こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第15回『千葉編part2』を始めたいと思います!
本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。
フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!
東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第15回目です!
第9回から関東・東京ブロックエリアの選手を紹介しています!(東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
関東ブロック編第6弾の前回から、2回に分けて千葉県編をお届けしてます!今回はpart2、千葉編ラストですね!千葉県代表として国体等に出場歴のある選手を取り上げます😎
中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。
以下紹介にあたってのルールです⏬
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています
それでは紹介に移りましょう💨
No.70 藤本凜果選手 (フジモト リンカ)
SP Experience(演奏 MARKEYBEE Feat. ルドヴィコ・エイナウディ)
FS アルバム『ポエタ』より
昨年4月に大学に進学しました!
東日本ジュニア選手権、全中とインターハイで千葉県代表として複数回出場歴があります!
藤本選手を一言で表せば、
千葉のTHE魅せるスケーター
だと感じています!
スピンの独創的なポジションと、その最中の手の動きといったスケートのエレメンツでも魅せるし、全ての音にピッタリと合わせて踊る姿でも魅せる選手です!密度が高く、見所が沢山あり、とてもいい意味であっという間に演技が終わっていく演技が最大の魅力です!
SPは昨季から継続して使用してます。その前が映画『マスク』よりのサウンドトラックで、ステップシークエンスから始まって、最初から最後まで元気に踊る!!というイメージからすると、この選曲には驚きでした!そして演技を拝見して、藤本選手は幅広いジャンルを滑りこなせるイメージに変わりました!ゆったりとしたメロディーから、後半にかけて幾重に音が重なり、最後は音が小さくなるという曲の構成です。それに合わせ、盛り上がりを上手く調整し、不思議な世界観を魅せているのが印象的でした!
FSはジュニア時代から3シーズン継続使用していたプログラムです!前半はしなやかに、後半にかけて徐々に盛り上げていき、フラメンコのキレのある踊りに気付いたら見惚れていた!となる演技です!藤本選手の踊りがひたすらカッコいいとなりましたね!
昨季のものでかつSPのみですが、継続のプログラムなので2020年インターハイの公式アーカイブ映像をご覧ください。ついでにSPの曲のMVがアーティスト公式YouTubeチャンネルに上がってますので、参考までにご覧ください↓
SP(予選B)(4:20:35~4:25:50、指定された時間から再生します)
※当時シニアとしてブロック大会に出ていましたが、インターハイはジュニア課題のためそれに合わせてます
SP音源 (出典 ルドヴィコ・エイナウディ 公式Youtubeチャンネル)
細かい所も凝っているプログラムを、来季出来れば現地で拝見したいと願ってます!また楽しみにしてます!
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No.71 加来日菜乃選手 (カク ヒナノ)
SP 映画『美女と野獣』より『How Does a Moment Last Forever』
FS 映画『二人でスローダンスを』より
東日本選手権や、インターハイで決勝(FS)進出を果たし、国体千葉県代表暦のある選手です!
加来選手と言えば、もう
千葉の七色に輝く大女優
のようなスケートが最大の魅力です!!!!!!!
表現の豊かさに釘付けになること間違いなしです!
前のSPであった『ターン・ザ・ビート・アラウンド』(歌 グロリア・エステファン)のように踊りまくったり、前のFSの映画『サンセット大通り』よりのようにドラマチックに演じたりと…どんなプログラムも加来選手のプログラムとして強烈なインパクトを与え続けてます!
今季のSPは、美女と野獣のサウンドトラックからです!女性ボーカルに合わせて、目の前にお花畑が広がるような世界観を魅せてました!FSは、美しさ、しなやかさ、情熱、笑顔、壮大さ、様々なワードが複雑に絡み合って作り上げる世界観に震え上がりました(とても良い意味でです)!
曲ごとに最も合う世界観を外に伝えるのが上手いなと感じてます!
SPだけでも、FSだけでも見るのは良いのですが、ぜひSP・FS両方見てください!七変化する世界観に驚くかと思います!
来季こそは絶対現地で拝見したいと願ってます!
どうかステイヘルシーに、おそらく残り少なくなってる競技生活を送れますように!
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まだ紹介が続きます!
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