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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】東日本フィギュアスケート概論 最終回(第24回) 神奈川男子編

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の最終回、第24回『神奈川男子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第24回目でかつ、最終回とさせてです!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から第21回までの全6回に亘って東京ブロックの選手を紹介してました!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
この概論シリーズ2021-22シーズンが始まる前には終わらせたかったのですが…筆者が諸事情で多忙となって中々進まなくなり、新シーズンに突入してしまいました…あと4回の予定だったからそのまま継続しましたが、これまた諸事情により3回目となる今回で最終回とします!
第22回から関東ブロックに戻って神奈川編に突入し、前回はシニア女子、ラストとなる今回は男子選手を紹介します!神奈川県内のスケートクラブに所属している選手を紹介します!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。なので、殆どが2020-21シーズンのデータです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

長かった東京編もあと少しです!ほんの少しでもお付き合い頂けたら幸いです!
それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.119 志賀海門選手 (シガ ミナト)

所属 KOSE新横浜プリンスFSC
SP 映画『空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎』より『Mountain Top』(歌 RADWIMPS)
FS ドラマ『シャーロック アントールドストリーズ』より

4月に高校3年生になりました!

4年連続全日本ジュニア選手権に出場や、全中での入賞歴、国体神奈川代表として活躍してきた選手です!また、第22回で紹介した沼田有樹選手と共に、2019年7月放送の『サラメシ』に登場した選手です!
今季がジュニアとしてはラストシーズンとなります。

サラメシではトリプルアクセルに挑戦する映像が流れてましたが、その後4回転トゥループにも挑戦し、昨季はそちらの方を試合の構成に組み込んでいました!練習では成功させており、ジャンプの力があります。

なにより、志賀選手は、

等身大の自分を素直に魅せる

のが最大の魅力の選手です!ありのままの自分をそのままの倍率で、会場いっぱいに表現するのが志賀選手ならではの持味だと感じています!

実直な滑りに、スケールが大きく、迫力ある演技がファンから愛される選手なのです!

昨季SPは、たとえ歌詞の意味が分からなくても聴いただけで感動して泣けてきそうな曲を選びました!志賀選手のスケートに絶対似合う!と予感させます!そんな曲に合わせ、情感豊かで意志の強さが見える演技が目を惹きました!伸びやかに滑っている姿から、爽やかな風が吹いているように感じました!

FSは、フジテレビで放送されていた連続ドラマのメインテーマ曲を中心に使用したものです(おそらくほぼ1曲それかもしれないです)。冒頭に4回転トゥループを組み込んで、挑戦していきました!ヴァイオリンのメロディーに合わせ、ダイナミックで力強く滑っている姿が印象的でした!

SPの元音源のMVが歌詞の和訳付きで、アーティストの公式YouTubeチャンネルに投稿されていますので、参考までにご覧ください↓

SP元音源(出典 RADWIMPS 公式YouTubeチャンネル)

歌詞の意味を知ると、更にエモさ増しますな…

どうかステイヘルシーに、志賀選手のペースで、演技を披露できる時が来ますように!その時は温かい拍手で迎えます!志賀選手の努力が報われる日が来ることを願ってます!

No.120 古庄優雅選手 (フルショウ ユウガ)

所属 日本大学
SP メガポリス(作曲 ベル・スオーノ)
FS 仮面舞踏会→映画『遙かなる大地へ』より

今年の1月に成人となりました!

スケートを始めた年齢は11歳と今まで紹介してきた選手の中で見ると遅いのですが、全日本ジュニア選手権に2度出場、国体神奈川代表の実績を挙げてきました。4回転トゥループを試合で挑戦するほどの力があり、練習では成功させているとのことです!
今は新横浜と岡山を行ったり来たりしながら練習を積み重ねています。

そんな古庄選手と言えば

伸びやかで、エレガンスなスケート

が魅力の1つですね!膝関節の柔らかさを活かし、1漕ぎで大きく進むスケーティングが気持ちいいのですよ。そして、バネのように高く飛び上がって、力を吸収させて降りるジャンプに驚くこと間違いなしです!(アイスコープで測ってみたいですねー)

そして、

イーグル、もうイーグルは大正義

と思うほど、古庄選手はロングイーグルが見所です!

昨季SP・FS共に、その前のシーズンからの継続のプログラムでした。どちらも佐藤操先生の振り付けでした!

SPとFS、どちらも持ち前の伸びやかさを存分に感じる演技でした!SPは、ダイナミックさを魅せ、FSはワルツの3拍子に乗せて、エレガンスさをとことん発揮するプログラムに魅了されたことでしょう。

どちらも、縦横無尽に滑りながら、きらきらと輝かせて踊るのが印象的なプログラムでしたね!

ここで、参考までにですが、SPの元音源のMVがアーティスト公式YouTubeチャンネルに投稿されていますので、ご覧ください↓

SP元音源(出典 BELSUONOPIANO)

5月に行われたサイニチ杯では、新FSの映画『遙かなる大地』よりを披露しました!雄大な自然が目に浮かぶようなプログラムで、これからどう磨かれていくのかとても楽しみです!8月の『げんさんサマーカップ』にエントリーしています。まずそこに向けて、そして今季の今後の試合も、古庄選手らしいスケートを披露できることを願ってます!

次のページにも紹介が続いてます💨残り2人です!
スクロールしてご覧ください!

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【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第23回 神奈川シニア女子編

大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第23回『神奈川シニア女子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第23回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から第21回までの全6回に亘って東京ブロックの選手を紹介してました!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
この概論シリーズ2021-22シーズンが始まる前には終わらせたかったのですが…色々忙しくて中々進まなくなり、新シーズンに突入してしまいました…あと4回の予定でしたのでそのまま継続します!
前回から関東ブロックに戻って神奈川編に突入しました!ジュニア女子からの今回はシニア女子選手を紹介します!神奈川県内のスケートクラブに所属している選手を紹介します!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等の2020-21シーズンのデータで、2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.113 増田未夢選手 (マスダ ミユ)

所属 白鵬女子高校→東洋大学
SP 水百景(演奏 川井郁子)
FS 映画『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』より

4月から大学生になりました🌸

昨季シニアデビューした選手で、昨年のブロック大会で表彰台から東日本選手権に出場、インハイや国体神奈川代表の実績のある選手です!

パワフルなジャンプに、キュートで可愛い振付でインパクトを与える選手というのが筆者のイメージでした!
エレメンツの面では、ジャンプに高さがあり、SPから3回転+3回転のコンビネーションジャンプを構成に組み込める力のある選手です!
そして、過去に映画『塔の上のラプンツェル』や、『パリのアメリカ人』等、明るくポップで、可憐な動きが目を惹くプログラムで観客を魅了してました!

新プログラムであった昨季SPとFSで綺麗なメロディーの曲を使用し、少しイメージが変わりました!今までの増田選手とは違う、滑りの綺麗さや、しなやかさといった魅力をアピールしているプログラムです!

SPは使用する選手が比較的多い曲です。第9回で紹介した鈴木なつ選手や、第17回で紹介した穂積乃愛選手のSPで使用していた曲となります。
そんな曲に対し、洗練された滑り、凜とした美しさ、芯の強さを感じるスケートで魅せているのが新鮮でした!

FSは似たようなメロディーが繰り返される中、所々で変化をつけながら、1本の線でつながっているような演技が印象的でした!持ち前の力強さに、しなやかさが加わり、壮大なスケールを感じる滑りでした!

有料になりますが、シニアバージョンで2020年関東ブロックのSP・FS共にフルで残っているので、それをご覧ください!参考までにジュニア課題でSPのみになりますが、2021年インターハイの演技動画をご覧ください↓

シニア尺(関東ブロック)
出典:FODプレミアム
SP→02:12:49~02:15:54
FS→02:37:13~02:41:34

ジュニア尺(インターハイ)
出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選A)(1:21:48~1:27:12、指定された時間から再生する設定になってるはずです)

大学生になった増田選手の演技を拝見するのを、とても楽しみにしてます!どうかステイヘルシーに、練習が積めますように!


No.114 清水愛望選手 (シミズ アイミ)

所属 日本体育大学
SP 映画『ティファニーで朝食を』より『ムーン・リバー』
FS 映画『SAYURI』より

来年3月に20歳となります!

インハイや国体神奈川代表経験のある選手です!

清水選手と言えば、何と言っても、

ふんわり幸せを運ぶスケート

が最大の魅力の選手です!

綺麗な所作に、伸びるスケーティングから、イーグル等の小技を駆使しながら、優しく、ほっとするような演技が持ち味です!

昨季SPとFS共に、その前のシーズンからの継続のプログラムでした。衣装は変更していました。

SPは映画のオリジナルの方の音源を使用しています!エレガントな雰囲気を醸し出し、心温まるような演技が印象的な演技でした!

FSは幸せなイメージをガラリと変える和のプログラムを選びました。終始凜とした雰囲気で滑っているのがカッコ良く、清水選手はこのようなプログラムも素敵だなと思わせる演技でした!

今季こそは現地で演技を拝見できることを願ってます!どうかステイヘルシーで、清水選手らしいスケートを披露できますように!

No.115 廣田彩乃選手 (ヒロタ アヤノ)

所属 専修大学
SP ミュージカル・映画『エビータ』より
FS エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)(歌 ミューズ)

4月から大学2年生になりました!

インターハイ神奈川代表や、昨季までの2年連続で東日本選手権に出場等の実績があります!

廣田選手は、
毎回どんなキャラクターやストーリーを描くのかすごく楽しみになる
演技をする選手です!過去にシークレット・ガーデンの『ノクターン』や、映画『シカゴ』より等と今挙げた曲だけを見ても、様々な曲調に挑戦しています!そして、どのプログラムも観る者にインパクトを残しており、次はどんなプログラムが来るのだろうかと期待したくなるのが最大の魅力です!

昨季SPは新作のプログラムでした!
前半はしっとりとしたボーカルの曲に合わせ、たおやかに、エレガントに魅せていく…からの後半サンバ風の曲調(アルゼンチンが舞台です)に切り替わった時にぱっと明るく、キレよく踊るというパンチの効いた演技が強烈な印象に残りました!短くても、見応えたっぷりでした!

昨季FSはその前のシーズンからの継続のプログラムでした。2019-20シーズンSPと昨季SPと、雰囲気が一変するものを選んできました。
一つ一つのエレメンツや表現が、砂時計のように積もっていき、大きな物語を紡いでいくという壮大なスケール感に、鳥肌が立ちました!

もう、
演じるプログラムの振れ幅が凄すぎ!!
です!とても良い意味で
SPとFSで別の人が滑っている
ように見えるスケーターです!

さて、次はどんな内容のプログラムを披露するのか、非常に楽しみで、楽しみで…早く拝見したいと思っています!また今季も、これぞ廣田選手ならではの表現が、たくさん光るよう願ってます!

次のページに紹介が続きます💨

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【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第22回 神奈川ジュニア女子編

色々バタバタしているうちに、新シーズンあけましておめでとうございます!大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第22回『神奈川ジュニア女子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第22回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、前回まで東京ブロックの選手を紹介してました!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
この概論シリーズ2021-22シーズンが始まる前には終わらせたかったのですが…色々忙しくて中々進まなくなり、新シーズンに突入してしまいました…あと4回の予定でしたのでそのまま継続します!
今回から関東ブロックに戻り、いよいよこの概論のラストスパート、神奈川編に突入します!まずはジュニア女子からです!神奈川県スケート連盟所属または、国体等の神奈川県代表経験のある選手を紹介します!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等の2020-21シーズンのデータで、2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.108 沼田有樹選手 (ヌマタ ユキ)

所属 KOSE新横浜プリンスFSC
SP Lost In the Rhythm(歌 ジェイミー・ベリー feat. オクアビア・ローズ)
FS 映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』より

4月から中学3年生なりました!
3年連続で全日本ノービス選手権に出場、昨季はジュニアデビューながら2020年東日本ジュニア選手権に出場しました✨また2019年7月にNHK総合で初回放送された『サラメシ』で、沼田選手のコーチで1976・80年五輪代表経験のある松村充先生が取り上げられた際に登場した選手でした!!

そんな経歴のある沼田選手は、

とにかく踊りを見て!!

と紹介したくなる演技が最大の持味です!!
どんなに速いリズムであっても、素早く音を掴んで体現でき、キュートなプログラムからスケールの大きなプログラムまで幅広いパフォーマンスでファンを虜にする選手です!!

昨季SPは電子音とスウィングが融合した、少し変わった曲を選びました。スタートポジションを取って…はい、そこから大注目ですからね!!
音が鳴ってから少し長く待ち(松村先生の振付は音楽が流れてから動き出すまでの間が長い傾向があります)、動き出した瞬間から、もう、
可愛い!!
が炸裂する振付で、踊って、踊って、踊りまくります!!キレの良い動きでノリノリに、キュートな振付で観客の心を鷲掴みにしてきます!!コロナが無ければ現地でフォーフォー歓声をあげたかったプログラムです!!

昨季FSはSPとは一転し、綺麗で落ち着いた曲を選びました!!フォレスト・ガンプの有名なテーマ曲や、中盤の力強いメロディーと、それぞれの曲調に合わせて表現を変え、圧巻の滑りを披露していたのが印象的でした!!指先、爪先まで神経の行き届いた綺麗な所作、目線等の使い方、女神様が降臨したかのようなオーラなどなど、SPとは別人のようでした(いい意味でです)✨✨

振れ幅が凄すぎ!!
と感心してしまう、2つのプログラムでした✨

6月に行われたリリーカップで、ジュニア女子Ⅱクラス(中学3年生が対象)で、見事優勝を果たしました✨今季こそは、絶対現地で演技を拝見したいところです!次はどんな沼田選手を魅せてくれるのか、非常に楽しみにしてます!


No.109 箱崎聖怜選手 (ハコサキ ミレイ)

所属 明治神宮外苑FSC
SP Once Upon Love(演奏 ジョセフ・ウィリアム)
FS Memory of Bihari-Hejre Kati(演奏 ロビー・ラカトシュ&アンサンブル)

4月から高校生になりました!

拠点は明治神宮外苑アイススケート場ですが、通っている中学校が神奈川県内にあるため、全中神奈川代表として出場しました!また、2019年東日本ジュニア選手権に出場した経験があります!

箱崎選手の魅力はなんと言っても、

スケーティングが一級品

なのですよ!姿勢、スケーティングの伸び、加速の仕方、何もかもがお手本のように綺麗な滑りが最大の持味です!!

昨季SPは新しくしたプログラムでした!ピアノの綺麗な音色に合わせて、持味を最大限に発揮して、美しい一時を演出する滑りが印象的でした✨コロナ禍ということがあり、このSPは一般のファンの前で(オンラインですが)一度しか披露してないのです。箱崎選手に似合ったプログラムなので、もっと見たいと願っています。

昨季FSはその前のシーズンからの継続のプログラムでした。ヴァイオリンの緩急あるリズムが特徴的な曲でした。独特で難解なリズムを、見事なスケーティングで捉えて綺麗な軌跡を描き、最後は美しいレイバックスピンで〆るのが心に残るプログラムでした✨

6月に行われた『リリーカップ』に出場し、見事ジュニア女子Ⅲクラス(高校1年生が対象)で見事準優勝を果たしました👏今季こそは、現地で演技を拝見する時を楽しみにしてます!

No.110 髙橋舞選手 (タカハシ マイ)

所属 横浜創英スケート部
SP 映画『グリース』より
FS 四季より『冬』(作曲 アントニオ・ヴィヴァルディ)

4月から高校2年生になりました!

2020年関東ブロックFSで、ノーミスかつ、エレメンツほぼ全てで加点が付く出来で90点を超えて3位表彰台を果たしてから、東日本ジュニア選手権、2021年インターハイ・国体とこれら大きな大会に初出場する等目覚ましい活躍を見せてます!

高さがあり柔らかな着氷をするジャンプ小技を駆使し、体を大きく使って丁寧に表現するのが見所の選手です!!

昨季SP・FSは両方とも、その前のシーズンから継続して使用していました。

昨季SPはシーズンの後半はトリプルルッツに挑戦しながら、グリースのポップでカジュアルな雰囲気を魅せていたのが印象的でした!筆者が個人的に、ストライプのワンピース風の衣装がお洒落だなと感じてました!

昨季FSはSPとは雰囲気を変えて、クラシックの曲を選びました!!昨季、このFSの安定感が大きな躍進に繋がりました!高さがあってふんわりと降りるジャンプに、体を大きく使って柔らかさと力強さの両方を表現し、壮大なスケール感じる世界観を描いていく姿に圧倒されましたね!

SPは2021年インターハイ公式アーカイブ映像を、FSは有料になりますがFODプレミアムにて2020年関東ブロックの演技映像がフルで残っているのでご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選C)(3:47:15~3:51:53、指定された時間から再生します)

FS→関東ブロック(出典 FODプレミアム) 01:06:04~01:09:59

6月に行われたリリーカップでジュニア女子Ⅳクラス(高校2年生が対象)で優勝しました✨8月に滋賀県大津市で行われる『げんさんサマーカップ』にエントリーしてます!初出場になります!JSPORTSで中継されるとのことなので、もし中継が見れたら、どんなプログラムを披露するのか、楽しみにしてます!

次のページに紹介が続きます💨

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第21回 東京シニア男子編

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第21回『東京シニア男子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第21回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
前回までが東京ジュニア女子で、今回は東京編第6弾、最後となりますね!シニア男子編です!対象は、東京都スケート連盟所属の選手(他道県編で紹介してない選手で)です!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

長かった東京編もあと少しです!ほんの少しでもお付き合い頂けたら幸いです!
それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.102 西山真瑚選手 (ニシヤマ シンゴ)

所属 早稲田大学
シングル(予定)
SP That’s Life(歌 フランク・シナトラ)
FS 映画/ドラマ『エデンの東』より

アイスダンス(吉田唄菜選手とのカップル時)
RD ミュージカル・映画『コーラスライン』より
FD バレエ『ドン・キホーテ』より

昨年4月に早稲田大学に入学しました!

シングルとアイスダンスとの二刀流で活躍している選手です!!シングルではシニアデビューの予定だった今季は、諸事情により出場を断念しましたが、全日本ジュニア選手権に4度出場し、トリプルアクセルまで跳べる実力のある選手です!
アイスダンスでは本格的に始めてから1年足らずで、ジュニアグランプリシリーズ2戦出場、2020年世界ジュニア選手権で日本のアイスダンス過去最高位と大活躍したのが記憶に新しいことかと思います。今年1月に吉田唄菜選手(岡山SC)とのカップルは解散しましたが、同年3月に2019年世界ジュニア選手権に出場した経験のある高浪歩未選手(早稲田大学)とのカップル結成が発表され、これからも活躍に目が離せません!

シングルにしろ、アイスダンスにしろ

とにかくスケートが麗しい!!

のが西山選手の最大の魅力です!!

滑りや所作、ジャンプを含めたエレメンツ、スケートに関する動きの何から何まで美しいのです!!エレメンツが滑りに自然と溶け込んでいて、
ジャンプも曲を表現するもの
と思えるような演技を披露しています!そんなスケートで、タンゴ、壮大なクラシック、ポップとありとあらゆるプログラムを踊りこなしていけるので、西山選手の良さの沼は底知れずといったところです!!
もともとスケーティングの綺麗さに定評がありましたが、アイスダンスを始めたことで更に美しさに磨きがかかりました✨

もう
西山選手の魅力はいくらでも発掘できる!!
ほど沢山の見所で溢れてます✨✨✨

さて、せっかくなので、シングルとアイスダンスの演技動画を両方ご覧いただきましょう↓
シングルは今年3月のWaseda on Iceにて、本来は今季SPとして披露する予定だったものを、エキシビションバージョンに変えた時の演技動画を、アイスダンスは有料ですが、RDは西日本選手権を、FDは全日本ジュニア選手権の公式アーカイブ動画をご覧ください↓

Waseda on Ice演技動画(出典 Waseda on Ice Youtubeチャンネル)
(56:27~1:00:06、指定された時間から再生します)

アイスダンス演技動画(吉田唄菜選手とのカップル時)

RD(西日本ジュニア選手権、出典 FODプレミアム)→03:08:50~03:12:00
FD(全日本ジュニア選手権、出典 FODプレミアム)→44:87~48:45

来季は高浪選手とのダンスに、今季は披露出来なかったシングルの演技が拝見できるのを楽しみにしてます!!どうかステイヘルシーに、上手く調整できることを願ってます!!

No.103 堀義正選手 (ホリ ヨシマサ)

所属 明治大学
SP 映画『カイジ 人生逆転ゲーム』より
FS 映画『美女と野獣』より

今季シニアデビューの選手で、昨年4月に明治大学に入学しました🌸

国体東京代表や、全日本ジュニア選手権等に出場経験があります!

堀選手の演技でまず目につくのは

物凄い高さのジャンプ

ですね!高さ・幅とアイスコープで測ったらどんな値が出るのかと思うほどです!中学生時代にトリプルアクセルを決めるほどのジャンプ力があります!

また年々動きが洗練され、力強さと品の良さが共存した演技が堀選手の魅力ともなってきています!

SPは昨季からの継続のプログラムです。
人気マンガの実写化映画のサウンドトラックを使用してます!
力強く、逞しく、自分の道を切り開いていこうとする姿が印象的なプログラムでした!

FSは今季新しくしたプログラムです!
フィギュアスケートで使用されるものでは、定番の映画ではありますが、曲は映画のサウンドトラックに入っているものの、フィギュアスケートで使用されるのが珍しい曲も入っているのが1つの特徴です!
今までの堀選手には無かったような動きや、魅せ方があり、新しい自分をアピールしようとしている姿に感銘を受けました✨

どうかステイヘルシーに、沢山の経験を糧にした演技を拝見できる時を楽しみにしてます!

No.104 島田高志郎選手 (シマダ コウシロウ)

所属 木下グループ
SP Fire Dance(演奏 ジェニファー・トーマス)
FS パガニーニの主題による狂詩曲/E Sara Cosi(歌 ホセ・カレーラス)

愛媛県出身で、昨年4月に早稲田大学に入学しました🌸
2つ前に紹介した西山選手と同年齢、同じ学部です!

2006年トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエールさんに師事し、スイスを拠点に練習しています🇨🇭2018年ジュニアグランプリファイナル3位、2019年グランプリシリーズ2戦出場等、国際大会でも数多くの活躍を見せています!
スポンサー契約している木下グループの本社が東京のため、東京都スケート連盟所属選手として扱い、今回紹介します。また、早稲田大学スケート部にも所属してます。

島田選手と言えば、

長い手足を活かした表現

とよく言われますね!!3階席と遠くから見てもはっきりと分かるほど所作が綺麗なところに、音楽に対して島田選手自身が入り込んで、パッション溢れる動きに変換していくのが魅力だなと感じてます!

今季は海外に拠点を置いて練習していること、国際大会の中止等あり、大会はスイスのローカル大会と全日本選手権のみの出場となりました。そんな状況下で、2種類の4回転ジャンプに挑みつつ、観る者の心に響く演技を披露してくれたことに感謝してます。

SPは、アイリッシュダンスでおなじみの『ファイヤーダンス』ではなく、『アストゥリアス』と『マラゲーニャ』をかけ合わせた編曲をジェニファー・トーマスが演奏している音源です。河辺愛菜選手(木下アカデミー)の今季SPと同じ音源です。
リズムが揺れ動く中を、虎視眈々と、タメを作る所と盛り上がる所を見極めながら滑っていく姿に圧倒されました!内なる情熱を感じ、揺らめく炎のような演技でした🔥

FSは、前半はセルゲイ・ラフマニノフ作曲の『パガニーニ主題による狂詩曲』で、後半は先程の曲を基に歌詞を付けた音源を使用してます。
壮大さや雄大さ、後半の伸びやかさを表しながら、ガッツに溢れる演技が印象的でした!

それでは有料になりますが、2020年全日本選手権の演技をFODプレミアムでご覧ください↓また参考までに、SPの音源がアーティスト公式YouTubeチャンネルに上がっていますので、参考までにご覧ください!それと、事前収録でありましたがWaseda on Iceでの演技も併せてご覧ください↓

全日本選手権演技動画(出典 FODプレミアム)
SP→03:38:45~03:44:57
FS→31:37~39:53

SP元音源(出典 Jennifer Thomas 公式YouTubeチャンネル)

Waseda on Ice演技動画(出典 Waseda on Ice Youtubeチャンネル)
(1:19:30~1:22:52、指定された時間から再生します)

来季のプログラムが両方発表されました。特にFSはジュニアデビューシーズンに使用していた、チャップリン・メドレーを再び使用するとの事で、非常に楽しみにしてます!どうか拠点に戻れて練習がしっかり積め、夢に向かって邁進できることを願ってます!

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第20回 東京シニア女子編part2

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第20回『東京シニア女子編part2』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第20回目です!ついに20回突破しました!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
第18回までがジュニアの紹介でした!前回から、シニア選手を紹介していきます!今回はシニア女子編part2です!対象は、東京都スケート連盟所属の選手(他道県編で紹介してない選手で)です!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.96 本田真凜選手 (ホンダ マリン)

所属 JAL
SP I’m an Albatraoz(歌 AronChupa & Little Sis Nora)→The Giving(演奏 マイケル・W・スミス)
FS 映画『ラ・ラ・ランド』より

昨年4月に明治大学に入学しました。
2016年世界ジュニア選手権優勝をはじめとした数多くの国際大会で実績をあげ、アイスショーでも大活躍してます!前回紹介した、本田望結選手の実の姉です。なお今回は、スポンサー契約で所属先となってるJALの本社が東京のため、東京都所属選手として紹介します。

本田選手の魅力は何より

自分と曲の良さをナチュラルにアピールする表現

だと感じます!羽衣を纏うように軽やかに、その時魅せたい世界や自分を伝える演技に、多くのファンは惹き付かれるのだと考えます!
滑りの姿勢、肩関節の柔らかさを活かした腕の振り、スピンのポジション等、綺麗な所が沢山あって、キラキラ輝いて見えるのです!

SPは昨年1月に名古屋フェスティバルで初披露したものから、昨年11月のNHK杯からは2017-18シーズンの途中から使用したプログラムに変えました。『I’m an Albatraoz』では、パンツスタイルの衣装でギラギラとした目つきで、野心的な踊りがインパクト強いものとなりました!

FSは昨季からの継続のプログラムです。
色々な思いが交錯する中で、軽やかで、一気に気持ちが明るくなるような、流れるスケーティングが印象的でした!

SP(最初の方)のMVがアーティスト公式YouTubeチャンネルに投稿されているので、参考までにご覧ください↓

SP元音源(出典:AronChupa & Little Sis Nora 公式YouTubeチャンネル)
AronChupa – I’m an Albatraoz | OFFICIAL VIDEO

どうかステイヘルシーに、また本田選手らしい華やかな演技を拝見する時を楽しみにしてます!


No.97 樋口瑞保選手 (ヒグチ ミズホ)

所属 法政大学
SP 映画『スイート・チャリティ』より『ビッグ・スペンダー』
FS 映画『ムーラン・ルージュ』より→映画『ある愛の詩』より

4月から大学3年生になりました!
2015年全日本ジュニア選手権に出場した経験があり、今季久しぶりに東日本選手権に出場しました!今年3月に行われた『明治法政 ON ICE 2021』でソロ演技を披露してました!法政では今年度副主将を務める予定です!

FSでは『足替えアップライトスピン』という、非常に珍しい種類のスピンを取り入れています!!エレメンツとして基礎点が定められていますが、実際に試合で実施しているのを、筆者が見たのは初めてでした!!

また動きのしなやかさが魅力の選手です!

SPは強くインパクトあるボーカルに合わせて、これまでの樋口選手のイメージをガラリと変え、パワフルに大胆に滑る姿が目を惹きました!

FS(ムーラン・ルージュの方)は映画のサウンドトラックを2曲繋げて、ドラマチックにエモーショナルに演じていき、最後は足替えアップライトスピンで締めるのが印象的なプログラムでした!

MHOIと、5月に行われたサイニチ杯で新プログラムを披露しました!新FSの映画『ある愛の詩』よりは、美しくも切ない雰囲気が画面越しに伝わってくるプログラムでした!今度は大会の、それも現地で拝見できるのを楽しみにしてます!この先、思いっきり練習できることを願ってます!

No.98 佐上黎選手 (サガミ レイ)

所属 法政大学
SP 映画『ピッチ・パーフェクト2』より『フラッシュライト』(歌 ジェリー・J)
FS Read All About It Pt.Ⅲ(歌 エリー・サンデー)

4月から大学4年生になりました!

全日本ジュニア選手権出場や、インターハイで決勝(FS)進出等の実績を持ち、法政では主将を務めてます!全日本選手権に出場した実績があり、2019年3月に引退した佐上凌さんの実の妹です。

見所は
関節を上手く活かしたスケーティング
です!!一押しごとに、足首、膝のクッション性を有効に活用しているので、滑りがよく加速し伸びています!
我らのれーぴー
としてファンから愛されている選手です!綺麗でクリーンな演技が筆者も好きです!

SP・FS共に今季新しくしたプログラムです。どちらもしっとりとエモーショナルな曲調ですが、それぞれで少しずつ違う雰囲気を演じ分けているのが印象的です!!

SPはおそらくここ数年では着てない黒の衣装で、スタイリッシュなイメージを与えてます。思い出を振り返りながら、スポットライトを浴びているような情景が、今の佐上選手に合いすぎて、泣けてきそうです😭

FSは優しさと力強さの両方を感じ、スマートで爽やかな後味の演技と同時に、あと見れるのが何回あるかと思うと、良い意味で寂しくなります!

SPの曲のMV、FSの曲のライブ映像が、それぞれのアーティストの公式YouTubeチャンネルに投稿されているので、参考までにご覧ください↓

SP元音源
出典:Jessie J 公式YouTubeチャンネル

FS元音源
出典:Emeli Sande 公式YouTubeチャンネル

現役ラストシーズンとなる来季、どうか思い描く通りに練習を積み、最高のものとなることを祈ってます!!

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第19回 東京シニア女子編 part1

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第19回『東京シニア女子編part1』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第19回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
前回までがジュニアの紹介でした!東京編第4弾の今回から、シニア選手を紹介していきます!対象は、東京都スケート連盟所属の選手(他道県編で紹介してない選手で)です!今回紹介する5人は全員シニア1年目のフレッシュな選手です✨

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.91 本田望結選手 (ホンダ ミユ)

所属 プリンスホテル
SP マイ・ジレンマ(歌 セレーナ・ゴメス & ザ・シーン)
FS 鼓動/道/華(演奏 吉田兄弟/藤原道三/上妻宏光)

4月から高校2年生、青森山田高校に進学し、所属は東京都スケート連盟登録クラブであるプリンスホテルにしています!

女優・タレント、更には歌手と活動しながら、スケートにおいては2017・18年全日本ジュニア選手権出場、全中で3年間決勝(FS)進出等高い実績を誇ってます!!今回はスケーターとしての魅力に絞って話します。

勿論、スケーターとしても魅力がピカイチだと感じてます!!

ダイヤモンドを磨いた輝きを放つような演技

で観る者の記憶に残る滑りをする選手です!!
生来の『華』に、沢山考え、研究して、練習した動きの数々がまばゆいほど光ってます!音の捉え方、俊敏な動き、腕の出し方などなど様々な工夫がつまっていて、観てて思わず惹きつけられるのです!!

SPは恋のもどかしさを、ポップにスタイリッシュに表現し、FSは和モダンな音楽き合わせて踊る姿が印象的です!!
どんな時もストイックに追求し、技を決めるだけでなく、観客を魅了させる演技が本田選手の最大の武器です!!

公式の場でアップされている大会の演技に絞ると、SPのみですが2021年のインターハイでの公式アーカイブ映像がありますので、それをご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選B)(2:56:51~3:01:50、指定された時間から再生します)

※ブロック大会をシニアカテゴリーでエントリーしてますが、インターハイはジュニア課題での実施です

次はどんなプログラムを披露するのか、楽しみにしてます!芸能活動とスケートとの両立が上手くいき、充実した日々を送れるよう祈ってます!!


No.92 馬場はるあ選手 (バンバ ハルア)

所属 早稲田大学
SP Racing Against the Sunset/Dark Night of the Soul(演奏 Philip Wesley)
FS シェヘラザード

4月から大学2年生になりました!
2015年全日本ジュニア選手権出場、2018年インターハイで決勝(FS)進出経験等の実績があります!現在は岡山等を拠点に練習を積み重ねています!

そんな馬場選手は、
独特な世界観
が魅力の選手だと感じてます!!
パワフルでダイナミックな動きの数々と、所作のエレガントさ、しなやかさが絶妙なバランスで両立された滑りが織り成す演技で魅了しています!!

SP・FS共にジュニア時代であった昨季からの継続のプログラムです!!フィリップ・ミルズ先生が振り付けたものです!

SPは聴くからに表現するのが難しそうな曲に挑戦してきました!!ピアノの静かでありながらも、どこか燃え上がるようなメロディーを捉えて表している姿に圧倒されます!!

FSはSPとは雰囲気を変え、美しく可憐で、豪華絢爛な世界観を魅せているのが印象的です!!シニアデビューしたことにより、コレオシークエンスが追加され、ロングスパイラルなど見せ所が増えました✨よりブラッシュアップされていて、もっと見てみたかったなと筆者が個人的に感じてます。

2021年3月に行われた『Waseda on
Ice』で今季SPを披露しているので、そちらをご覧ください↓

Waseda on Ice演技動画(出典 Waseda on Ice Youtubeチャンネル)
(1:15:48~1:19:00、指定された時間から再生します)

どうかステイヘルシーに、また次はどんなプログラムを披露するのか楽しみにしてます!

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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第18回 東京ジュニア男子編

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第18回『東京ジュニア男子編』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第18回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、前々回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
前回までが東京ジュニア女子で、今回は東京編第3弾、ジュニア男子です!対象は、東京都スケート連盟所属の選手(他道県編で紹介してない選手で)!東京のジュニア選手の紹介は今回で終わりになります!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.85 木村智貴選手 (キムラ トモキ)

所属 西武東伏見FSC
SP 映画『ティーン・ビーチ・ムービー』より『クールに飛ばすぜ』
FS ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』より『Electricity』

4月から中学生2年生、今季ジュニアデビューの選手でした!
ノービスからの推薦出場を含めて、全日本ジュニア選手権に2年連続で出場しました!

今季のプログラムは、色んなものを吸収した意欲作で話題となりました!

SPは2019年全日本ジュニア選手権で披露したものを継続して使用しています。黒ベストの背中に大きく『TOMOKI』と書かれた衣装で、インパクトの強さがまず目に飛び込んできます!ロックの曲に合わせて、ノリ良く、スタイリッシュで、アピールをバッチリ決めていくプログラムが印象的でした!

FSの曲は映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版の1曲です。主人公がロイヤルバレエスクールの入試の面接官の問いに対しての解答として、この曲が流れます。今回は服部瑛貴先生だけでなく、コンテンポラリーダンサーとして国内外で活躍している小㞍健太さんが振付に加わってます!コンテンポラリーダンスの要素を入れつつ、少年の踊ることに対する答えを表現しているのが印象的なプログラムです!
1番の魅力は、なんと言っても…
ステップシークエンスの中での側転
です!今季は紀平梨花選手のSPのステップシークエンスの始まりで、ロンダートをしてることで話題となりましたね。木村選手の場合、クラスターとクラスターの合間で、氷上で側転を披露しているのです(ちなみに現行ルールでは演技中の側転は減点対象にはなりません)!公式PVで、ロンダート等アクロバットな技を披露しているので、それを意識したものかと思われます!

実際にどんな演技か気になるかと思いますので、SPのみで有料になりますが、2020年東京ブロックの演技がフルで残っているのでご覧ください。ついでに、日本語版ミュージカルの公式PVが、ホリプロステージ公式YouTubeチャンネルで上がってますので、参考までにご覧ください↓

東京ブロック演技動画(出典 FODプレミアム)
SP→05:57~08:57

ミュージカル『ビリー・エリオット』2020版PV
出典:ホリプロステージ Horipro Stage 公式YouTubeチャンネル

余談ですが、この講義(記事)の執筆を開始した5/28がお誕生日でした!おめでとうございます!!まだまだ色んな力を秘めていそうで、それが花開くのが非常に楽しみな選手です!!どうかステイヘルシーに、来季どんなプログラムを披露するのか、今から心待ちにしてます!

No.86 矢島司選手 (ヤジマ ツカサ)

所属 西武東伏見FSC→?
SP シング・シング・シング(使用音源は特定できず)
FS 映画『マスク・オブ・ゾロ』より

4月から高校生になりました!!
2020年全日本ジュニア選手権に出場した選手です。
ノービスB時代の2年間は、北海道札幌市内のクラブに所属していた経歴があります。

矢島選手といったら、まず真っ先に思い浮かぶのは
踊りの切れ味の良さ!!
ですね!

SP・FS共に、この踊りのセンスを存分に活かしたプログラムでファンを魅了しています!!音を素早く掴んから体で表現するのに非常に長けており、振付もその良さを発揮できるものだと感じてます!SPはお洒落にノリ良く、FSは気迫溢れる演技が強く印象に残ります!

もう一つ矢島選手と言えば、スピンのバリエーションの豊富さも見所です!男子選手では珍しい『ヘアカッター』のポジションを取り入れ(女子選手ではレイバックスピンでよく取り入れられています)、軸が細く、回転が速く、様々なポジションで回るスピンを披露しています!!

もう高校生になったとは、時の流れは早いものです!!進路が気になりつつ、来季高校生になった演技を拝見するのをとても楽しみにしてます!!

No.87 三浦佳生選手 (ミウラ カオ)

所属 KOSE新横浜プリンスFSC→目黒日本大学高等学校
SP Feeling Good(歌 マイケル・ブーブレ)
FS 映画『ラスト サムライ』より→(2021-22シーズンFS予定)アルバム『ポエタ』より

4月に高校生になりました㊗お誕生日(6/8)まであと数日というタイミングで公開となりました!先に、おめでとうございます!
ノービス時代から注目を集め、2019年ジュニアグランプリシリーズ出場や、2020年11月の全日本ジュニア選手権2位、その1週間後に行われたNHK杯出場、同年12月の全日本選手権7位で新人賞獲得と、挙げたらキリがないほどの実績、そして演技で世間を轟かせています!!

その要因の1つに、高難度ジャンプの取得の早さがあります。小学6年生になる前までにバッジテスト7級(3回転ジャンプを複数種類組み込むことが合格の条件の1つです)を取得し、トリプルアクセルを入れて、中学1年生で4回転ジャンプを大会で成功させました✨現在は2種類の4回転ジャンプを構成に入れ、大会で成功させています!!

もう1つ世間を轟かす要因で、筆者が1番の魅力だと感じているのが
ひたむきさが生むカリスマ性
です!スピーディーな滑りでリンクを駆け巡り、エネルギッシュに、パワフルに演技してる姿に沢山のファンが惹きつけられるのです!
他にもイーグルやツイズルといった小技も見所です!

三浦選手の滑りや雰囲気に寄り添い、ありのままの魅力を引き出すプログラムを作っているなと感じてます!

SPは2020年全中でお披露目されたプログラムです。
大人な雰囲気を醸し出しながら、ここぞという所で音にビシッと合わせていく振付、ステップシークエンスでのキレの良さがひたすらかっこいいプログラムでした!踊りを魅せつつ、2020年12月の全日本選手権では、シニアトップ選手並の2種類の4回転ジャンプに挑戦したのがまた凄いところです!

FSは2種類の4回転ジャンプを、それも後半にも1本成功させながら、最後まで勇敢なサムライを演じて話題となりました!猪突猛進に、スピード・迫力満点なプログラムでした!!今季このFSで高得点を叩き出し、順位を上げる試合が多かったです!本当、三浦選手のプログラムで強く印象に残るプログラムです!
今年の5月のプリンスアイスワールドでは、来季FS予定のアルバム『ポエタ』よりを披露しました!餅味のスケーティングに、どこか漂う哀愁が加わってきて、この先どんな風に磨かれるのか非常に楽しみにしてます!!

ぜひ、今一度公式アーカイブ映像をご覧ください↓ジュニアバージョンは2021年国体、シニアバージョンは2020年全日本(FODプレミアで有料となります)をご覧ください!

ジュニア尺版(国体)
(出典 国体チャンネル)
SP→『少年男子ショートプログラム 1/27』を選択し、(CMの後)3:10:08~3:15:51
FS→『少年男子フリースケーティング 1/28』を選択し、(CMの後)2:43:10~2:49:30

シニア尺版(全日本選手権)(出典 FODプレミアム)
SP→01:45:25~01:52:06
FS→01:45:38~01:53:11

もう本当、ポテンシャルの高さにワクワクさせてくれる選手です!どうかステイヘルシーに、まずは6/20・26・27にホームリンクで行われる『リリーカップ』で、この先演技を拝見する時を楽しみにしてます!!

まだまだ次のページにも紹介が続いてます💨
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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第17回 東京ジュニア女子編 part2

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第17回『東京ジュニア女子編 part2』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第17回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、前回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
今回は東京編第2弾、ジュニア女子part2です!ジュニア女子はこれで終わりです!東京都スケート連盟所属の選手を取り上げます!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

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No.79 穂積乃愛選手 (ホヅミ ノア)

所属 明治神宮外苑FSC→?
SP 水百景(演奏 川井郁子)
FS 映画『シンデレラ』より

4月から高校生になりました!
2年連続で全中決勝(FS)進出や、2019年全日本ジュニア選手権に出場した経験がある選手です!

☑ニコニコ笑顔
でもって
☑ビュンビュン滑る
これらの特徴が合わさって
☑すっきりと爽やかな演技
に仕上がるのが穂積選手の魅力だと感じています!
体の隅々まで意識した演技をしながら、今季はトリプルルッツやトリプルフリップといった難易度の高いジャンプを入れた構成に挑んでました!

SPは今季新しくしたプログラムです。音楽を聴くと、綺麗でイメージが明確に伝わりやすいので、フィギュアスケートの使用曲として人気のある曲です。今回穂積選手は曲調に合わせ、伸びやかで、気品ある滑りを披露しています!演技の最中に魅せる笑顔が最高!!となり、癒やしのプログラムです!

FSは昨季から継続して使用しているプログラムです。スピードたっぷりにリンクを駆け巡り、指先、つま先までしっかり伸ばし、スケール大きく表現してる姿が目を惹きます!
思わず
可愛い!!!😍
と言いたくなるプログラムです!上品さと、芯の強さを感じるシンデレラに、もっと長い尺、シニアバージョンのプログラムでもぜひ観てみたいと思ったほどです!

実際にどんな演技か気になるかと思いますので、FSのみで有料になりますが、2020年東京ブロックの演技がフルで残っているのでご覧ください↓

東京ブロック演技動画(出典 FODプレミアム)
FS→50:26~54:19

もうあっという間に高校生になりましたね!進学先が気になるところです!来季できれば、現地で高校生になった穂積選手の演技を拝見するのを、楽しみに待っています!


No.80 堀川美咲選手 (ホリカワ ミサキ)

所属 駒場学園高校
SP Voice(歌 ケルティック・ウーマン)
FS バレエ『火の鳥』より

4月から高校2年生になりました!
3年連続東日本ジュニア選手権に出場、全中、インターハイで東京都代表の経験があります。

そんな堀川選手の最大の見所は、
☑驚くほど馬力が大きくて、スピーディーな滑り
です!!ダイナミックな動きの中にマチュアさもあり、スケールの大きな演技が持ち味です!!

SPは昨季からの継続のプログラムです!
綺麗な女性ボーカルの曲に合わせ、要所要所で難しそうな小技が入る等の工夫が印象的なプログラムです!後半になればなるほど加速するスケーティングで盛り上がりを捉え、スッキリとした後味がする演技でした✨

FSは3季連続で使用しているプログラムです。長く使用していたこともありますが、堀川選手といえばこのプログラムを思い浮かべるほど、滑りのイメージにぴったりだと感じてました!持味を存分に活かし、フィニッシュポーズをほどく瞬間まで躍動感に溢れ、力強く羽ばたいていく演技でした!

SPのみですが、2021年のインターハイでの公式アーカイブ映像をご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選C)(18:11~22:57、指定された時間から再生します)

来季はどんなプログラムを披露してくるのか、それを現地で拝見できることを願っております!


No.81 小川日菜子選手 (オガワ ヒナコ)

所属 明治神宮外苑FSC
SP The Final Time Traveler(歌 サラ・オレイン)
FS 映画『モアナと伝説の海』より

4月から高校2年生になりました!

小川選手の魅力といえば、
観ていて気持ちが華やぐ演技
だと感じています!!滑っている最中も全身を使ってダイナミックに表現していて、気分が華やぐスケートで魅了しています!!

SP・FS共に今季新しくしたプログラムです!!

SPは綺麗な歌声が耳に響きわたるような曲をセレクトしました!滑った当時は高校1年生ながら、曲の世界観を自分のモノにしていて、思わずはっとさせられましたね!情感豊かで、伸びやかな演技が素敵すぎるよー!と高らかに叫びたいところです!

FSは衣装からしてモアナの世界観がバッチリ伝わってきます!可憐さと芯の強さを併せ持つ女性を大胆に演じています!曲調に合わせ、様々な情景が思い浮かんでくる、ドラマチックな演技です!

SPのみですが、2021年のインターハイでの公式アーカイブ映像をご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選A)(4:29:36~4:34:28、指定された時間から再生します)

来季こそは、ぜひ現地で演技を拝見したいと願っています!どんなプログラムなのか、楽しみです!

次のページにも紹介が続きます💨
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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第16回 東京ジュニア女子編 part1

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!やれ、特別講座やら、Anthemを弾いてみたやらで、脱線していましたが…もとに戻って欲しい、東日本フィギュアスケート概論の第16回『東京ジュニア女子編 part1』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第16回目です!

前回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わりました!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)今回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介していきます!6回書ききれるように頑張ります!!
東京編第1弾と2弾でジュニア女子選手を取り上げます!今回はジュニア女子第1弾です!

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.74 髙木謠選手 (タカギ ヨウ)

所属 明治神宮外苑FSC
SP 全中中止のため不明
FS 映画『ハンガー・ゲーム2』より

4月から中学2年生、来季ジュニアデビューする選手です!

一度見たら絶対名前を覚えてしまう!
ぐらいインパクトの強い演技をするのが最大の魅力です!
コーチでもあり振付を担当している、星野有衣子先生は今まで聴いたことない曲、振りの斬新さ、力強さ、ダンサブルあらゆる要素があり、選手が持っている能力の一つ上を目指すようなプログラムを作るのが特徴です。そんな星野先生のプログラムの意図をしっかり読み取って、堂々と滑りきれるのが強みです!またジャンプが大きく、フットワークの良さといったエレメンツでも光る選手です!

今季のプログラムは、映画『ハンガー・ゲーム2』より、前半は『Everybody Wants To Rule The World』、後半『Mirror』の2曲構成です。前半は出だしから重厚なメロディーが強烈なインパクトを与える曲です。最初のダンサブルな振付から全てを持っていかれるはずです!!ダークな世界観を自分のものにして表現してる姿に、すぐに虜になること間違いなしです!後半は曲の雰囲気が一転し、最後のエレメンツにステップシークエンスを持ってきています!表現の振れ幅に圧巻されるはすです!

そこまで言うなら実際に見たいとおっしゃると思いますので…有料になりますが、2020年東京ブロックの演技がフルで残っているのでご覧ください↓

東京ブロック演技動画(出典 FODプレミアム)(演技後のインタビュー付)
FS→01:28:06~01:32:07

来季ジュニアデビューする際どんなプログラムを持ってくるのか、初披露の時から目が離せません!拝見できる機会が増えるので、楽しみにしてます!


No.75 増渕彩月選手 (マスブチ サツキ)

所属 プラザクラブ
SP プレリュードとアレグロ(テンペスト)(演奏 川井郁子)
FS 映画『ムーラン』より

4月から中学2年生で、誕生日が4月のため今季ジュニアデビューの選手でした!

ジュニアデビューでバッジテスト6級ながら、2020年東日本ジュニア選手権に出場し、今年の5月に行われたサイニチ杯では、中学生にしてシニアでエントリーしました!

増渕選手と魅力と言えば、手足が綺麗に伸び、しなやかな所作から繰り広げられる世界観です!
たおやかさと力強さのメリハリをつけられ、高貴な雰囲気で魅了する選手です!

SPはヴァイオリンの音色が耳に残る曲を、情感豊かに滑る能力に驚かされることでしょう!速いテンポで弾いている曲を、一音一音しっかり捉えていて、スケールの大きさを感じさせる演技です!

FSはSPと打って変わってキレ良く、迫力たっぷりに、闘う女性を演じる姿が印象に残るプログラムです!ちなみに、筆者の個人的に衣装がとても可愛いです!

SPではレイバックスピンから、FSでは足替えコンビネーションスピンからというように、今季は両方のプログラムでスピンから始まるエレメンツ構成となっています!SPで稀にスピンから始まる選手がいますが、両方のプログラムでスピンから始まるというのはかなり稀です!ちなみに、ノービス時代では、少なくとも1プログラムはこのようなエレメンツ構成ではなかったです。

来季、今度は現地で演技を拝見するのを楽しみにしてます!

次のページに紹介が続きます💨

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【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第15回 千葉県part2

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第15回『千葉編part2』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第15回目です!

第9回から関東・東京ブロックエリアの選手を紹介しています!(東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
関東ブロック編第6弾の前回から、2回に分けて千葉県編をお届けしてます!今回はpart2、千葉編ラストですね!千葉県代表として国体等に出場歴のある選手を取り上げます😎

中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは紹介に移りましょう💨



No.70 藤本凜果選手 (フジモト リンカ)

所属 日本大学
SP Experience(演奏 MARKEYBEE Feat. ルドヴィコ・エイナウディ)
FS アルバム『ポエタ』より

昨年4月に大学に進学しました!

東日本ジュニア選手権、全中とインターハイで千葉県代表として複数回出場歴があります!

藤本選手を一言で表せば、
千葉のTHE魅せるスケーター
だと感じています!

スピンの独創的なポジションと、その最中の手の動きといったスケートのエレメンツでも魅せるし、全ての音にピッタリと合わせて踊る姿でも魅せる選手です!密度が高く、見所が沢山あり、とてもいい意味であっという間に演技が終わっていく演技が最大の魅力です!

SPは昨季から継続して使用してます。その前が映画『マスク』よりのサウンドトラックで、ステップシークエンスから始まって、最初から最後まで元気に踊る!!というイメージからすると、この選曲には驚きでした!そして演技を拝見して、藤本選手は幅広いジャンルを滑りこなせるイメージに変わりました!ゆったりとしたメロディーから、後半にかけて幾重に音が重なり、最後は音が小さくなるという曲の構成です。それに合わせ、盛り上がりを上手く調整し、不思議な世界観を魅せているのが印象的でした!

FSはジュニア時代から3シーズン継続使用していたプログラムです!前半はしなやかに、後半にかけて徐々に盛り上げていき、フラメンコのキレのある踊りに気付いたら見惚れていた!となる演技です!藤本選手の踊りがひたすらカッコいいとなりましたね!

昨季のものでかつSPのみですが、継続のプログラムなので2020年インターハイの公式アーカイブ映像をご覧ください。ついでにSPの曲のMVがアーティスト公式YouTubeチャンネルに上がってますので、参考までにご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選B)(4:20:35~4:25:50、指定された時間から再生します)

※当時シニアとしてブロック大会に出ていましたが、インターハイはジュニア課題のためそれに合わせてます

SP音源 (出典 ルドヴィコ・エイナウディ 公式Youtubeチャンネル)

細かい所も凝っているプログラムを、来季出来れば現地で拝見したいと願ってます!また楽しみにしてます!


No.71 加来日菜乃選手 (カク ヒナノ)

所属 日本大学
SP 映画『美女と野獣』より『How Does a Moment Last Forever』
FS 映画『二人でスローダンスを』より

東日本選手権や、インターハイで決勝(FS)進出を果たし、国体千葉県代表暦のある選手です!

加来選手と言えば、もう
千葉の七色に輝く大女優
のようなスケートが最大の魅力です!!!!!!!
表現の豊かさに釘付けになること間違いなしです!

前のSPであった『ターン・ザ・ビート・アラウンド』(歌 グロリア・エステファン)のように踊りまくったり、前のFSの映画『サンセット大通り』よりのようにドラマチックに演じたりと…どんなプログラムも加来選手のプログラムとして強烈なインパクトを与え続けてます!

今季のSPは、美女と野獣のサウンドトラックからです!女性ボーカルに合わせて、目の前にお花畑が広がるような世界観を魅せてました!FSは、美しさ、しなやかさ、情熱、笑顔、壮大さ、様々なワードが複雑に絡み合って作り上げる世界観に震え上がりました(とても良い意味でです)!

曲ごとに最も合う世界観を外に伝えるのが上手いなと感じてます!
SPだけでも、FSだけでも見るのは良いのですが、ぜひSP・FS両方見てください!七変化する世界観に驚くかと思います!

来季こそは絶対現地で拝見したいと願ってます!
どうかステイヘルシーに、おそらく残り少なくなってる競技生活を送れますように!

まだ紹介が続きます!
ぜひ、スクロールして2ページ目を押して読み進めてください!