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東日本フィギュアスケート概論2021

【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論 第14回 千葉編part1

こんにちは、大学院修士課程を修了して社会人になりました!フィギュアスケートファンのLenaです!早速、東日本フィギュアスケート概論の第14回『千葉編part1』を始めたいと思います!

本題に入る前に、『東日本フィギュアスケート概論』シリーズの概要や注意事項を書いておきます(何度も読んでいる方は読み飛ばして、選手紹介に進んでください)。

フィギュアスケートにおいて、北海道・東北・関東・甲信越地方の全17都道県が『東日本』と括られ、予選が行われています。
よく西高東低と言われ、『西日本』に所属する近畿や愛知が有名な選手が多く、皆さんよく知っているという傾向がありますが…だが東日本にも、世間から見たら無名と言われても、魅力ある選手が沢山います!

東日本を中心に地方大会にも足を運び、いつも見てきた選手の魅力を一人でも多く知って欲しい!また今季は、コロナ禍で無観客等で辛い思いを経験した選手へ、微力ながらもエールを送りたい!という思いが強くなり、大学の講義風に選手を紹介するシリーズ『【2021年版】 東日本フィギュアスケート概論』をスタートさせ、今回はシリーズの第14回目です!

第9回から関東・東京ブロックエリアの選手を紹介しています!(東北・北海道ブロックエリアでの紹介および、これまでの記事一覧はこちらから)
前回までの2回にわたって埼玉県編をお届けしました!関東ブロック編第6弾の今回から、2回に分けて千葉県編をお届けします!part1では、3月時点で千葉県スケート連盟に所属していた、あるいは千葉県代表として出場歴のある選手を取り上げます😎

中にはこういう紹介系は苦手な方がいるかと思います。その場合はこの先読まないことをおすすめします。読みたい方だけ、お付き合い頂ければ幸いです。

以下紹介にあたってのルールです⏬

※2020-21シーズンでもって引退するのがはっきりとした形で公表されてる選手は紹介の対象としません
※今シリーズで実名で紹介するのは、4月から中学生以上かつ、2021-22シーズンのジュニア以上の選手とします
※所属クラブ・プログラム等のデータは2021年3月時点で明確に把握しているのものです。また4月からの所属先が進学によって変更になる可能性がある選手は『?』を、変更が明らかになっている場合はそれも併記します
※プログラム名は特記無きものはフジテレビスケートから発表された情報を基に、筆者が選手の演技を見て独自に調査を行った結果を掲載しています

それでは紹介に移りましょう💨




No.66 周藤集選手 (ストウ ツドイ)

所属 アクアリンクちばSC
SP Diga Diga Doo(歌 Big Bad Vodoo Daddy)
FS eye(演奏 coba)

4月から中学3年生になりました!今季がジュニアデビューでしたが、2020年全日本ジュニア選手権に初出場を果たしました!

千葉のダンス王子
と称したいほどの、踊りのセンスが抜群に良い選手です!

SPは、テンポが速く歯切れの良いメロディーに合わせて、お洒落に踊るプログラムです!勿論、スケートとしてしっかり滑りながら踊っています!一度聞いたら耳に残るような曲です!
音源は、アーティストの公式YouTubeチャンネルにMVが上がってますので、参考までにご覧ください↓

出典:Big Bad Vodoo Daddy 公式YouTubeチャンネル

FSはノービスA時代からの継続で、ジュニア課題に合わせて曲を伸ばす等しています。ここでも、技と技との繋ぎで持ち前の踊りが光ってます!リズム感、体の動きとキレが曲とバッチリ合い、ファンを魅了していました!腕を伸ばすところ一つとっても、腕だけでなく、胸と肩をしっかり連動させているので尚更リズム感良く見えると考えてます!

あとですね、周藤選手と言えば衣装のデザインの斬新さも見所です!ノービス時代のeyeでは、軍服風に、片方の袖にフリンジが付いている衣装を披露し、筆者は大変驚きました!

来季どんなプログラムと衣装を披露するのか、とても楽しみにしてます!


No.67 三枝知香子選手 (サイグサ チカコ)

所属 アクアリンクちばSC
SP ミュージカル・映画『レ・ミゼラブル』より
FS 映画『ライフ・イズ・ビューティフル』より

4月から高校3年生になりました!来季もジュニアでしたら、ジュニアラストシーズンになります!
3年連続で東日本ジュニア選手権と国体に出場し、2年連続でインターハイ決勝(FS)進出を果たすなど結果をコンスタントに残してます!

そんな三枝選手は、
千葉のポテンシャル
と筆者が勝手に思うほど、スケートの技術と、表現の仕方その両方で大きな力を秘めてると感じています!

ジャンプが大きくて力強く、決まると綺麗なところに加え、更に空中姿勢で片手を上げる『タノジャンプ』を多く取り入れて決めています。今季FSではトリプルルッツやトリプルフリップを構成に入れて、果敢に挑戦しています!

SPは昨季からの継続のプログラム、FSは3季継続して使用したプログラムでした。シーズンごとに、スケールが大きく、意思がはっきりとし、様々な場面が見える演技に仕上がってきています!腕の動き、目線の使い方、表情などを工夫し、ドラマチックに魅せる演技がどんどん進化し、自分のものにしてるなと感じました!

それでは、2021年インターハイの公式アーカイブ映像をご覧ください↓

出典:インハイTV YouTubeチャンネル
SP(予選C)(2:45:27~2:50:00、指定された時間から再生します)

FS(2:06:46~2:13:35、指定された時間から再生します)

来季は受験シーズンとなります。三枝選手のペースで練習を積み重ね、また、願わくは現地で演技する時を楽しみにしてます!

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