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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第19回 東京シニア女子編 part1

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第19回『東京シニア女子編part1』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第19回目です!

第15回までで、神奈川以外の関東ブロックエリアの紹介が終わり、第16回から全6回にわたって、東京ブロックの選手を紹介しています!東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
前回までがジュニアの紹介でした!東京編第4弾の今回から、シニア選手を紹介していきます!対象は、東京都スケート連盟所属の選手(他道県編で紹介してない選手で)です!今回紹介する5人は全員シニア1年目のフレッシュな選手です✨

こういう紹介系の記事が、中には苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは、下にスクロールしていきましょう💨



No.91 本田望結選手 (ホンダ ミユ)

所属 プリンスホテル
SP マイ・ジレンマ(歌 セレーナ・ゴメス & ザ・シーン)
FS 鼓動/道/華(演奏 吉田兄弟/藤原道三/上妻宏光)

4月から高校2年生、青森山田高校に進学し、所属は東京都スケート連盟登録クラブであるプリンスホテルにしています!

女優・タレント、更には歌手と活動しながら、スケートにおいては2017・18年全日本ジュニア選手権出場、全中で3年間決勝(FS)進出等高い実績を誇ってます!!今回はスケーターとしての魅力に絞って話します。

勿論、スケーターとしても魅力がピカイチだと感じてます!!

ダイヤモンドを磨いた輝きを放つような演技

で観る者の記憶に残る滑りをする選手です!!
生来の『華』に、沢山考え、研究して、練習した動きの数々がまばゆいほど光ってます!音の捉え方、俊敏な動き、腕の出し方などなど様々な工夫がつまっていて、観てて思わず惹きつけられるのです!!

SPは恋のもどかしさを、ポップにスタイリッシュに表現し、FSは和モダンな音楽き合わせて踊る姿が印象的です!!
どんな時もストイックに追求し、技を決めるだけでなく、観客を魅了させる演技が本田選手の最大の武器です!!

公式の場でアップされている大会の演技に絞ると、SPのみですが2021年のインターハイでの公式アーカイブ映像がありますので、それをご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選B)(2:56:51~3:01:50、指定された時間から再生します)

※ブロック大会をシニアカテゴリーでエントリーしてますが、インターハイはジュニア課題での実施です

次はどんなプログラムを披露するのか、楽しみにしてます!芸能活動とスケートとの両立が上手くいき、充実した日々を送れるよう祈ってます!!


No.92 馬場はるあ選手 (バンバ ハルア)

所属 早稲田大学
SP Racing Against the Sunset/Dark Night of the Soul(演奏 Philip Wesley)
FS シェヘラザード

4月から大学2年生になりました!
2015年全日本ジュニア選手権出場、2018年インターハイで決勝(FS)進出経験等の実績があります!現在は岡山等を拠点に練習を積み重ねています!

そんな馬場選手は、
独特な世界観
が魅力の選手だと感じてます!!
パワフルでダイナミックな動きの数々と、所作のエレガントさ、しなやかさが絶妙なバランスで両立された滑りが織り成す演技で魅了しています!!

SP・FS共にジュニア時代であった昨季からの継続のプログラムです!!フィリップ・ミルズ先生が振り付けたものです!

SPは聴くからに表現するのが難しそうな曲に挑戦してきました!!ピアノの静かでありながらも、どこか燃え上がるようなメロディーを捉えて表している姿に圧倒されます!!

FSはSPとは雰囲気を変え、美しく可憐で、豪華絢爛な世界観を魅せているのが印象的です!!シニアデビューしたことにより、コレオシークエンスが追加され、ロングスパイラルなど見せ所が増えました✨よりブラッシュアップされていて、もっと見てみたかったなと筆者が個人的に感じてます。

2021年3月に行われた『Waseda on
Ice』で今季SPを披露しているので、そちらをご覧ください↓

Waseda on Ice演技動画(出典 Waseda on Ice Youtubeチャンネル)
(1:15:48~1:19:00、指定された時間から再生します)

どうかステイヘルシーに、また次はどんなプログラムを披露するのか楽しみにしてます!

次のページに紹介が続きます💨

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フィギュアスケート観戦

Lenaが選ぶ❗ 2019-20シーズンベストプログラム論 東日本 SP編

GW明けでも、まだまだ私は家に居ながら、ボチボチとブログ書いています!

っというわけで…Lenaが選ぶ❗2019-20シーズンベストプログラム論第4弾⤴️

前々回の東北北海道ブロック編、前回は関東ブロック編ときて、いよいよ東日本編❗本当は全部書こうかと思いましたが…めっちゃ多いっ!!っというわけで、今回はSP編です❗

上記のブロックと、東京ブロックを勝ち上がった選手が集い、ここでジュニアとシニア、それぞれの全日本進出が決まります!

沢山のドラマが生まれる舞台。
筆者としては好きな大会でありますが、ある程度は覚悟して行く大会です…

このシリーズ恒例❗いくつか注意すべきことを…

・筆者が現地で観た、あるいはライブストリーミングで観たものから選びます。
・全ての試合を現地やライストで観れた訳ではありません。結構偏りがあるのはご容赦願います。
・筆者が悩みに悩んで、この時の、この演技が特に印象的だったものを選んでいますが、だからと言って他の選手の演技が…っということは全くありません。いつも素敵な演技を披露していただきありがとうございます。
・今回都合上、一部氏名を敬称略とさせて頂きます。
・所属等のデータは大会時点のものです。
・プログラム名・振付師名は大会パンフレットを参考にしてます。

それでは早速行きましょう💨

 

第45回 フィギュアスケート選手権大会
第36回東日本フィギュアスケートジュニア選手権大会

 

通称:東日本
期日:2019年10月24日~27日
会場:軽井沢風越公園アイスアリーナ(長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1157-6)

まず軽井沢の町自体に驚かされましたね。
軽井沢駅で標高700mほど😲会場は更に山を登っていった所にあります。標高900m前後だったかと思います😲

あと、景観条例により、建物の高さが制限されていて空がとても大きく見えたり…そうそう、街灯少ないですし、あとコンビニの営業が6時~23時まででしたので、買い出しの際は気をつけて!

会場については次回書くことにして、本題に入りましょうか!

 

シニア女子SP

望月美玖(モチヅキミク) 日本大学

SP:リバーダンス
振付:岩本英嗣

久々に東日本出場となりました!

冒頭の3F+2Tの高さにどよめき!
続く3Tも綺麗に決まった✨

高いジャンプがバシッと決まって、プログラムが引き締まった❗

観客に演技に注目させるような、程よい緊張感が流れる。動きのキレの良さ、滑りのスピードとスムーズさがとっても印象的✨

途中のピョンピョンとした動きでキュートさを加えて…

森の中のように、凜とした雰囲気で会場に包まれました✨

切れ味の鋭さに、カッコいいと感じ、またとても気持ちよかった演技でした✨

松原星(マツバラアカリ) 明治大学

SP:Once Upon A December
振付:杉浦幸江

昨季から継続のSP。

東京夏季フィギュアは棄権し、東京ブロックは行けなかったので、今季初めて演技を拝見した。

曲はアニメ映画『アナスタシア』の劇中歌。
一度聞いたら、一生記憶の片隅に残るような不思議でノスタルジックな曲🎄

万華鏡のような煌めきを放つ演技に魅せられていたので、継続はとっても嬉しかった😄

冒頭の3Lzは転倒。

そのあとのスピン2つは、相変わらずっというか、前から凄かったが、よりしっかりとした軸を作ってグルグルっと回転速度の速い美スピンを決めた✨

そこから2A、昨季はハイキックしてから2Aを飛んで、着氷後キャッチフットスパイラルを実施していたがそれが無くなっていた。その他振付ちょくちょく変わっていたかな?
2Aのあとの謎の入りからの3S+3Tは綺麗に決まった✨

美しくも儚い。そして、とても不思議な世界観。オルゴールの箱の中にいるかのような雰囲気漂う。

懸命に演じていて、すっと心に何かが染み込んで、涙が出てくるような…

心にずっと引っ掛かり続ける、そんな演技でした✨

藤本梨乃(フジモトリノ)

SP:マイ・ウェイ
振付:岩本英嗣

当時大学3年生っていうことを考えると、この選曲は泣けてくる選曲…😭

引退のシーズンへと向かっていくなと感じさせます。

オーケストラ版の綺麗なバージョン。

曲が掛かってからずっと、美しいメロディーに合わせ、エアリーで、清らかなスケーティングで魅せてくれる。

両肩に付いたフリンジが、ヒラヒラとなびいていく姿でさえ美しい。

曲の盛り上がるところで、膝・足首を巧みに活かして踏み分けるステップシークエンス(StSq)に圧巻✨エモーショナルさも感じました。

全ての要素でほぼノーミス✨GOEで加点が付きそうな出来。

最後まで流れに乗っていて、クリアで気持ちいい演技でした✨✨

河西萌音(カワニシモネ) 山梨学院大学

SP:Jeepers Creepers 2.0
振付:岩本英嗣

河西選手ももう大学4年生…😭

全日本に出場経験もあり、最後にもう一度と思って挑んだ大会だったかと思います。

昨季から継続のSP。ニッキー・ヤノフスキーが歌っている曲。

冒頭の3Lo+2T綺麗に決まった✨

ノリノリな曲に合わせ、良く伸びるスケーティング。透明感あって、綺麗な滑り✨

美しいポジションでかつ、回転速度の速いスピンに…

何よりも、

大人可愛い😍

女性ボーカルに合わせて、ふふっと笑いかけ、上品に可愛さをアピールしていく😍

『ジーパーズ クリーパーズ』

この歌詞もまた耳に付く!

最後に持ってきたステップシークエンス(StSq)。音に合わせて、滑らかに踏んでいきながら、とことんアピールしていく。そして、投げキッスしてフィニッシュ💕

可愛い😍
可愛いの感想の後で、後半3Tの着氷が乱れたが、気合いで降りたっと言うところに、最後なんだな。最後にもう一度あの大きな舞台へと意気込んでいたのかなっと思わずホロリ😢

華やかで自分を表現していくのが上手い✨最後に、もう一度その瞬間を見れて嬉しかったです😭

佐藤伊吹(サトウイブキ) 明治大学

SP:Take Five for Else
振付:横谷花絵

昨季からの継続のプログラム。

TSUKEMENによる、『Take Five』と、『エリーゼのために』を掛け合わせた曲。

冒頭は3S+3T。昨季は3Lo+3Tだった所を、今季はこのコンビネーションジャンプで挑んでいる。続いて3F、軽やかにさらりっと降りた✨

フライングキャメルスピン(FCSp)の最後の、キャメルチャッチフットのフリーレッグの位置といい、足の持ち方がとっても独特✨

作曲者に、作曲された年代に、ジャンルすら違い、何一つ共通点の無い2つの曲。その2曲が出会い、ピアノと、ヴァイオリンの調べに乗せると、本来なら持っていなかった、どこか懐かしい雰囲気の曲になるのがとても不思議。

佐藤選手は、そんな曲に対して、お洒落に滑りこなしていく。

最後までさらりっと!その中に、キレとスピード、そして自信を増した滑りがとても印象的でした✨

 

ジュニア女子SP

平金桐(ヒラカネキリ) 明治神宮外苑FSC

SP:Suvivor
振付:星野有衣子

今季新しくしたSP。前のSP『Where have you been』と同じようなダンサブルでカッコいい系。今回は、強い女性というのがより見えるプログラムに心射抜かれました😍

曲は、映画『トゥームレイダー』より1曲。アリーナ・ザギトワ選手がEXで使用したものと同じ音源である。

まず、冒頭の振付!

ポニーテールがバサッと広がる所からカッコ良すぎ😍これもPCSに加えて欲しいと願うと思ちゃいますね😁
この瞬間をカメラで捉えたら、またフォトジュニックな、一つの芸術的な写真が出来上がりそう❗

冒頭の3T+3Tのファーストジャンプの高さに驚く😲続く3Loを降りたあと、

『I’m a Suvivor』

って歌詞が流れてカッケー😍

速いビートに合わせたステップシークエンス(StSq)。音に合わせ正確に刻み込みながらも、体の動きが複雑!そしてシームレス!

キャッチフットスパイラルをしてからの2Aも綺麗に決まった✨

軸がしっかりしていて、回転速度の速いスピンを2つ続けてフィニッシュ!

きゃー!桐ちゃんカッコいいーーー!!

完全に心持っていかれましたね❗

軽井沢のリンクがコンサート会場かっと思うくらいの演技✨

今日も女優でダンサーのような演技の平金選手に虜になりました😍

柚木心結(ユノキミユ) 帯広FSC

SP:シルク・ドゥ・ソレイユの演目『キュリオス』より
振付:田守由英

ジュニアデビューシーズン。東北・北海道ブロックでは、SPで出遅れてから巻き返して掴んだ東日本✨

白の長袖ワンピースに、黒で渦巻き模様、頭の頂点でお団子を結び、チェーンのように巻かれた髪飾りっというように、衣装、ヘアスタイルから非常に凝っている✨

曲はシルク・ドゥ・ソレイユの演目の一つ『キュリオス』より。前半は『11h11』、後半は『Bella Donna Twist』。

曲が掛かり、蒸気音に合わせて両腕でチクチク時計を表現する振付にまた目を惹く😍
蒸気機関車が今にも出発しそう❗

女性の声が聞こえてからの、大きな3T+2Tが綺麗に決まった✨
次のループジャンプは2回転に抑えて、確実に(SAPPORO CUPでは3Loに挑戦していた)✨

足替えコンビネーションスピン(CCoSp)の回転速度もめっちゃ速い❗I字ポジションで、片手を離した見事な技を披露✨音に合わせて首をグルンと回したり、ニコニコ笑顔が可愛い😍後半の2Aを決め、またもや回転速度の速いレイバックスピン綺麗✨

曲が切り替わって、ピョンピョン跳び跳ねる振付から始まるStSqがもう可愛いの極み😍跳びはねてる時の高さが物凄い❗躍動感で目を奪われてからの、ストップモーションでのジャッジアピールで完全にノックアウト😍

もう可愛い!!一度観たら絶対忘れられない!個性的でインパクトの大きいプログラム✨

最後までスムーズで、勢いと流れに乗った演技✨

得点は45.01。構成を考えたら、かなりいい点が出た✨

最後に一つ叫ばせてください。

心結ちゃんワールドサイコーーー❗

 

次のページはシニア男子と、ジュニア男子SPのベストプログラムを書いています💨


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東日本フィギュアスケート概論2019

東日本フィギュアスケート概論 第12回 東京編Jr.女子の巻

こんにちは!

沢山の人にこの東日本概論シリーズを読んで頂き、ありがとうございます!
これまでの一覧は以下のURLに!
https://lenaatskatekogi.com/higashigairon-higashitokko-2019-list/2019/05/29/
今回から4回に分けて東京編の授業をしていきます!
今日はJr.女子の巻!
★が付いている選手は5月3日~5日に埼玉県上尾市の『埼玉アイスアリーナ』で行われる『サイニチホールディングス杯』に出場します!サイニチへの予習にもなれたら幸いです!
さて、いつものお約束!
苦手な方はくるりっ!とお願いします!

 

まず、最初は…

藤本凜果(フジモト リンカ)選手(青梅フィギュア)★

SP:映画『マスク』より
FS:ポエタ

千葉県の高校に通い、武田奈也先生に師事しています!SP・FS共に振付も武田先生✨✨

StSqで、超ノリノリで、キュートな笑顔に多彩なポーズでエンターテイナーな演技を観たあとに、FSを観ると……大人で、徐々に沸き上がって、最後は炎のように燃えていく演技と、その違いが凄すぎます✨✨

CCoSpでシットポジションから足替え無しでキャッチフットに持ち込むのを含めた、(誉めてる)変態で美麗スピン✨✨やっぱ、StSqの激しく、華麗な舞いっぷりは、藤本選手のどのプログラムも一番の見所✨👀大人な曲でもスケーティングが明るい雰囲気を纏っているのが魅力です!!!

今年度は高校3年生!サイニチ杯でシニアデビューとなります!(筆者は観に行けませんが)どんな演技なのか、楽しみです😍レポート待機してますか!
 

続きましては…

依田茉里紗(ヨダ マリサ)選手(城西大城西スケート部)

SP:映画『ラ・ラ・ランド』より
FS:レイエンダ

ターボが足に付いているかのような、力強く、爆走スケーティングから、高いジャンプに、更に更に体を大きく使って、とことんアピールする演技でファンを魅了している依田選手✨

昨季から持ち越しのSPは、冒頭の足をトントンとする振付が思わず真似したくなります🤣

FSは、妖艶さもあるカッコ良さ、エネルギッシュで、歯切れが良い演技😍最後から2番目のStSqは、手拍子を送りたいって思わせちゃうくらいの爽快な演技です✨

大きな可能性に、パワフルな曲を自在に操り、依田選手の動きに曲がついてくるような表現がクセになりますねー✨

今年度は高校3年生!!!曲名の確認とかしてパンフレットを見てたら、なんと5/3で18歳になるとのことです!少し早いのですが、お誕生日おめでとうございます㊗️来季もスカッとするような演技が楽しみです😍
 

城西大城西高校続きで…

横谷杏林(ヨコヤ アンズ)選手(城西大城西スケート部)

SP:Never Enough
FS:Tightrope/The other side

開始早々に言います

笑顔が可愛すぎーーー😍

さむーい、東伏見のリンクで、筆者の心を溶かすほどの🤣、とろける笑顔😄

そんな笑顔にも、沢山の種類があるのがまず一つ横谷選手の凄いところ✨そしてそれを使い分けて、曲調ごとに演じていくのが、横谷選手の最大の魅力✨ファンの心を鷲掴みにする、笑顔の女優さんなのです!

今季はSP・FS共に、映画『グレイテスト・ショーマン』の曲✨SPは決意したエモーショナルな演技を、FSはダンサブルで、キレキレのショーと見事な演じ分け✨どちらも、やっぱり笑顔で踊る姿がすぐに思い浮かびます!笑顔一つも、奥深いなーっと筆者は感じました✨

技術的な観点から一つ言うと、スピンのポジションが独特😮CCoSpのシットフォワードに入るのかな?キャノンボールのポジションで、体を捻るという凄技の持ち主なのです!

今年度は高校2年生✨キラキラ輝く笑顔の演技が来季も楽しみです😍
 

横谷選手は所属は高校ですが、所属クラブは明治神宮外苑FSCです!同じクラブ繋がりで次の選手を紹介しましょう❗

平金桐(ヒラカネ キリ)選手(明治神宮外苑FSC)

SP:Where have you been
FS:Call for you/Wish born

観終わると、カッコいいか、ヤバイかのどっちかしか言葉が出なくなる!!!!

SP・FS共に、平金選手のコーチでもある星野有衣子先生の振付。

SPは昨季からの継続で、会場をコンサートにしてしまう程の、キレキレのダンス!曲が始まる前にサイレン、病院でのあのピッピッとの音を組み合わせて、そして顔上げ!下のリンクにフォトジュニックな写真があるので、ぜひ見てください!
https://www.walkerplus.com/trend/matome/article/166988/

FSは大胆なダンスとは真逆。緻密で、一つ一つ積み上げて作り上げる、一つの壮大で、奥深い味わいの洋画を見ているようなプログラム✨

体を大きく使い、ダイナミックでかつ一つ一つが計算されて美しい身体表現から繰り出される演技が、一級品です✨体が強そうに見える動きをしてかつ、見事な演じ分けを披露する、『アクション女優』✨😍

今年度は高校3年生✨来季はどんな世界を魅せるのか、今か、今かと開演を楽しみにしてる筆者でした!
 

ここまで来ましたら、同じ明治神宮外苑FSCで、同じ先生のあのコンビを紹介しましょう!

松岡あかり(マツオカ アカリ)選手(日出中学・高等学校)

SP:ムーン・リバー
FS:黄昏のワルツ

松岡選手と言えば、あのトルネードLSp🌪️を思い浮かべる方が多いのではと思います!

最後にトドメを刺すように、イリュージョンからサイドウェーズリングの時点で速すぎ!!からの左足を持って、顔の近くに寄せる『ヘアカッター』のポジションで更に速度を上げて、くるくるくるくる何回回っているのか分からなくなるくらい!!スローモーションにしても爆速😵🌀なLSpです!

純白で、甘く心癒してくれる、真珠のようなスケーティングもまた持ち味の一つ✨それが見事にマッチしたFSは、涙が出るほど美しいのです😭

2018年の全中~8月中旬の関東サマートロフィーまで、何回も怪我をし、棄権が続き、8月下旬の東京夏季でようやく戻って、なんとかブロックに間に合いました😭

その背景を知っていたのと、音楽の持つ切なさ、美しさ、雄大さ、スケーティング、エレメンツの美しさ、祈るような気持ちで見つめる2季目のFS(昨季からの継続です)は感動の作品だったのです✨1季目と、2季目は後半のジャンプの得点が変わった影響もあり、配置を大分変えています。どちらも、やっぱ、松岡選手に黄昏のワルツは…良い意味でずるいです😍

4月から高校生となったはずです(おめでとうございます㊗️)また前へ、前へ進んで行こうとする松岡選手の来季の演技が楽しみです😍✨
 
今記事の最後を飾るのは…

住吉りをん(スミヨシ リオン)選手(明治神宮外苑FSC)

SP:ドラマ『エデンの東』より
FS:映画『ブラック・スワン』より

住吉選手の演技は、一つずつ努力して、努力して作り上げた精巧な世界が見えるのです!

今季はJGPシリーズ補欠第1位から第1戦で3位になり、2戦出場して、JGPファイナル補欠3位😮今年の全中は優勝🏆これまで、本当に沢山の涙がありました…😭その度に、さまざまな試行錯誤を重ねて、技術、表現を磨いていき、それが住吉選手を強くし、観客は観終わったあとの感動度を大きくしていったのであります!

3F+3Tに、3F+3Loという高難度コンビネーションジャンプを今季決めたのもそうですね!

SPは平和をテーマにした、可憐で清らかな世界の中に密度の濃い技術を詰め込み、FSは継続プロ。壮大な世界の中に、細かな美しさ、一つ手を出す振付にさえ、様々なトライを積み重ねたような世界観が圧巻😮JGP第6戦で、FSのStSq途中で照明が落ちた中、何事も無く見事に演技をやり遂げたのも、凄かった!!!

4月から高校生!高校入学おめでとうございます㊗️高校生になった住吉選手の演技も、どんな伸びを付け加えて魅せてくれるのか、楽しみです😍
 

あれ、東京Jr.女子って言ったら、世界Jr.に出場したあの選手は??ってなるかと思いますが…都合上この概論シリーズの最終回に登場することにします!その時またお付き合い頂けると嬉しいです🙏

次回は東京編Jr.男子の巻です!

令和最初の公開となるのでしょうか…

お楽しみに!