとっても可愛かった😍
今季の衣装もとってもお洒落✨

印象に残る衣装でもって演じるのは、カリブの海賊☠️

曲が掛かってからまず目につくのはスケーティング💨膝、足首が柔らかく、それを上手くコントロールしてスピードを出していく滑りに驚く⛸️

冒頭は3Lz+2Tではなく、今回は3T+2T。

リンクを颯爽と駆け抜けていく姿が観てて気持ちいい✨緩急を自在に操ってターンを描くStSq。
気品あって、とても気持ちいい演技✨
カッコ良かった😍

大関凜花(オオセキリンカ) 市立札幌旭丘高等学校

SP:パリの空の下
振付:小田嶋隼

昨季から継続のSP。

音源がとってもお洒落🎀🇫🇷
Florence CosteとJulien Dassinが歌う、男女デュエットで歌う曲✨
YouTubeに公式のMVが出ているので、これを見てください(聞きながらこの後の文章を読んでください)⬇️

紫に、リボンやお花模様をふんだんに使った衣装がまた可愛い😍
この大会から後半のエレメンツの順番が変わっていた!
そして、一つ一つの動きが更に洗練され、パリのシャンゼリゼ通りあたりをお洒落に歩いている情景が目に浮かぶ😍(ちなみに筆者はフランスはおろか海外に行ったことありません)

ジャッジ前を通りすぎる時の笑顔が印象的😆ふんわり大きいジャンプに、ポップやツイズルを効果的に取り入れて、小粋なプログラムに仕上げているのが最高✨

いつかパリに行ってみたいな…

 

次のページにFSでのベストプログラムを書いてます(下へスクロール)⬇️

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東日本フィギュアスケート概論2019

東日本フィギュアスケート概論 第3回 北海道男子編

こんにちは!

前々回前回で北海道女子編っということで記事を書きました!
今回は北海道男子編!
概論っという名の、ただの…なので、苦手な方はくるりっ!

※所属クラブ等のデータは執筆当時(2019年3月)のものです

 

まずは
北村凌大(キタムラ リョウタ)選手(札幌アースFC)
SP パリのアメリカ人
FS チャップリン映画サウンドトラックメドレー
ノービス時代から含めて3季使ってるFS!!
StSqでのマイムが可愛い😍可愛い💓(おーっとここまでにして)チャップリンで、話題になっていましたが…3季目では随分とエレガントでカッコ良いチャップリンに印象が変わりました😮
滑らかで優美なスケーティングに、軸がしっかり取れ、気持ち良く回るスピン✨
コミカルなプログラムが多いのかな?
今年度から高校生となる北村選手、次はどんなプログラムを見せるのか、楽しみです♪

 

お次は
岩野颯太(イワノ ソウタ)選手(帯広工業高校)
SP 映画『La La Land』より
FS 映画『もののけ姫』より
まず目を引くのは長身!で体格の良さ!
今季のプログラムはそんな岩野選手の良さを活かした、男らしさ溢れるプログラム✨
SPはLa La Landのスローなメロディーを中心にした編曲。ほんのり哀愁帯びた、お洒落な雰囲気が大好評💖
FSは戦いに挑んでいく、男のカッコ良さが光る演技が素敵なんです✨
全てのエレメンツが大きく、迫力満点な岩野選手!今年度は高校2年生!来季はどんな演技となるのでしょうか🎶

 

続きまして
坪井聖弥(ツボイ セイヤ)選手(白鳥FSC)
SP eye
FS オペラ『カルメン』より

ダイナミックで、スピードとキレが良い動きに加えて、繊細な動きでたちまち皆の心を鷲掴みにしてしまいます😵💘触れてはいけないガラスのような色気に、虜になってしまいますヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

今季のSPって、究極に坪井選手の良さを活かしてるーーーって叫びたくなります!!その前2シーズンはブエノスアイレスの秋で、これもまた、ダイナミックさと繊細で哀愁感じる色気がマッチしてて!!だったので!!
坪井選手は4月から大学生だと思います!続けるのであるなら、年齢の関係でシニアに強制的に上がりますので、シニアの演技が楽しみです!

 

まだまだ続きます!
鈴木潤(スズキ ジュン)選手(北海道大学)
SP 月の光
FS ビートルズの曲3曲繋ぎ

北海道大学院工学府で学びながら、スケートを続けるって、筆者は本当に尊敬してます!筆者も大学院で理系の研究してますが、いや、もう調べることが尽きないし、根気と体力要るし(筆者は今なんでこんなことしてるのって突っ込まないで欲しいです)、あっ、大学院も普通に授業あります!!!こんなことで、鈴木選手の凄さが分かったところで、本題に!

鈴木選手の魅力って、丁寧で心に染みるスケーティング。一つ一つ、試行錯誤して、結果を積み上げていく。緻密で、努力が見える演技に何度泣きそうになったのやら…

 

…もっと沢山の選手を書きたかったな…泣く泣く最後に…
長谷川一輝(ハセガワ カズキ)選手(ROYCE’F・S・C)
SP アランフェス協奏曲第2楽章
FS 映画『カサブランカ』より

…うん、概論だから、概論だからね文量は少な目にね、もう、長谷川選手だけで一つ特論書けますね…

リンクに入って、ちょっと滑っただけで、なんだこりゃ!最早、別次元のスケーティングの巧さ。
高く跳び上がって、ふんわりと柔らかく着地するジャンプ。東ジュニアの二大高さがおかしい(誉めてる)ジャンパーの1人と筆者は定義する!
一点で回り、回転速度が速くてポジションが美しいスピン。今季は入れてないが、シットポジションでツイズルしてからスピンするっていう、とてつもないこともやっていた!
大人っぽく、北の哀愁漂う美しい表現✨今季のプログラムは二つとも神✨神✨神✨っと何度叫んだことか!!
今年度は高校3年生!もう、時が経つのは早いな…来季どんなプログラムでくるのやら!

 

はい、足早に結論
北海道は姫か王子しかいない
地元に住んでいない限り、中々北海道ローカル大会まで行ってっていうのは難しいのかもしれない。ただ、北海道の選手は、ここに取り上げてない選手を含め、一度観たらインパクトに残る選手がほとんどであり、毎度観て楽しい大会だったっという思い出を残して帰れる。
観に行って良かった!次はもっと色んな人に観て欲しい!って思わせるのであります。
もっと伝えたい!このブログを始めたきっかけの一つであります!
最後に、一度は北海道の選手を観て!!
っという言葉で北海道編を終了させます!
お付き合いありがとうございました!

 

次回は南下して青森編です!
またお付き合い頂ければ嬉しいです!