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[動画付]ピアノで弾いてみた Vol.4 Finale 映画「ロシュフォールの恋人たち」より (from “Les Demoiselles de Rochefort”) フィギュアスケート定番曲

こんにちは、5才~高校2年生の終わりまでピアノを習っていたフィギュアスケートファンのLenaです。フィギュアスケートで使われた曲を実際に弾いてみよう!というコンセプトでこの企画を始めました!第1弾はハチャトゥリアン作曲、組曲『仮面舞踏会』より『ワルツ』を、第2弾は『Anthem(from “Chess”)』を、第3弾は映画『海の上のピアニスト』より『Magic Waltz』を弾いてみました♪

そして第4弾である今回は、映画『ロシュフォールの恋人たち』より『Finale』を弾いてみました♪原曲と、2018-20シーズンに素晴らしい演技を披露した竹野比奈選手(福岡大学)のと、2019-21シーズンに素晴らしい演技を披露した石塚玲雄選手(早稲田大学)の3つのパターンを実際に弾いてみました!

ちなみに、公開日(11/14)は石塚選手のお誕生日です!おめでとうございます🎉偶然と考えが重なり、お誕生日に今回公開することになりました!

弾く時に感じた事、苦労した事、考えていた事、2つバージョンの特徴をまとめ、それぞれの動画を載せます!
子どもの時にピアノを習って、大人になってまた趣味として楽しんでいるレベルではありますが、少しでも参考になったら幸いです!

それでは、始めましょう↓💨



きっかけは?

曲自体はどのタイミングで初めて聴いたのか、正直に申し上げると覚えてはいないですね…ただ、本格的に現地で観戦しだした2016-17シーズンから幾度か聴いていますね。映画のタイトル自体はこちらも幾度となく見ているので知ってはいました。

2018年12月の全日本選手権で、竹野選手のロシュフォールの恋人たちを初めて拝見しました!

その時、

この曲のすごく素敵な曲!上品に滑る竹野選手素敵!でタイトルなんだっけ?

と感じました!そのあと、この曲がロシュフォールの恋人たちのFinaleだと分かりました!

2019年10月の東日本で石塚選手のロシュフォールの恋人たちを初めて拝見しました(あっ、現地でではという意味です)!

その時、

うわー!このプログラム好きーー!!

と心の中で叫んだ演技でした(参考までにこの時の衝撃を書いた記事がありますので、ご覧ください→Lenaが選ぶ❗ 2019-20シーズンベストプログラム論 東日本 SP編)!

そして、石塚選手のこのプログラムのおかげで、

この曲好き!!

となりました!それから、パソコンに曲を入れ、学業に取り組む度に聴いていました!

Anthemを弾き出した頃に、大好きなこの曲をピアノで弾いてみたい!と思い楽譜を探しました。しかし、後ほど再び書きますが、Finaleの楽譜が無いのです!『キャラバン隊の到着』はあるのですが…映画のサウンドトラックのピアノソロ楽譜集はあるのですが、Finaleだけが無いのです…

それでも何とか楽譜を確保して、練習して今回公開に踏み切りました!

さて、次からは弾いて感じたこと諸々を書いていきます↓


難易度は?

実はこの曲はピアノソロでの市販の楽譜はありません!では耳コピすればと返ってきそうですが…筆者は出来ないのです…12年間習ってたのに、訓練しても絶対音感が目覚めることなく…というかその才能が無いことが判明しました。相対音感でも中々身に付かなかったです。はい、耳コピがほぼ出来ません!
そこで、耳コピして楽譜を起こしてくれる業者に頼んで、完成したものを印刷して練習しました💸

頼む際に、
中級から上級が弾けるレベル
と伝えました。そして返ってきた答えが
それなりに難しくなる
との事でした。まずフルオーケストラから、ピアノソロに楽譜を書き換えるとなると、必然的に沢山の楽器の音を一度に弾く必要があります!つまり、和音を多様しなければなりません!和音は一度に複数の音を同時に弾きますね。そうなるとミスする確率も、単音を弾くより上がります。
あとこの曲は映画のサウンドトラックの中から、良いところをかいつまんで出来た曲なので、リズム、調、拍子の変化が多くなります。
それもあり難しくなると言われたと思い、
『大丈夫です!』
と筆者は回答しました!

実際弾いてみて、少し予想外な難問にぶち当たりましたが、事前にどこが難しくなるのか分かっていたので破茶滅茶な難曲とは感じなかったです!
まあ筆者にとっては

Magic Waltzに比べれば

となりますが…

でMagic Waltz弾いた時地獄でしたからね😂
ある程度平気だと感じたもう1つの理由は、筆者が中学生の時、合唱コンクールで『大地讃頌』の伴奏を引き受けた経験があったからです。この曲は、
もうとにかく和音だらけ!!!
何ですよ!9割以上和音で構成されている曲なのですよ!!もー!滅茶苦茶練習しても本番ミスしました😂これを弾いたことによって、和音だらけの曲に耐性が付きましたね😂この耐性はブランクがあっても、意外と消えなかったです😂

はい、難易度の結論は

和音が必然的に多くなる
調だけでなく拍子もコロコロ変化する

これに付いていけるかどうかで感じる難易度は変わります!筆者的には中の上の中の上級に近い感覚でした!難しいが、ちゃんと練習すればそれなりに弾きこなせると思いました!

あっ、言い忘れてました!
ミスタッチが無い完璧な状態にするとなると、また難しくなりますね…

あくまでも目安です。個人の状況によって実際に感じる難易度は違いますので、参考程度にしてください。


完成までどれぐらいかかった?

2月中旬に注文し、2週間以内に完成しました!
完成されてからすぐに印刷はしましたが、練習は開始しませんでした。

楽譜完成から1ヶ月弱後、そろそろ弾き始めないと中々練習時間が確保できなくなると思って、Anthem、仮面舞踏会、Magic Waltzと練習している曲がある中でこの曲を始めました!

Anthemは完成形に近い状態までに仕上がってましたし、仮面舞踏会もそこそこ仕上がってたのでまあ、大丈夫とは思いましたが…Magic Waltzよりこの曲の方が早く完成するのではないかと、練習しながら思っていました。

実際は、なんだかんだ言いながら同じ時期に終わってましたね…

まずは原曲をしっかり弾きこなす事に全力を注ごうとしました!原曲より短い曲である、竹野選手、石塚選手のバージョンはどこを使っているのか特定できると思ったからです!

原曲を完了してから石塚選手バージョンに専念して収録→竹野選手バージョンに専念して収録しようと当初計画してました。

この順番にした根拠は、後ほど詳しく取り上げますが、石塚選手のは全体的に万遍なく使用している一方で、竹野選手は中盤部分が丸々無いという曲の使い方をしています。石塚選手の方がカット部分を特定するのに時間が掛かりそうと見込んでました。それと、割と万遍なく使っているので、原曲を弾いたあとの記憶が残っているうちにやりたいと思い、石塚選手バージョンを先にと考えてましたね。

諸事情につき6月末までにMagic Waltzと共に収録を終えないといけなくなりました。

現実は中々上手く行かないですね…時間の制約、レベルの高い曲を2つ弾きこなす、今から思えば自分のレベルから考えたら大分キャパオーバーな事をしてたと反省しております。

弾きこなせる自信はあっても、ミスタッチが減り具合が想定以上に遅かったです。無理矢理5月上旬に初めて原曲バージョンで収録しました!当然納得がいかずズルズル、何度も何度も収録することになりました。
練習を積み重ねていて、ある程度は上手くはなってはいたのですが…最終的にミスタッチは無い状態に持っていけなかったです。

石塚選手→竹野選手バージョンでカット部分の特定作業、及び弾き始めを行いましたが、途中から原曲弾きながら両選手バージョンを一度の練習で行うことになり、収録もそうなりました。
とにかくぐちゃぐちゃにならないように、気をつけました。

結局

6月下旬に収録を無理矢理終了させました!

はい、編集で少し誤魔化していますが…間違い等はご容赦願います。

結論は、他の曲と並行しながら練習した状態では、3ヶ月程かかったと示しておきます!あっ、暗譜をしようと思ってなかったので、その練習するとまた時間掛かります!

次のページでは、共通して弾く時に意識していたことと、原曲、竹野選手、石塚選手のバージョンを説明し、動画をご覧いただきます!
ぜひスクロールして、2ページ目にクリックしてください!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.8 東日本 シニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第8回、東日本 シニア編を始めます!

このシリーズでは順位が基準ではなく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!第1回は中四国九州&中部ブロックで、第2回は関東ブロック編で、第3回第4回は東北・北海道ブロック編、第5回第6回は東京ブロックでした!この流れで来たら…そう、前回から東日本編ですまずはジュニア編、そして今回がシニア編です!
東日本はこれで最後です!いやー、色々とあって、NHK杯の日に公開となりましたね…

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。



東日本/東日本ジュニア兼全日本/全日本ジュニアアイスダンス予選会
通称:東日本
期日:2021年10月28日(木)~10月31日(日)
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS・ジュニアアイスダンスRD・FD、シニアアイスダンスRD・FD

シニア女子

廣谷帆香(ヒロタニホノカ)選手 岩手大学

SP:アニメ『パンドラハーツ』より『Everytime You Kiss To Me』
SP振付:本郷裕子

第4回でSP・FS両方書きましたね。今回はSPのみを書きます!

ブロックではコンビネーションジャンプのセカンドジャンプが2回転だったところを、3回転にして決めました!ジャンプは全て高いGOEが付く出来でした!

そして何よりも

エモーショナルな演技

が際立っていました!体を大きく使った動きに、伝えたい思いがこもっていると感じました!歌詞の意味を1つ1つ捉え、まるで星が輝いているようなパフォーマンスに胸が熱くなりました!

大学生になってからのここ数シーズン、技術面といい、情感がはっきりと感じ、進化が凄いと常々思っています!

SPは4位で、最終的には惜しくも全日本選手権を逃しました。岐路に立ち、様々な悩みがある中で出場してくれたことに感謝しています。そして、ブロックと東日本の両方で、思いを存分に伝える演技を拝見できたことを嬉しく感じています!
第4回でも書いた通り、どうか廣谷選手の納得のいく道に進めることを願ってます。もしも叶うなら、もう一度現地で演技を拝見できたらと思っています。

松原茜(マツバラアカネ)選手 埼玉アイスアリーナFC

SP:自由(演奏:女子十二楽坊)
SP振付:川越正大

【2021年版】東日本概論 第12回でも書いた通り、大学卒業後も競技を続け、今季で2シーズン目となります!そして、先月のブロック大会で東日本の出場権を初めて掴みました!

SPは昨季の前半に使用していたプログラムです。2017-19シーズンにも使用しています!

冒頭のトリプルトゥーループ+ダブルトゥーループ(3T+2T)は幅の大きさにカメラがついていかず、フレームアウトするほどでした!GOEで加点が付く出来でしたね!

何よりも、活き活きとした表情で、チャイナ風の踊りを披露していたのが印象的でした!
要所要所でのキビキビとした動きもバッチリ決まっていて、プログラムにメリハリを感じましたね!

自由伸び伸びと力強く滑っていくのが最高!

そんな演技でした!

初めての舞台でFSに進出しました!

これまで沢山色々な事があった中で、社会人となってからも競技を続け、様々な表情を拝見できて筆者としては本当に嬉しく感じております!
どうかステイヘルシーに、この先のスケート人生が充実したものとなる事を祈ってます!
叶うのなら、もう一度現地で演技を拝見できる事を願ってます!

本田真凜(ホンダマリン)選手 JAL

SP:映画『Mr.&Mrs.スミス』より『アサシンズ・タンゴ』
FS:映画『LOVERS』より
SP・FS振付:ローリー・ニコル

SPは2017-18シーズンで最初に使用していたプログラムを再び使用しています。衣装は東京ブロックの時から変えました!

タンゴ独特のリズムに合わせ、

本田選手の『魅せる』マジックにかかる

そんな演技でしたね!

求められていることをしっかり捉え、力みなく、ナチュラルに表していく姿に見惚れるばかりでしたね!

SPは8位スタートとなりました。

FSは2018-19シーズンで使用していたものを再び使用しています。

今にも消えゆくタイミングで見せる炎

のような、ゆっくりと消えゆくその美を表していくような演技が印象的でした!『消えゆく』と書きましたが、嫋やかで芯は強く、演技に対する魂が宿っていて、音楽を感じたがままに表している姿に見入りました!

様々な雰囲気を羽衣のように軽く身に纏い、曲を表す力は流石本田選手だなと感じるばかりです!

FSは5位、総合6位で全日本選手権の出場権獲得おめでとうございます!
どうか、本田選手らしい演技を、全日本の舞台で発揮できることを願ってます!

佐藤伊吹(サトウイブキ)選手 明治大学

SP:Ice Queen(演奏:Dinletir)
FS:アルバム『Tree of Life Suite』より(演奏:ロイヤル・フィルハーモーニー管弦楽団/ロベルト・カッチャパーリア)
SP・FS振付:横谷花絵

今年4月から大学3年生となりました!

SPは昨季からの継続となります。

筆者の中で佐藤選手と言えばエレガントなイメージを変えたプログラムでしたね!

今季は細かい所もしっかりと磨かれ、エキゾチックな雰囲気をモノにし、ベリーダンス特有の激しさを感じる演技が印象的でした!

SPは7位スタートとなりました。

FSは、今季新しくしたプログラムです。今年5月のサイニチ杯では初披露でしたが、配信では演技非公開の措置が取られてました。そのためファンの前(オンライン上)で初披露となったのは東京ブロックとなりました。筆者がリアルタイムで拝見するのは今回で2回目です。

東京ブロックで、

長年頑張ってきた佐藤選手への先生からの素敵なプレゼント

と感じ、これからどう完成していくのか凄く楽しみになるほどのプログラムでした!

壮大な音楽に合わせ、植物の様々な瞬間を描いていき、やがて大輪を咲かせていく風景が目に見えてきました!

その中でエレメンツを全て決め、魂が震えるほどの気迫に満ち溢れていました!
あとで気づいたのですが、佐藤選手も今季からFSでフライング足替えコンビネーションスピン(FCCoSp)を導入しているのですね!第6回で同門の横谷杏林選手(東京歯科大学)と、長谷川一輝選手(東京理科大学)がFSでFCCoSpを導入したと書きました。偶然なのか、導入する流れがあったのかな…?と考えてしまいましたね。

最後まで生命力の強い『木』のような演技に心打たれました!

総合6位で、全日本選手権は惜しくも叶わなかった…特にFSは渾身の演技で感動したから尚更…と勝負の世界の厳しさに歯がゆさを感じていました。と、その時、ユニバシアードに出場する渡辺倫果選手(法政大学)が隔離期間の関係で現時点では出場不可能と見越した上で、繰り上がりで出場権獲得を獲得しました!!おめでとうございます👏
実に5年連続での出場権獲得です!長きにわたって積み上げてきたものが、全日本の舞台で発揮できることを願ってます!

渡辺倫果(ワタナベリンカ)選手 法政大学

FS:交声曲『カルミナ・ブラーナ』より
FS振付:キャシー・リード

第6回でSPとFS両方書かせて頂きました。今回はFSのみを取り上げます!

SPは5位となり、全日本出場権ギリギリのラインでした。

そんな状況下で、

『強さ』に圧倒された

演技に筆者は震え上がりました!

3本目のジャンプのトリプルアクセル(3A)以外は転倒が無く、GOEで加点の付くジャンプを次々と降りました!

何よりも

曲調!!

重厚でシリアスな合唱によく合う、パワフルな滑りに圧倒されるしかありませんでした!

5月のサイニチ杯で初めて拝見して以来、毎回雷に打たれたような衝撃を受け続けてます!この曲独特の重厚さを、ダイナミックに表現し続ける渡辺選手の凄さに震え上がっています!

今回もダークで激しい音楽に合わせて、スケールが大きく、最後の瞬間までエネルギッシュな演技でした!ただ、まだ現地では拝見できてないので、1日も早く機会が来てほしいところです!!!

総合優勝で全日本選手権出場権を獲得しました!
ただし、全日本の直前にスイスで行われるユニバシアードに出場し帰国後の隔離期間があるため、現時点(11/12)では出場出来ません。もしも隔離期間が短縮され、出場可能となった場合は追加でエントリーとなります。どうか隔離期間が短縮され、渡辺選手も出場できる状況になることを切に願ってます!

シニアアイスダンス

平山姫里有/立野在選手組(ヒラヤマキリア/タテノアル) 倉敷FSC

FD:映画『シェルブールの雨傘』より
振付:有川梨絵

2020年4月に結成を発表し、同年12月の全日本選手権に出場しました!
平山選手は、別のパートナーで全日本選手権に出場経験があります!立野選手は世界ジュニア選手権、四大陸選手権に出場経験があります。立ての選手は2018年に怪我のため一度引退したものの、復帰して結成されたカップルです!

男女のデュエットの部分を使用し、

離れてはくっつき、運命に翻弄されながら濃密に愛しながらも、最後は別れていく

が胸に染み渡りました!

前半はくっついている瞬間が多いのですが、後半だんだんすれ違っていく瞬間が多くなっていき、最後余韻を残しつつ背中合わせになって終えるストーリーが目に浮かんできました!

曲の世界観を表すために、振付に沢山のこだわりが詰まっているとも感じましたね!
すれ違っていく瞬間を、FDで必要なエレメンツの中にも溶け込ませていていました。ステップの部分で特に、はっきりと出てました!

2人が織りなす物語にただ、見入ってました!

全日本で2人の世界観で沢山のファンを魅了できるように願ってます!

次のページに、シニア男子を書きました!ぜひクリックしてご覧下さい!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.7 東日本 ジュニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第7回、東日本 ジュニア編を始めます!

このシリーズでは順位が基準ではなく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!第1回は中四国九州&中部ブロックで、第2回は関東ブロック編で、第3回第4回は東北・北海道ブロック編、第5回第6回は東京ブロックでした!この流れで来たら…そう、今回から東日本編です(全日本ノービスは見れずじまいのと、筆者のポリシーの関係上書かないため)!まずはジュニア編からです!

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。



東日本/東日本ジュニア兼全日本/全日本ジュニアアイスダンス予選会
通称:東日本
期日:2021年10月28日(木)~10月31日(日)
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS・ジュニアアイスダンスRD・FD、シニアアイスダンスRD・FD

ジュニア女子

田邊桜香(タナベサクラコ)選手 星槎国際横浜

SP:チャイコフスキー:『白鳥の湖』のテーマ(演奏:デイヴィッド・ギャレット)
FS:映画『ある愛の詩』より
SP・FS振付:佐藤紀子

4月から高校2年生、今季はSP・FS共に新しいプログラムで挑んでいます!

SPは8月のゲンさんサマーカップで初披露し、筆者は関東ブロックで初めて拝見し、今回が2回目です。

黒の羽を表しているかのようなひらひらが重なった衣装で、デイヴィッド・ギャレットのアレンジによる白鳥の湖を滑り切りました!

冒頭、ブロックでは挑んでいたトリプルフリップ(3F)を回避して、ダブルフリップ(2F)にして決め、続くコンビネーションジャンプも決めました。

技と技との繋ぎに、様々な技を入れていてそれをこなしつつ、黒鳥のおぞましさを体現していて、

濃密さに背中がゾクゾクする

ような演技でした!スピード感と勢いが噛み合い、力強く、華麗に舞っていく演技が印象的でした!

SPは12位で折り返しました。

FSは、ファンの前で初披露となった関東ブロックは、東北・北海道ブロックと被ったことによって今回が初見となりました。

切ない恋物語を、情感豊かに演じていく姿が印象的でした!

序盤は女性ボーカルに合わせ、うつむきがちな滑りを、中盤で思いっきり楽しんでるかのような笑顔、終盤はまた元に戻って悲恋へと突き進んでいくように感じました!

中盤の笑顔があるからますます切なくなる

ドラマチックさに心動かされました!そのドラマチックの裏には強い思いがあり、コンビネーションジャンプを3回までのところを4回飛んでしまう場面もありましたが、全日本ジュニアに行くという強い志に溢れ、熱演となりました!

FS10位で総合10位まで順位を上げ、3年連続全日本ジュニア選手権出場権を獲得しました!おめでとうございます!

三枝知香子(サイグサチカコ)選手 アクアリンクちばSC

FS:映画『ミッション』より
FS振付:服部瑛貴

今シリーズ第2回でSPを取り上げましたね!今回はFSを取り上げます!今季SP・FSを新しくし、FSは関東ブロックで初お披露目となりましたが…東北・北海道ブロックと日程が被った都合上、今回リアルタイムで見るのは初めてでした!

冒頭のトリプルフリップ(3F)は転倒、しかしここからスイッチが入ったかのような演技を披露しました!その後のジャンプは所々回転不足の判定はありましたが、全て降り立ちました!

綺麗なメロディーに滑らかなスケーティング、ボーカルに合わせてエネルギッシュに、晴れやかな表情を浮かべながら滑り、この瞬間だけ全日本が懸かっていることさえ忘れるような、清々しい実施でした!

今季から導入した、フライング足替えコンビネーションスピン(FCCoSp)を回りきってフィニッシュしました!

自由伸び伸びと力強く滑っていくのが最高!

と感じさせる演技でした!

初の全日本ジュニア選手権の出場権を獲得しました!おめでとうございます👏
最初で最後の大舞台で、三枝選手の力が出し切れることを願ってます!

穂積乃愛(ホヅミノア)選手 駒場学園高校

SP:水百景
FS:映画『ラ・ラ・ランド』より
SP・FS振付:松永由希奈

4月から高校生になり、今季はコーチを変えて挑んでます。

SPは昨季からの継続のプログラムです。

綺麗なヴァイオリンの調べに合せた、透明感あるスケーティング、そして何より

笑顔😃

瑞々しさに溢れて幸せな演技にうっとりと見てました!優美で爽やかな演技がとても素敵でした!!

FSは今季新しくしたプログラムで、今回で2回目の拝見となりました。

エレガントな所作が沢山光り、そして

何があっても最後までニコニコ笑顔☺

笑顔の力を強く実感した演技でした!!

スピードそのままにジャンプを飛び、痛そうな転倒を何度も何度もしても、最後の、本当に最後の一時まで笑顔で踊りきる強さに心打たれました!!

笑顔は人を幸せにする、実際筆者も穂積選手の笑顔を見るととても幸せに感じます!

惜しくも2019年以来の全日本ジュニア選手権出場権獲得となりませんでしたが、どんな時も笑顔で滑る姿が心に残る演技でした!どうかステイヘルシーに、また次に拝見する時を楽しみにしてます!

千葉百音(チバモネ)選手 東北高校

SP:ドラマ『エデンの東』より『フィナーレ』
FS:ヴァイオリン協奏曲『バタフライ・ラヴァーズ(梁山伯と祝英台)』
SP振付:鈴木明子
FS振付:宮本賢二

第3回でSP・FS両方取り上げましたが、今回の演技は更に磨かれたものが印象に残りました!

SP・FS共に

腕の動きから、緻密に作り上げた世界観

が目を惹きました!

SPは徐々に徐々に解き放たれ、曲調が明るくなると一気にエネルギッシュになって伸び伸びと滑る演技が印象的でした!

FSは、嫋やかに、ひらひらと優雅に舞う蝶々のような演技が印象的でした!

2つのプログラムは別の振付師による振付で、それぞれから学んだことを大切にインプットし、忠実にアウトプットしていると感じ取りました!

ブロックの時から更に磨きをかけ、スケーティングのスピード感によりしっかりと表現が乗っかり、ますます表現のスケールが大きくなってると感じましたね!

このアプローチの仕方、

今までの千葉選手にない!

ものであって、新鮮で、また見たくなる演技でした!

総合3位で、4年連続全日本ジュニア選手権出場権獲得おめでとうございます👏今までに無い表現にチャレンジしていき、引き出しを増やしていく千葉選手の姿を見ていると、次がとても楽しみになります!全日本ジュニアで思い描いた演技が出来るように願ってます!

奥野友莉菜(オクノユリナ)選手 明治神宮外苑FSC

SP:チャップリン・メドレー
FS:舞台『リバーダンス』より
SP・FS振付:宮本賢二

第5回でSPとFS両方書かせて頂きましたが、今回の東日本は更に凄い演技となりました!

SPは前も、

キュートで最高なチャップリン😍

と書きましたが、今回キュートさにGOE+100点あげたいほどで、記憶の片隅に残り続けるような出来でした✨

冒頭のトリプルルッツ+ダブルトゥーループ(3Lz+2T)をGOEで大きな加点が付く出来で決め、東京ブロックでは転倒したトリプルフリップ(3F)も降りました!チャップリンのコミカルな動きをニコニコ笑顔で踊るステップシークエンス(StSq)、踊心だけでなくレベル3と高い評価でした!後半マイケル・ジャクソンが歌うスマイルに切り替わるのと同時に、優しさと笑顔に満ちた雰囲気に変わりました!背中の反りが大きく、綺麗なレイバックイナバワーをした直後にダブルアクセル(2A)を綺麗に決めました!これは奥野選手の代名詞と言っていいほどのエレメンツですね!

可愛い、可愛い!かつ所作がエレガントで技術力が高い!そんなチャップリンに筆者も含め、心奪われたファンが多かったはずです!

2位発進で、翌日のFSを迎えました!

前も書きましたが、冒頭から神秘的な雰囲気に惹き込まれます!そして、エレガントな所作、スピード、複雑な動きの数々が合わさって、沢山の煌めきに満ち溢れた演技が印象的でした!

今回気づいたのは実は、

後半の方がより難易度が高い構成

になっていて、ダブルアクセル+トリプルトゥーループ(2A+3T)、トリプルルッツ+ダブルトゥーループ+ダブルループ(3Lz+2T+2Lo)とコンビネーションジャンプが2本あってかつ難易度が高いもので驚きでした!ブロックでは後半が転倒続きになって全容が分からなかったからです!

今回は前回転倒した所も含め、全て降り立ちました!

最後のエレメンツに持ってきたStSqまでエネルギッシュで、会場に行ったら興奮しながら、喜んで手拍子を送りたかった!!と思うほどの出来でした!

2A+3Tの3Tがアンダーローテーション、回転不足と判定された以外は大きなミスは無い演技でした!

FSも2位、総合2位で2年連続全日本ジュニア選手権の出場権を獲得しました!おめでとうございます!
成長著しい奥野選手が、全日本ジュニアで伸び伸びと滑れますように!

次のページに、ジュニア男子を書きました!ぜひクリックしてご覧下さい!

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【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.6 東京ブロック シニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第6回、東京ブロック シニア編を始めます!

このシリーズでは順位が基準ではなく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!第1回は中四国九州&中部ブロックで、第2回は関東ブロック編で、第3回第4回は東北・北海道ブロック編でした!前回から東京ブロック編に突入しました!前回がジュニア編で、今回はシニア編です!

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

今記事でブロック大会の感想はすべて終了となります!

それではいきましょう。



2021 東京選手権大会
通称:東京ブロック
期日:2021年10月7日(木)~10月10日(日)
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS

シニア女子

青木祐奈(アオキユナ)選手 日本大学

SP:映画『アーティスト』より
SP振付:鈴木明子

4月から大学2年生になり、シニア2年目のシーズンとなります。SPは今季新しくしたプログラムです!今大会がファンの前(画面越し)で初披露となりました!

バンクーバー・ソチ五輪出場経験のある鈴木明子さんに自身初めて振付を依頼しました!

いくつかの
新鮮なポイント
が合わさり、今回ここで感想を書くに至ったのです!

まず衣装で、長手袋をしているところです!紺色の長手袋により、腕の動きがよりはっきりと見えてかつ、ノーブルに感じました!

次に表情の付け方、コミカルでかつインパクトのある振付で勝負してくるのところです!今までの青木選手には無かったものでした!

そして体のキレ、動き、可動域の広さに、元来持っていたものを組み合わせて、ストーリーを描いた結果…

もう、はっちゃけて踊る青木選手最高😍

と叫びたくなるほど、一発で好きなプログラムになりました❗

こういう青木選手をもっと見てみたい、次はどんな演技を披露してくるのか楽しみになりました!

SPは4位、総合5位で東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!
新たな一面、表情豊かなキャラクターのSPと、継続で深みが増したFSと、どうかステイヘルシーに、東日本で魅せられますように!

川畑和愛(カワバタトモエ)選手 早稲田大学

SP:映画『シェルブールの雨傘』より
SP振付:デイヴィッド・ウィルソン

先程取り上げた青木選手と同学年で、シニア2シーズン目となります!
今季はSP・FS共に新しくし、今大会でファンの前で初披露となりました!
今回、SPを取り上げます!

2番滑走でかつ、2ページ目で取り上げる、宮原知子選手(木下グループ)の次に滑りました!

100m規模のリンクで滑らしたい

と感じるほど、リンクから飛び出そうな勢いあるスケーティングに、

登場人物が川畑選手に乗り移っている

かのような動きの数々が筆者の度肝を抜きました!

マイムを多用し、それを体を目一杯使って表現していくことによって、映画の世界観、ストーリー、キャラクターの気持ちを表しているのが印象的でした!

2分50秒以内で、映画のハイライトを見たかのような、濃密な実施でした!

SPは2位、総合4位で東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!今大会は怪我があって、ジャンプの難易度を一部抑えたとの事です。どうか少しでも回復し、東日本で力を出せるような状況になることを祈ってます!

樋口瑞保(ヒグチミズホ)選手 法政大学

FS:映画『ある愛の詩』より
FS振付:岩本英嗣

4月から大学3年生となりました!
今季はSP・FS共に新しいプログラムにしました!
今回はFSの方を取り上げます。

今年5月のサイニチ杯で初披露しました。

しなやかな腕の動きから伝わる情景

に心打たれる演技でした😭

曲調に合わせて、時に明るく、時に甘く切なく、ダイナミックに情感豊かに演じていく姿に胸にこみ上げてくるものがありました!

腕からメッセージが伝えているように見える感覚でしたね…!それに感銘を受ける演技でした!

【2021年版】東日本概論 第20回で書いた通り、樋口選手は足替えアップライトスピン(CUSp)という、世界規模で見ても導入する選手が殆いないスピンを取り入れています。これが出来るのは現行ルールだとFSだけですので、技術的な見所の1つです!

惜しくも東日本進出は逃しました。ホームリンクの閉鎖等で大変な経験をした中で出場し、心に残る演技を披露してくれた事に感謝しています。
大学3年生という事で、残り少なくなってきているかと思いますが、そのどこか必ず現地で演技を拝見する時を楽しみにしてます!

横谷杏林(ヨコヤアンズ)選手 東京歯科大学

FS:枯葉/愛の讃歌:メドレー(演奏:ピエール・ポルト)
FS振付:横谷花絵

今年4月に歯科大学進学し、今季シニアデビューの選手です!

今回はFSを取り上げます!

まず、このFSを継続し、コレオシークエンス(ChSq)付で拝見できたことが嬉しかったです!【2021年版】東日本概論 第17回で書いた通り、ChSq付でもっと見てみたいと願ってい、叶ったからです。

繊細なピアノのタッチを拾っていく、細かい音ハメに、美しさ、笑顔が心をくすぐられ、演技に引き込まれていきました!

枯葉の部分の終わりの方にChSqが挿入され、ここで一つ盛り上がりポイント、見せ場としての演出効果が加わりましたね!

前半と後半で違う曲調をしっかりと捉え、情感豊かに表現していく姿が印象的でした!

大空に虹がかかる光景が見える

スケートでした!横谷選手の演技力は本当に凄いです…!

技術的な所で大きく驚いたのが、フライング足替えコンビネーションスピン(FCCoSp)を導入し、スピンの構成を大幅に変更してきたことです!昨季は、レイバックスピン(LSp)、フライングキャメルスピン(FCSp)、足替えコンビネーションスピン(CCoSp)の順番でした。今季は、CCoSp、フライングシットスピン(FSSp)、FCCoSpに変えています!この変更により、昨季と同じレベル数を獲得すると、基礎点が上がる効果があります!またCCoSpではイリュージョン(難しいエントランスのバリエーション)をした直後にI字ポジションに姿勢変更していて、多彩なスピナーぷりに驚きましたね!

ジュニア時代から数えて、実に6年連続で東日本進出おめでとうございます👏大学生になってますます輝く演技に、楽しみが増える一方です!どうかステイヘルシーに、東日本で力出せますように!

松原星(マツバラアカリ)選手 明治大学

FS:映画『ピアノレッスン』より
FS振付:宮本賢二

4月から大学3年生となりました!FSは昨季からの継続ですが、衣装と、最初の曲を変えて挑んでいます!坂本花織選手(シスメックス)の演技を見て使用したプログラムです。
今年5月のサイニチ杯以来、久々に演技を拝見しました!

しっとりと、淡い風景から始まり、曲が進むにつれて松原選手の体から溢れ出るエネルギーに引きずり込まれていく不思議な感覚でした!

年々洗練されていく所作、持味の柔らかなジャンプの着氷、細い軸で綺麗に回るスピン、情感、伝えたい思い、

探せば探すほど、見所が沢山見つかる、宝箱のようなきらめき

を感じたのです!衣装の黒も相まって、暗い雰囲気からスタートし、様々な出来事を経て最後爆発し、フィナーレにむかっていく情景が見えるのです。

このプログラム、

筆舌に尽くしがたいほどの奥深さ

かありますね!このプログラムの魅力は何なのか、何度も何度も拝見することによって答えを導き出したくなるのですよ!

FSだけでは3位、SP5位から順位を上げ総合3位おめでとうございます👏どうかステイヘルシーに、

次のページに、シニア女子の続きと、シニア男子を書きました!ぜひクリックしてご覧下さい!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.5 東京ブロック ジュニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第5回、東京ブロック ジュニア編を始めます!

このシリーズでは順位が基準ではなく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!第1回は中四国九州&中部ブロックで、第2回は関東ブロック編で、前々回前回は東北・北海道ブロック編でした!今回から東京ブロック編です!東北・北海道ブロックでジュニア編とシニア編で分けて書いていて、東京ブロックもジュニアとシニア編で分けて書くことにしました。まずはジュニア編からです!(いやー、どんどん多くなるのですよね…)

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。



2021 東京選手権大会
通称:東京ブロック
期日:2021年10月7日(木)~10月10日(日)
会場:ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS

ジュニア女子

日比優花(ヒビユウカ)選手 西武東伏見FSC

SP:Dog Days Are Over(歌:フローレンス・アンド・ザ・マシーン)
FS:映画『ハイスクールミュージカル』より『Wondering』
SP・FS振付:服部瑛貴

中学2年生で、ジュニア2年目の選手です。

SP・FS共に感じたのが、

多彩な演技力の中で光る笑顔

が印象的でした✨

SPは今季新しくしたプログラムです!8月のげんさんサマーカップで初披露となりましたが、筆者は多忙のため見れず、今回が初見でした。

とにかく、

ダンス力を見て!!

と言いたくなる程、軽快にスイスイと滑り、そして笑顔をみせていく姿に、見ている側も笑みがこぼれそうな演技でした!

FSは昨季からの継続のプログラムです。リアルタイムで拝見するのは実は初めてのプログラムです(昨年は東北・北海道ブロックと日程が被っていた都合上です)

しっとりとしたボーカルに合わせて、感情をためていき、ステップシークエンス(StSq)で要所要所での

笑顔☺

が煌めいていましたね!

演じれるモノの振れ幅が大きく、色んな曲で演技を見てみたいと感じさせます!その上でどんな役柄を演じても、確固たるアイデンティティである『笑顔』があり、見ていて気持ちいいなと感じましたね!

初の東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!

奥野友莉菜(オクノユリナ)選手 明治神宮外苑FSC

SP:チャップリン・メドレー
FS:舞台『リバーダンス』より
SP・FS振付:宮本賢二

【2021年版】東日本概論 第16回で紹介した通り、ジュニアデビューにして、昨年の全日本ジュニア選手権に出場しました!ジュニア2年目の今季は、コーチを変えて挑んでいます!

SPは昨季からの継続です。演技前に、落とし物を拾う場面がありました。冒頭のトリプルルッツ(3Lz)+ダブルトゥーループ(2T)を軽々と決めました!持味のエレガントな所作に加えて、表情の付け方がより豊かになり、チャップリンのコミカルさが深く印象付けられました❗

もう、

キュートで最高😍

なチャップリンでした♥

SPでは昨年に続き、3位となりました!

FSは今季新しくし、これが大会初披露となりました。

冒頭の女性の神秘的な曲に合わせて、身のこなしの美しさが目を惹きました✨奥野選手の代名詞とも言える、大きく背中を反らしたレイバックイナバウワーといい、所作の美しさがひたすら綺麗で見惚れました!

袖口、背中、スカートとあらゆる所に付けられたヒラヒラが、動く度にふわりと舞って、尚更優美な動きが大きく分かりやすく見えましたね!

女神様のような高貴な輝きを放つ演技

でしたね!

総合4位で東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!東も演技を拝見するのを楽しみにしてます!

中井亜美(ナカイアミ)選手 MFアカデミー

SP:さやかに星はきらめき(歌:ジャッキー・エヴァンコ)
振付:宮本賢二

今季ジュニアデビューの選手です。【2021年版】東日本概論 第5回で取り上げた通り、昨年の全日本ノービスA女子で3位、全日本ジュニア選手権で6位と大活躍でした!

今季SPは全日本ジュニア選手権で初披露したプログラムを、持ち越してます。こちらも持ち越しのFSと同じ歌手の曲を選んでます。

げんさんサマーカップは拝見してないので言えませんが、衣装は昨年の全日本ジュニアの時とは違うと思いました。真っ白な長袖のドレス風な感じでした。

感想を一言で表すなら、

心が浄化されました👼

はい、私(筆者)にとっての天使です。

コンスタントに高難度であっても高く飛び上がるジャンプに、思いっきりよく体を動かして表現する姿を見ていると、自分の悩みがどこかへ消えていきそうな勢いです。

FSではトリプルアクセルに挑戦し、総合2位でした✨おめでとうございます👏
中井選手の掲げる目標が叶いますように!東も楽しみにしてます!

髙木謠(タカギヨウ)選手 MFアカデミー

SP:映画『アナスタシア』より『ワンス・アポン・ア・ディセンバー』
FS:映画『マスク・オブ・ゾロ』より
SP振付:南雲百恵
FS振付:宮本賢二

今季ジュニアデビューの選手です。拠点を明治神宮外苑スケート場から、三井不動産アイスパーク船橋に移して挑んでいます!

6月のアクアカップで大会初披露し、8月の『げんさんサマーカップ』でファンの前(オンライン上)で全貌を初披露となりましたが、筆者多忙のため見れず、今回が初見でした。

SP・FS共に

キレのある音の拾い方

が秀逸だなと感じました!

SPではアナスタシアが想い出を振り返るような場面で、笑顔が煌めき、不思議なオルゴールの少女のような滑りが古いアルバムの写真のように残る演技でした!表現面もそうですし、ステップシークエンス(StSq)でのツイズルのキレ、音を常に掴み続け体現する力に驚きました!

FSでは、SPとは一転して、テンポの速く、鋭さが求められる曲に感じました!3分30秒±10秒間、終始激しくリンクを駆け巡り、ここでも音を取り続けてキレのある動きがもうかっこいいのですよ!

FSで順位を上げ、総合3位となりました✨おめでとうございます!
伸び伸び滑ってる姿を見ると、初の東日本もどんな演技を披露するのか楽しみになります!力出せますように!

住吉りをん(スミヨシリオン)選手 駒場学園高校

SP:Je suis malade(歌:ララ・ファビアン)
FS:映画『ムーラン』より
SP振付:佐藤紀子
FS振付:キャシー・リード

プログラムの披露の時期に関しては先程取り上げた髙木選手と同じく、6月のアクアカップで大会初披露しました。8月の『げんさんサマーカップ』でファンの前(オンライン上)で全貌を初披露となりましたが、筆者多忙のため見れず、今回が初見でした。

SPは

次どう動くか全く予想できない恐ろしさ

に震え上がりました!歌詞の内容がおぞましさ、その雰囲気に合せたかのように、次の動きが全く予測不能で、奇想天外な振付に息を飲みました。

住吉選手の高い技術力を持ってなお、ストイックに追い求めて結実したものがここでも発揮されているかと、驚嘆しましたね。

SPでは、2つ前で取り上げた中井選手と総合得点が同じ点数でしたが、SPの場合は技術点が高い方が順位が上になるルールのため、2位スタートとなりました。

FSはSPとは一転し、戦う女性からの成長物語を描いていく姿に圧巻されました!

最早、

熟練した職人技のような滑り

でした!表情の付け方1つとっても、技と技との繋目の動き1つにしろ、様々な角度で切り取っても厳しく追求し、築き上げたものの成果に非の打ち所がないが無いと絶賛したい出来です!

技術的な観点から見てもほぼ完璧な演技でした!トリプルループ(3Lo)を予定していた所が、回転が抜けてダブルループ(2Lo)になった以外は、全てのエレメンツがGOEで加点される実施でした!

ブロック2連覇おめでとうございます🥇🥇
どうかステイヘルシーに、さらなる研鑽が積め、目指すところにたどり着けるように祈ってます!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.4 東北・北海道ブロック シニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第4回、東北・北海道ブロック シニア編を始めます!

このシリーズでは順位等関係なく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!第1回は中四国九州&中部ブロックで、前々回は関東ブロック編で、前回から東北・北海道ブロック編です!東北・北海道ブロックでも随分と多くなったため…ジュニア編とシニア編で分けることにしたのです😂今回はシニア編です!

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。



2021 東北・北海道選手権大会
通称:東北・北海道ブロック、北ブロック
期日:2021年10月1日(金)~10月3日(日)
会場:札幌市月寒体育館(北海道札幌市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS


シニア男子

坪井聖弥(ツボイセイヤ)選手 北洋大学

FS:ブエノスアイレスの夏/冬/春
FS振付:横谷花絵

4月から大学3年生となりました!と同時に通っている大学名が変更された事により、今季から『北洋大学』所属として大会にのぞみます。

FSは今季新しくしたプログラムです!本人がタンゴで踊るのが得意と仰りこの曲を選んだとの事です。ジュニア時代にSPでブエノスアイレスの秋(後半『タンゴ・デ・ロス・エクシラドス(演奏:ヴァネッサ・メイ)』だと思っていますが…)を使用した事があり、今回は『秋』以外の曲を使用してます。

夏からスタートし、コレオシークエンス(ChSq)が始まる辺りで冬に切り替わります。

リンクいっぱいに駆け巡り、スピード感溢れるスケーティングに、ちょっとした仕草から心を掴まれてばかりでしたね!

ダイナミックさと、繊細さの共存、タンゴ独特のしなる音を体、雰囲気から表現しているところに心を奪われました!

春に切り替わった時に、ステップシークエンス(StSq)を持っていき、激しく、キレ良く踏んでいて…

坪井選手にタンゴは大正義

と感じさせますね!

ブロック2連覇おめでとうございます!
東日本で、坪井選手が目指す踊りが出来るよう願ってます!


シニア女子

三浦向日葵(ミウラヒマリ)選手 宮城FSC

SP:アディオス・ノニーノ/リベルタンゴ
振付:阿部奈々美

4月に宮城県内の大学に進学しました!今大会はクラブ所属で挑んでいます。

SPは、今季新しくプログラムを披露しました!アストラ・ピアソラ氏作曲のタンゴメドレーに挑戦しました!

冒頭の肩をクイクイと動かす振付から、背中がゾクゾクと震えました!

ヌメッとした滑りの中で、エレガントさがありながら観る者の心を誘う仕草の連続でしたね!

足替えコンビネーションスピン(CCoSp)の後に、リベルタンゴに切り替わって、ステップシークエンス(StSq)に突入していきます!
そこからヒートアップしたかのように

ビシッとポーズを決めるキレ、リズム感

これがたまらない振付の連続でしたね!
三浦選手が持っているパッション、美意識、魅せ方、これがギュッと詰まっててトキメキが止まらなかったですね!

美しいポジションのレイバックスピンでフィニッシュ✨スピンは全てレベル4で揃え、GOEの加点付きの出来でした✨

終わってからも、まだいい意味で背中の震えが止まらなくなりましたね!

2年連続表彰台おめでとうございます!
リズム感でも魅せる新たな三浦選手が見れて、嬉しかったです!東日本も、思うような演技が出来るように願ってます!

清水柚梨恵(シミズユリエ)選手 北海道教育大学

SP:映画『シャレード』より
FS:映画『ロミオとジュリエット』より
SP振付:小田嶋隼
FS振付:鈴木潤

4月に地元の国立大学に進学し、競技を続けてくれたことに北ローカルファンから歓喜の声が上がりました😭
後ほどまた書きますが、どんな時も美しい女優のような演技でファンから人気の高い選手です!昨年のブロック大会を最後に大会出場がなかったことに、筆者も心配してました。こうして競技を続けてくれたことは本当にありがたいことです😭

SPは新しいプログラムを披露しました!

今までのプログラムとは少し違う、ほんのりとダークさが加わったモノに新鮮さを感じました!

表情豊かに、キレ良く、しっかりと音をハメて表現しつつ、クールさに、哀愁、何かが裏の感情があって深いものを感じて…もう1回見たいです!!となりましたね!

FSはクラブの大先輩でもある、鈴木潤氏振付のプログラムを持ち越して披露しました!
筆者はもう一度見たいと切に願っていたので、叶って嬉しかったです!

【2021年版】東日本概論 第2回で書いた通り、

正統な曲を選び、ロジカルに正攻法な解釈の振付が施されたプログラム

であります!4分間で、全く隙の無く、びっちりとロミオとジュリエットの世界観を表現しきる姿にただただ、圧倒されます。

技の繋目、スピン、ステップシークエンス(StSq)の1つであっても、細かな動きが散りばめられ、大きな物語を作っていくスタイルです!ここはこういう解釈が出来る、ここは転換点なのかな?1本の映画であり、小説を体現しているかのような演技です!!

こう書いている間に、見逃し配信をまた見たくなっちゃうのですよね😂見れば見るほど色んな発見が出来そう!だからもう一度見たくなるのですよ!

2年ぶりとなる東日本出場権獲得おめでとうございます👏
フルで残してーー!
と頼みたくなるような演技でした!清水選手の大女優な演技を、また東日本で拝見できそうで嬉しいことです!どうかステイヘルシーに、これからと練習出来ますように!

次のページにも続きます!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.3 東北・北海道ブロック ジュニア編

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第3回、東北・北海道ブロック ジュニア編を始めます!

このシリーズでは順位等関係なく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!前々回は中四国九州&中部ブロックで、前回は関東ブロック編で、今回は東北・北海道ブロック編です!1日目が関東ブロックメインで、2日目以降は東北・北海道ブロックをメインで視聴しましたが…関東だけでも、印象に残ったプログラムが多く、濃くなりそうなので記事を分けることになりました。そして、東北・北海道ブロックでも随分と多くなったため…ジュニア編とシニア編で分けることにしました😂今回はジュニア編ですね!

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。



2021 東北・北海道選手権大会
通称:東北・北海道ブロック、北ブロック
期日:2021年10月1日(金)~10月3日(日)
会場:札幌市月寒体育館(北海道札幌市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、ジュニア男子SP・FS、シニア男子SP・FS、シニア女子SP・FS


ジュニア女子

中川涼(ナカガワリョウ)選手 仙台FSC

SP:Gopher/Drumdown Mambo(歌:イマ・スマック/Whethan Feat. Jasiah)
振付:岩本英嗣

4月から高校生となりました!

SPに関しては、昨季までボンドの『kismet』を3季使用した上で、今季この新しいプログラムを披露しました!

今回筆者が最もインパクトに残ったのは、
リズム感、キレ
でしたね!

『マンボ、マンボ』や『ウッ!』と歌詞が耳に付いていくに合わせて、音ハメのオンパレード!ジャッジアピールが抜群で、テンション上がりまくりました!

後半、ステップシークエンス(StSq)に入る前辺りから、Gopherをアレンジし、ビートのかかった音源にしています!

勢いは全く止まらず、ターンを踏みながらしっかりと音ハメし、明るい表情で、画面越しのファンを魅了していきました!

最後まで踊って踊って、見てワクワクする!そんなプログラムでした!2日目の全体で見ても2番滑走とかなり早い滑走の中でも、観ていた人の気持ちが南国のようにホットになる演技でしたね!

総合5位で、4年連続となる東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!

毎シーズンごとに表現が輝いてきているので、東日本でも楽しみにしてます!

森本美羽(モリモトミウ)選手 東北高校

SP:映画『ラストエンペラー』より『Rain』
振付:坂本惠梨

現在高校2年生で、6級の選手です。ミニマムスコアを取得して、今大会に出場してます。
SPは昨季からの継続のプログラムとなります。

しっとりとした曲に合わせ、しなやかでエレガントなポージングを魅せつつ、次々とジャンプを降り、回転速度が速く、ポジションが綺麗なスピンを決めていきました✨

1本の線で繋がっているような曲線美

を感じさせる好演技でした!
短い曲の中で、森本選手の良いところが濃縮されたプログラムでしたね!

エレメンツの大きなミスはなく、SP6位となり、FSで最終グループに入りました!

FSもエレメンツの大きなミスなく、初の東日本出場権を獲得しました!おめでとうございます!

長岡里桜(ナガオカリオ)選手 藤女子

SP:ミュージカル・映画『エリザベート』より『私だけに』(歌:Janet Marie Chvatal)
FS:ミュージカル・映画『レ・ミゼラブル』より
SP・FS振付:横谷花絵

高校2年生で、ブロックの時点では6級の選手です。【2021年版】東日本概論 第1回で紹介した長岡柚奈選手のお姉さんになります。
8月に行われたの『SAPPORO CUP』でミニマムをクリアして今大会に出場しました。

SPはあまりの美しさに、

お嫁に行きそうな雰囲気

を勝手に感じてしまいました。長岡選手の演技を見た思い出がふと蘇ってしまいましたね。自由に、力強く羽ばたいていこうとする歌詞に合わせ、しなやかに、華麗に舞う姿に画面越しに感動してしまって…白い衣装というのも相まって、そう感じてしまいました。

FSはボーカルが無く、筆者には珍しい曲構成だなと感じました。

ボーカルが無いからこそ、滑りのドラマチックさが際立つ

そんな演技でした!楽器だけによって情報量が少なくなり、様々な想像を掻き立てられるのです。今はこういう気持ちなのかな?だからこのように動くのかな?こういう動きもありだな!等を見ながら考えるのです!

長岡選手は音の雰囲気を捉えて美しく体現しているところに、いつも感嘆しています。なので、この編曲はぴったりだと感じます!

もっと演技を観ていたい、長く観ていたいと願う選手です!本当にこういう機会に、期間が限られていますが、映像に残るのはありがたいことです。
またどこかで演技を拝見する時を楽しみにしてます!

金本カノン(カネモトカノン)選手 帯広緑陽高校

FS:ミュージカル・映画『オペラ座の怪人』より
振付:小田嶋隼

4月から高校生になり、ブロックの時点では6級の選手です。新たなクラブとコーチで今季挑んでいます!
先程紹介した長岡選手と同様、8月に行われたの『SAPPORO CUP』でミニマムをクリアして今大会に出場しました。

ファントムメインの編曲で、力強く、次々とジャンプを着氷していきました。前半ファントムとクリスティーヌとの掛け合いでは、両方の人物を演じ分け、中盤以降は場面ごとに魅せ、最後のステップシークエンス(StSq)ではスピード感、迫力とドラマチックに演じてたのが印象深かったです!

パワフルでカッコいい

金本選手の成長、そして新たな一面を見れたのも今大会で印象的でした!

またどこかで演技を拝見したいところです!どうか、思うところまで突き進められるように願ってます!

聖前埜乃華(ショウゼンノノカ)選手 八戸工大一高

FS:スウィート・ドリームス(アー・メイド・オブ・ディス)(歌:Cinematic Pop)
FS振付:本郷裕子

『奇跡のレッスン』で平昌五輪銅メダリスト、ハビエル・フェルナンデス氏に教えてもらった生徒の1人で、4月から高校生になりました。進学先が気になっていたところでしたね。同じクラブ出身で、今大会選手権女子で優勝、全日本選手権に4回出場の廣谷帆香選手(岩手大学)の後輩となりました!

SP・FS共に新しくし、大会で初披露となりました。

今回取り上げるのは、FSです!ユーリズミックスの大ヒット曲をCinematic Popがカバーしたバージョンを使用しています。

ダークな女性をクールに演じている

その姿に強烈な衝撃を受けましたね!今までの聖前選手とは180度方向性が違うプログラムでしたね!

これまでの聖前選手にはない、ダークな曲、何か裏で企んでそうな怪しい女性を演じるというスタイルに筆者は驚きました!

冒頭に肩をクイクイ動かしたり、ジャッジに向かって見栄を切ったり、スタイリッシュさが際立つ動きと、魅了ポイントが盛り沢山でした!

持味のエネルギッシュなスケーティングに、幅広いキャラクターを演じていくという魅力がどんどん付け足されていて、この先も見ていたい!と感じましたね!

昨年大会に続き、表彰台に登りました!おめでとうございます!今までとは一味違った聖前選手を、東日本でまた拝見するのが楽しみですね!

千葉百音(チバモネ)選手 東北高校

SP:ドラマ『エデンの東』より『フィナーレ』
FS:ヴァイオリン協奏曲『バタフライ・ラヴァーズ(梁山伯と祝英台)』
SP振付:鈴木明子
FS振付:宮本賢二

4月から高校生になり、所属クラブとコーチ、プログラムを変えて今大会に挑みました。

SP・FSを通じて感じたのが、

新たな一面

これを幾度も垣間見えたのが印象的でした!

SPは滑っている最中も複雑な動きをし、FSは嫋やかで上品な腕の動きから音を細かく拾っていき、ガラスのようなきらめきを発しているのが、千葉選手の新しい一面だと感じたわけなのです!

伝えようとするストーリーがはっきりと見え、洗練された所作、情感豊かなスケートにただ見惚れてましたね。

細かなところもきっちりと意味を捉え、体で表していく姿に釘付けとなりました!

ブロック3連覇おめでとうございます🥇🥇🥇
今後更に磨かれていくのがとても楽しみなプログラムだと感じました!どうかステイヘルシーに、千葉選手の目標が達成できるように願ってます!

次のページにも続きます!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.2 関東ブロック

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第2回、関東ブロック編を始めます!

このシリーズでは順位等関係なく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!前回は中四国九州&中部ブロックで、今回は関東ブロック編です!当初は同日程同士てある関東ブロックと東北・北海道ブロックをまとめようとしましたが…無理でしたね😂はい、というわけでまずは先にスタートした関東ブロックから書いていきます!1日目が関東ブロックメインで、2日目以降は東北・北海道ブロックをメインで視聴しましたが…関東だけでも、印象に残ったプログラムが多く、濃くなりそうなので記事を分けることになりました。

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。

2021 関東選手権大会
通称:関東ブロック
期日:2021年9月30日(木)~10月3日(日)
会場:アクアリンクちば(千葉県千葉市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP、シニア男子SP、シニア女子SP(8名から)、ジュニア男子FS(1名から)


ジュニア女子

北條楓(ホウジョウカエデ)選手 栃木県スケート連盟

SP:ドラマ『エデンの東』より『フィナーレ』
振付:竹内理恵

記憶が正しければ、リアルタイムで演技を拝見したのは2019年東日本以来の事かと思います。その間大会に出場してましたが、タイミング等が合わず、今回久し振りに拝見することとなりました。去年か今年に入ってから7級を取得されたようです!

今季SP・FS共に新しいプログラムにしました!
今回はSPのみ拝見しました!

スケーティングの1蹴りから、スケールが大きく、伸びやかな雰囲気を醸し出しているのが目を惹きました!最後までスピードが落ちず、流れのある演技が印象的でしたね!

朗らかなオーラが、見てて凄く気持ちよかったです!

また演技を拝見するのを楽しみにしてます!

花田実優(ハナダミユウ)選手 宇都宮フィギュアC

SP:コットン・アイ・ジョー
振付:ショーン・ラビット

今季ジュニアデビューの選手です!
黄色ベースに、同色のフリンジが肩からV字状に伸びて沢山付いている衣装からまず目を惹きました!

北米の民謡のボーカルが無いバージョンを使用しています。体のキレが良く速いリズムをしっかりと捉え、スピンの回転速度が速さ、技と技とのつなぎに多彩な技を使用しているところに…

そして、
笑顔がめちゃめちゃ可愛い💘

キュートなカウガールになりきった演技に、心撃ち抜かれましたね😂

色々感想を書こうとしたところで、点数がコールされたのが早くて驚いてしまいましたね…😂

今回の演技で、お名前をはっきりと覚えましたね!次はどんな踊りを魅せるのか、楽しみにしてます!

三枝知香子(サイグサチカコ)選手 アクアリンクちばSC

SP:黒くぬれ!/悪魔を憐れむ歌(演奏:アンジェル・デュボー)
振付:服部瑛貴

高校3年生で、今季がジュニア最終学年となります。ホームリンクでのブロック大会となりました。SP・FS両方とも服部先生振付の新プログラムで挑みました!

今大会は、SPのみ拝見しました。
ローリング・ストーンズ氏の曲を、ヴァイオリンにアレンジした音源を使用しています!

まず冒頭から

クールに睨みつけ

に圧倒されましたね!トリプルサルコウ(3S)+ダブルトゥーループ(2T)、セカンドジャンプは片手を上げて飛んで、出来栄え点でプラスの評価でした。その次にトリプルフリップ(3F)を降り立ち、驚きました!惜しくもqマークが付き、微弱な回転不足を取られる形になりましたが、ここ2シーズンほど果敢に挑戦してきた3Fを、この大会で片足で降り立ちました!

強い音に合わせて、体のキレや視線がビシバシ飛んでくるのを感じる演技がカッコよすぎましたね!

三枝選手は前のSPが、ミュージカル・映画『レ・ミゼラブル』でドラマチックな表現で魅せ、今回のSPは一転ダークでクールな踊りを魅せるプログラムと、幅広いプログラムをモノにする力を改めて感じました!色々なモノを吸収して表現していて、また次も見るのが楽しみになるのですよ!

2位表彰台おめでとうございます🥈
リアルタイムでFSを拝見できる時が早く来ることを願いつつ、東日本で力を発揮することを祈ってます!

鈴木なつ(スズキナツ)選手 Mエイトクラブ

SP:タイスの瞑想曲
振付:岩本英嗣

先程の三枝選手と同じく、今季がジュニア最終学年となります。

今季SPを新しくして挑みました!東日本概論シリーズ第9回長野・山梨編で『もはや鈴木選手と言えば、このプログラムと答えたくなります!』と言及したほど、鈴木選手の前作のSPである水百景(演奏:川井郁子)はぴったりなプログラムでした。8月のサマートロフィー(通称サマトロ)の選手情報詳細で、曲名を見た瞬間

これは鈴木選手によく似合う曲だな!楽しみ!

と第六感が働きましたが…サマトロは筆者多忙により、全く演技を拝見できなかっため、ブロック出初めて拝見しました!

前触れが長くなりましたね。

結論から書くと

もうタイスの瞑想曲×鈴木選手は最高☺

と思わせるプログラムでしたね!持味の品の良い所作、スケーティングから優美な雰囲気を醸し出していて…ヴァイオリンの美しい音色を捉えて、幻想的なプログラムに仕立てていて…

あぁ、もう記憶がありません👼

となって、もう1回見てみたくなる演技でした✨

鈴木選手の高貴なスケートが大好きです😍

結果は3位表彰台でした🥉なんと、東北・北海道ブロック時代も含め、ジュニアカテゴリーで出場したブロック大会全てで表彰台に立ってます!6年連続でですよ!ジュニアで長きにわたって牽引してきた鈴木選手が、来季はシニアで出ると思うと、少し気が早いかもしれませんが、寂しさと成長を感じますね…
まずは東日本に向けて、思うような調整が積めますように!

次のページにも続きます!

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フィギュアスケート観戦

【心に残ったプログラム覚書】 2021-22 Vol.1 中四国九州ブロック & 中部ブロック

こんにちは、社会人フィギュアスケートファンのLenaです!早速心に残ったプログラム覚書、2021-22シーズン第1回、中四国九州&中部ブロック編を始めます!

このシリーズでは順位等関係なく、筆者がライブ配信や現地で見れた中で個人的に印象に残ったプログラムを何個か書いていこう!という記事になります!なるべく大会が終わってからすぐに…と言いたいところですが…今回は1週間過ぎちゃいましたね…😂

以下注意書きです↓

※今シリーズで紹介するのは、実際にリアルタイムで見れてかつ、ジュニア・シニアカテゴリーの選手のプログラムとします
※所属・振付師名はフジテレビスケートで掲載された『選手詳細一覧』情報を基にしています。プログラム名は選手詳細一覧を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

個人の好み等がありますので、様々な意見があるかと思います。それをご了承の上で、読み進めていただければ幸いです。

それではいきましょう。
まずは中四国九州からです↓



2021 中四国九州選手権大会
通称:中四国九州ブロック
期日:2021年9月23日(木)~26日(日)
会場:飯塚アイスパレス(福岡県飯塚市)※無観客、FODの中継により観戦
セレクト対象:ジュニア女子SP・FS、シニア女子SP、ジュニア男子SP、シニア男子SP


ジュニア女子

田邊理緒(タナベリオ)選手 広島スケートクラブ

SP:Wings(歌 リトル・ミックス)
振付:吉川絵美

筆者には初見の選手でしたね。ジュニア2年目の選手です。

コールされてスターのポジションにつく際、上が白で中央に黒いフリル、ハイウエスト風の黒いスカートがお洒落で可愛かったですね!そして

笑顔が可愛い

これで大分印象付けられましたね!

イギリスの女性グループの曲で、自分の意志を貫くことを歌っています。

ジャンプをすべて決め、元気いっぱいに滑る姿が可愛い!スピードあってキレ良く動きながら、最後まで笑顔で演技していて可愛い!勢いに乗っている!衣装の可愛さも相まって、可愛いところづくしなパフォーマンスに心奪われました💖

田邊選手だけでなく、谷本舞音(タニモトマオ)選手等、広島の選手は曲調を捉えて踊るのが上手い選手が多いなという印象を感じましたね!

また演技を拝見する時を楽しみにしてます!


ジュニア男子

垂水爽空(タルミソラ)選手 パピオフィギュアクラブ

SP:アルバム『ポエタ』より
振付:宮本賢二

記憶が正しければ、去年10月の西日本以降演技を拝見しておらず、11ヶ月ぶりとなりましたね。現地観戦だと、もう2年近く拝見してないのではと思いますね。

この春から高校生になり、髪型を変えてイメージチェンジしてきたことに、まず驚きましたね!

そして、SPは新しいプログラムで挑んできました。

テンポの速いフラメンコに合わせて、リンクを駆け巡りながら、激しく踊りまくる姿に釘付けになりましたね!次から次へと動きが目まぐるしく変わっても、氷に映える美しさと、音にしっかり付いていく姿に見惚れてばかりでした。
最後、ステップシークエンス(StSq)に突入しても、スピードとキレは全く落ちず、途中でかなりギアを上げた!

この加速がえげつない!!
と大変驚きました!!

最後までスピードとキレとかっこよさに圧倒されました!あっという間の一時でしたね!

SP・FSともに1位でブロック優勝おめでとうございます👏
西日本で、悲願達成できるよう願ってます!


次のページでは中部ブロックです

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フィギュアスケート@ピアノ

[動画付]ピアノで弾いてみた Vol.3 Magic Waltz 映画「海の上のピアニスト」より (from “The Legend of 1900”) フィギュアスケート使用曲

こんにちは、5才~高校2年生の終わりまでピアノを習っていたフィギュアスケートファンのLenaです。【2021年版】東日本概論シリーズ終了以来、約2ヶ月ぶりの更新となりました。今回は、フィギュアスケートで使われた曲を実際に弾いてみよう!のシリーズ、略して『ピアノで弾いてみたシリーズ』の第3回目となります!

第1回はハチャトゥリアン作曲、組曲『仮面舞踏会』より『ワルツ』を弾き、第2回は『Anthem(from “Chess”)』を山本草太選手(中京大学)の2017-18シーズンSPと、長谷川一輝選手(東京理科大学)の2020-21シーズンSPバージョンで弾いてみました♪
今回は映画『海の上のピアニスト』より『Magical Waltz』を弾いてみました♪
参考楽譜はこちらになります↓
マジック・ワルツ(Amedeo Tommasi) /ピアノ(ソロ) 上級

弾く時に感じた事、苦労した事、考えていた事などなどをまとめ、最後に演奏動画を載せます!
子どもの時にピアノを習って、大人になってまた趣味として楽しんでいるレベルではありますが、少しでも参考になったら幸いです!

それでは、始めましょう↓💨




きっかけは?

海の上のピアニストはフィギュアスケートでもよく使用されますね!そうなると『テーマ』、『The Crisis』、『愛を奏でて』といった代表的な曲を繋ぎ合わせることが多いです!『Magic Waltz』自体はある程度有名でありますが、フィギュアスケートで使用するケースは殆どありません。ではなぜ今回これを選んだのでしょうか?答えは、筆者のことをある程度分かっている方はピンと来たかと思います!

長谷川一輝選手が使って、綺麗な曲だなと思ったから

です!(少なくとも)2015-17シーズンFSの前半がこの曲なのです!と偉そうに書いてますが、実は筆者は現地で1回もこのプログラムを拝見したことがありません。よって、この当時はブロック大会や東日本とか、全日本ジュニア、全中等をフルでライストなんて無かったので…はい一度もその全貌を見たことが無いんです!!ただ、なんで分かったかと言いますと、演技の一部分を札幌のローカルテレビ局が取材したものを拝見できたからです。そこから推定しました。
話が思った以上に長くなりましたね…

フィギュアスケートでMagic Waltzを使用したのは、筆者が知る限りでは長谷川選手のみですね(海外含めて他に使用してる例がありましたら、ぜひ教えて下さい)。とても綺麗で、心躍り、華麗で軽快な曲で、聴いて気持ちいいなと感じましたし…ある程度の人気ある曲です。なぜ使用この曲の使用率が低いのでしょうかね…?筆者はフィギュアスケートの経験者ではありませんので、技術的に取り入れるのが難しいのかという点では、判断は出来ないですね。テーマ曲やThe Crisis等の他の曲に比べて知名度が劣っているだけなのか…

あっ、ここで1つ引っ掛けがあります!
映画のサウンドトラックは、かのエンリオ・モリコーネ氏が作曲してますが、この曲の作曲者はモリコーネ氏ではなく、アメデオ・トンマージ氏が作曲してますのでご注意ください!!

トンマージ氏はイタリアのジャズピアニスト兼作曲者として有名な方でした。映画ではピアニストとして撮影に協力だけでなく、一部の曲の作曲を手掛けてました。

この楽譜の奏法解説に、『イタリア盤のサウンドトラックにしか収録されていない』と書いてありました。確かに、イタリア盤ではこの曲含めて沢山の曲が収録されてますが、それ以外の国で出されているサウンドトラックでは収録されてないのです。それがフィギュアスケートでの使用率が高くない要因の1つなのでしょうか…?

…はい、この話は終わりにして、次は難易度について書きますね!


難易度は?

注意書きで『易しくしたがそれでも難しいかも』とありましたが…

あの、これ、

難しいーーーーーーーー!!!

と何回ピアノに向かって叫びたくなったかと思ったぐらいのレベルです!!

次のページでも説明しますが、近接する音を16分音符や、3連符、和音の16分音符音符等で素早く弾くことが求められ、音が複雑&上がり下がりが激しかったのが要因ですね。まず、自分の手が音を、メロディーを、曲を理解するのにとても時間が掛かりました。それからすらすらと弾けるようになって、ミスタッチを減らして、ある程度速度を上げて…と全ての工程に時間が掛かる難曲でした。

同じワルツに分類される仮面舞踏会の時のように、左手で三拍子のリズムに乗ってしまえば上手く弾ける曲ではありませんでした。『ズン・チャッ・チャッ』~♪で弾けるところも有りますが、『ズン・チャッ・休み』や『ズン・チャッ・えっ符点音符でタッカ?』とか『ズン・チャッ・チャッ』以外の左手の伴奏が多く占めていました。左も左手で和音に音の上がり下がりが激しい!リズムのパターンも複雑…

はい、自分の技量のなさを痛感しましたね。

この曲の後に練習し始めた曲の方が、先に完成するのではないかと感じたぐらいです(後に始めた曲は一体何かは次回のお楽しみに)!

執筆して判明したことなのですが、ヤマハのプリント楽譜ではもう少し原曲に近づけたバージョンも有りました。そして原曲はもっと難しいのかと思うと、このレベルで音を上げてたら原曲は弾けないと思ってしまいました。

高2の終わりにピアノをやめた際に、先生から言われたのが

『れなちゃん(筆者)は、もう大体の曲は弾けるようになったよ。』

数少ない弾けない曲なのかと、あー…
私はまだまだでしたね。もっと上手くなりたい。ピアノから数年離れたからこそ、色んな考えを吸収して、それを論理的にピアノにアウトプットする力を身に付けたからこそ、出来る演奏をしたいと強く願うようになりました。
この曲を弾いたおかげなのか、一山越えたような感覚ですね。もうどんな難しい曲もかかってこいと、吹っ切れたように感じてます。

はい、次のページでは完成までの期間、弾いた時に意識したことを纏め、最後に動画を載せます!