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東日本フィギュアスケート概論2019

東日本フィギュアスケート概論 第12回 東京編Jr.女子の巻

こんにちは!

沢山の人にこの東日本概論シリーズを読んで頂き、ありがとうございます!
これまでの一覧は以下のURLに!
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-higashitokko-2019-list/2019/05/29/
今回から4回に分けて東京編の授業をしていきます!
今日はJr.女子の巻!
★が付いている選手は5月3日~5日に埼玉県上尾市の『埼玉アイスアリーナ』で行われる『サイニチホールディングス杯』に出場します!サイニチへの予習にもなれたら幸いです!
さて、いつものお約束!
苦手な方はくるりっ!とお願いします!

 

まず、最初は…

藤本凜果(フジモト リンカ)選手(青梅フィギュア)★

SP:映画『マスク』より
FS:ポエタ

千葉県の高校に通い、武田奈也先生に師事しています!SP・FS共に振付も武田先生✨✨

StSqで、超ノリノリで、キュートな笑顔に多彩なポーズでエンターテイナーな演技を観たあとに、FSを観ると……大人で、徐々に沸き上がって、最後は炎のように燃えていく演技と、その違いが凄すぎます✨✨

CCoSpでシットポジションから足替え無しでキャッチフットに持ち込むのを含めた、(誉めてる)変態で美麗スピン✨✨やっぱ、StSqの激しく、華麗な舞いっぷりは、藤本選手のどのプログラムも一番の見所✨👀大人な曲でもスケーティングが明るい雰囲気を纏っているのが魅力です!!!

今年度は高校3年生!サイニチ杯でシニアデビューとなります!(筆者は観に行けませんが)どんな演技なのか、楽しみです😍レポート待機してますか!
 

続きましては…

依田茉里紗(ヨダ マリサ)選手(城西大城西スケート部)

SP:映画『ラ・ラ・ランド』より
FS:レイエンダ

ターボが足に付いているかのような、力強く、爆走スケーティングから、高いジャンプに、更に更に体を大きく使って、とことんアピールする演技でファンを魅了している依田選手✨

昨季から持ち越しのSPは、冒頭の足をトントンとする振付が思わず真似したくなります🤣

FSは、妖艶さもあるカッコ良さ、エネルギッシュで、歯切れが良い演技😍最後から2番目のStSqは、手拍子を送りたいって思わせちゃうくらいの爽快な演技です✨

大きな可能性に、パワフルな曲を自在に操り、依田選手の動きに曲がついてくるような表現がクセになりますねー✨

今年度は高校3年生!!!曲名の確認とかしてパンフレットを見てたら、なんと5/3で18歳になるとのことです!少し早いのですが、お誕生日おめでとうございます㊗️来季もスカッとするような演技が楽しみです😍
 

城西大城西高校続きで…

横谷杏林(ヨコヤ アンズ)選手(城西大城西スケート部)

SP:Never Enough
FS:Tightrope/The other side

開始早々に言います

笑顔が可愛すぎーーー😍

さむーい、東伏見のリンクで、筆者の心を溶かすほどの🤣、とろける笑顔😄

そんな笑顔にも、沢山の種類があるのがまず一つ横谷選手の凄いところ✨そしてそれを使い分けて、曲調ごとに演じていくのが、横谷選手の最大の魅力✨ファンの心を鷲掴みにする、笑顔の女優さんなのです!

今季はSP・FS共に、映画『グレイテスト・ショーマン』の曲✨SPは決意したエモーショナルな演技を、FSはダンサブルで、キレキレのショーと見事な演じ分け✨どちらも、やっぱり笑顔で踊る姿がすぐに思い浮かびます!笑顔一つも、奥深いなーっと筆者は感じました✨

技術的な観点から一つ言うと、スピンのポジションが独特😮CCoSpのシットフォワードに入るのかな?キャノンボールのポジションで、体を捻るという凄技の持ち主なのです!

今年度は高校2年生✨キラキラ輝く笑顔の演技が来季も楽しみです😍
 

横谷選手は所属は高校ですが、所属クラブは明治神宮外苑FSCです!同じクラブ繋がりで次の選手を紹介しましょう❗

平金桐(ヒラカネ キリ)選手(明治神宮外苑FSC)

SP:Where have you been
FS:Call for you/Wish born

観終わると、カッコいいか、ヤバイかのどっちかしか言葉が出なくなる!!!!

SP・FS共に、平金選手のコーチでもある星野有衣子先生の振付。

SPは昨季からの継続で、会場をコンサートにしてしまう程の、キレキレのダンス!曲が始まる前にサイレン、病院でのあのピッピッとの音を組み合わせて、そして顔上げ!下のリンクにフォトジュニックな写真があるので、ぜひ見てください!
https://www.walkerplus.com/trend/matome/article/166988/

FSは大胆なダンスとは真逆。緻密で、一つ一つ積み上げて作り上げる、一つの壮大で、奥深い味わいの洋画を見ているようなプログラム✨

体を大きく使い、ダイナミックでかつ一つ一つが計算されて美しい身体表現から繰り出される演技が、一級品です✨体が強そうに見える動きをしてかつ、見事な演じ分けを披露する、『アクション女優』✨😍

今年度は高校3年生✨来季はどんな世界を魅せるのか、今か、今かと開演を楽しみにしてる筆者でした!
 

ここまで来ましたら、同じ明治神宮外苑FSCで、同じ先生のあのコンビを紹介しましょう!

松岡あかり(マツオカ アカリ)選手(日出中学・高等学校)

SP:ムーン・リバー
FS:黄昏のワルツ

松岡選手と言えば、あのトルネードLSp🌪️を思い浮かべる方が多いのではと思います!

最後にトドメを刺すように、イリュージョンからサイドウェーズリングの時点で速すぎ!!からの左足を持って、顔の近くに寄せる『ヘアカッター』のポジションで更に速度を上げて、くるくるくるくる何回回っているのか分からなくなるくらい!!スローモーションにしても爆速😵🌀なLSpです!

純白で、甘く心癒してくれる、真珠のようなスケーティングもまた持ち味の一つ✨それが見事にマッチしたFSは、涙が出るほど美しいのです😭

2018年の全中~8月中旬の関東サマートロフィーまで、何回も怪我をし、棄権が続き、8月下旬の東京夏季でようやく戻って、なんとかブロックに間に合いました😭

その背景を知っていたのと、音楽の持つ切なさ、美しさ、雄大さ、スケーティング、エレメンツの美しさ、祈るような気持ちで見つめる2季目のFS(昨季からの継続です)は感動の作品だったのです✨1季目と、2季目は後半のジャンプの得点が変わった影響もあり、配置を大分変えています。どちらも、やっぱ、松岡選手に黄昏のワルツは…良い意味でずるいです😍

4月から高校生となったはずです(おめでとうございます㊗️)また前へ、前へ進んで行こうとする松岡選手の来季の演技が楽しみです😍✨
 
今記事の最後を飾るのは…

住吉りをん(スミヨシ リオン)選手(明治神宮外苑FSC)

SP:ドラマ『エデンの東』より
FS:映画『ブラック・スワン』より

住吉選手の演技は、一つずつ努力して、努力して作り上げた精巧な世界が見えるのです!

今季はJGPシリーズ補欠第1位から第1戦で3位になり、2戦出場して、JGPファイナル補欠3位😮今年の全中は優勝🏆これまで、本当に沢山の涙がありました…😭その度に、さまざまな試行錯誤を重ねて、技術、表現を磨いていき、それが住吉選手を強くし、観客は観終わったあとの感動度を大きくしていったのであります!

3F+3Tに、3F+3Loという高難度コンビネーションジャンプを今季決めたのもそうですね!

SPは平和をテーマにした、可憐で清らかな世界の中に密度の濃い技術を詰め込み、FSは継続プロ。壮大な世界の中に、細かな美しさ、一つ手を出す振付にさえ、様々なトライを積み重ねたような世界観が圧巻😮JGP第6戦で、FSのStSq途中で照明が落ちた中、何事も無く見事に演技をやり遂げたのも、凄かった!!!

4月から高校生!高校入学おめでとうございます㊗️高校生になった住吉選手の演技も、どんな伸びを付け加えて魅せてくれるのか、楽しみです😍
 

あれ、東京Jr.女子って言ったら、世界Jr.に出場したあの選手は??ってなるかと思いますが…都合上この概論シリーズの最終回に登場することにします!その時またお付き合い頂けると嬉しいです🙏

次回は東京編Jr.男子の巻です!

令和最初の公開となるのでしょうか…

お楽しみに!

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